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誘拐犯の不思議



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【この小説が収録されている参考書籍】
誘拐犯の不思議
誘拐犯の不思議 (光文社文庫)

誘拐犯の不思議の評価: 3.10/5点 レビュー 10件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.10pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全3件 1~3 1/1ページ
No.3:
(2pt)

ちょっと残念な作品

冒頭、心霊写真家が登場するので、けっこう期待して読んだ。
「智天使〜」の再読に引き続いてだったということもあったしね。
でも、これはいまひとつだった。

「智天使〜」には妙な熱がこもっていた。
たぶん、某作に対する著者なりの考えが、まさに怨念のようにこめられていたんだろう。
しかし、本作はまったく凡作の、ごく普通レベルのミステリだった。
しかもトリックはみえみえだしね。

この「〜不思議」シリーズは、著者の蘭子シリーズがかなり寡作になった今、著者の本格ミステリの本筋だと思う。
たぶん、「〜マジック」シリーズよりも本格度が高いものにするつもりだったんじゃないかな。
しかし、どうも最近の著者の作品は、どっちのシリーズもいまひとつの本格度だ。
本格ミステリとしては、ロジックの密度が低いのと、著者にしては謎が弱い。

もっとも、最近の蘭子物はもう本格ミステリじゃなくなっているし、著者も少々劣化が始まっているのかもしれない。
クリスティを例外として、どうしても本格ミステリの作家は、年をとると本格度が劣化してしまう。
クイーンもカーも、高木彬光や島田荘司だってそうだ。
しかし、まだまだ著者は老け込む年齢ではない。
サトル物で、もっと本格度の高い、密度の高いロジックの作品を書けるはずだ。
本作は残念だったが、がんばってほしい。
誘拐犯の不思議 (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:誘拐犯の不思議 (光文社文庫)より
4334765211
No.2:
(1pt)

犯人探しが中途半端過ぎて拍子抜けした作品

トリックは凝ろうとしているも、犯人探しが中途半端過ぎて(後半2/3程度で唐突にわかる印象)、小説としては面白くないと言わざるを得ないような作品。折角のトリックも犯人の心情や動機からも説得性はなく、水乃サトルシリーズであるのに彼の魅力も描かれず小説としての構成に疑問を感じ、悪い意味での突飛性しか感じませんでした。
誘拐犯の不思議 (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:誘拐犯の不思議 (光文社文庫)より
4334765211
No.1:
(1pt)

犯人探しが中途半端過ぎて拍子抜けした作品

トリックは凝ろうとしているも、犯人探しが中途半端過ぎて(後半2/3程度で唐突にわかる印象)、小説としては面白くないと言わざるを得ないような作品。折角のトリックも犯人の心情や動機からも説得性はなく、水乃サトルシリーズであるのに彼の魅力も描かれず小説としての構成に疑問を感じ、悪い意味での突飛性しか感じませんでした。
誘拐犯の不思議Amazon書評・レビュー:誘拐犯の不思議より
4334927211

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