■スポンサードリンク
銃とチョコレート
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
銃とチョコレートの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.90pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全91件 41~60 3/5ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ホラー作家でもあり、かたや「切なさの達人」などと呼ばれる、乙一先生ですが、今回のテーマは冒険です! これまで、乙一先生の作品はすべて読ませていただきました。 そのなかでも本書はいままでの世界観と一味も二味も違うと思います。 たしかに文体とか作品全体に漂う雰囲気などは乙一先生を感じさせてくれるのですが、 冒険モノというストーリーだけではなく、登場人物たちの性格もずいぶんと作風が変わったなぁと感じました。 とくに、ここに出てくるキャラクターたちはみな腹黒い。 ここまで陰湿なキャラクターたちは、かつての乙一作品で、あまり例を見ないでしょう。 初の冒険モノということで、この作品は乙一先生の新天地なのかなぁと評価できるのですが、暴力シーンなどもあり、 児童書としてはどうかなと首をかしげてしまうところです。 物語は軽いミステリータッチで楽しめました。 相変わらず、伏線を引くのがうまいなぁと感心させられます。 ただ、狐と狸の化かしあいのようなキャラクターたちにどうしても馴染めず、評価は★3つにさせていただきました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
児童書?として書かれた為か、子供に理解してもらえるような表記になっているからなのか、馴染めませんでした。せっかくの乙一作品のなのに残念です。 せつなさとか、悲哀とかが無いし、かといって暴力シーンは、子供向けでは無い、いったいこの本の対象は子供なのか大人なのか?絞りきれないままのような気がします。 ひらがな表記でも実は・・・ぐらいの毒が欲しかった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
児童書?として書かれた為か、子供に理解してもらえるような表記になっているからなのか、馴染めませんでした。せっかくの乙一作品のなのに残念です。 せつなさとか、悲哀とかが無いし、かといって暴力シーンは、子供向けでは無い、いったいこの本の対象は子供なのか大人なのか?絞りきれないままのような気がします。 ひらがな表記でも実は・・・ぐらいの毒が欲しかった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
主人公のリンツは富豪から次々と盗難を繰り返す怪盗ゴディバを追いかける 名探偵ロイズに憧れている。ある日父が生前買ってくれいた古い聖書の中から ゴディバに関係のある地図が見つかる・・・ 講談社ミステリーランドの本。図書館で借りて読んだ・・・何十年ぶりだろうか? 読みやすく,暴力描写等が子ども向けでは?と言う意見もあるだろうが,私は さして問題ないと感じるし,ミステリーとしても秀逸であると考える。子どもが 本の面白さに目覚めると言う点に関しては自分の子どもにも読ませてあげたいと 感じる。このミステリーランドシリーズはその他も作者がすごいんだよな。 是非読みたい人が本がズラリ!大人の私が集めたいと真剣に思う反面, 値段が高い・・・責めて1000円前半,欲を言えば装丁を,サイズをダウンして 1000円切ってくれたらと切に感じる感じる今日この頃・・・ で,図書館から借りて読む形となったのである。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
主人公のリンツは富豪から次々と盗難を繰り返す怪盗ゴディバを追いかける 名探偵ロイズに憧れている。ある日父が生前買ってくれいた古い聖書の中から ゴディバに関係のある地図が見つかる・・・ 講談社ミステリーランドの本。図書館で借りて読んだ・・・何十年ぶりだろうか? 読みやすく,暴力描写等が子ども向けでは?と言う意見もあるだろうが,私は さして問題ないと感じるし,ミステリーとしても秀逸であると考える。子どもが 本の面白さに目覚めると言う点に関しては自分の子どもにも読ませてあげたいと 感じる。このミステリーランドシリーズはその他も作者がすごいんだよな。 是非読みたい人が本がズラリ!大人の私が集めたいと真剣に思う反面, 値段が高い・・・責めて1000円前半,欲を言えば装丁を,サイズをダウンして 1000円切ってくれたらと切に感じる感じる今日この頃・・・ で,図書館から借りて読む形となったのである。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
一応児童書なんですが。平仮名の多い割に、妙なところ漢字なのが読んでて乙一らしさを感じます。 児童書として良いところは、主人公の感情が率直に表れる表現が多いので、子供は感情移入出来るんじゃないかな、という事。 大人は大人で、童心に返る事が出来るんじゃないかなぁ、と思います。 ただ、乙一ファンとして他の作品を見ている側の意見としては、『乙一らしさ』はいまいち。彼らしい切なさとか、そういう所がなかったのは悲しかったな。 それでもやっぱり面白かった。ということで、星は一応四つ。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
一応児童書なんですが。平仮名の多い割に、妙なところ漢字なのが読んでて乙一らしさを感じます。 児童書として良いところは、主人公の感情が率直に表れる表現が多いので、子供は感情移入出来るんじゃないかな、という事。 大人は大人で、童心に返る事が出来るんじゃないかなぁ、と思います。 ただ、乙一ファンとして他の作品を見ている側の意見としては、『乙一らしさ』はいまいち。彼らしい切なさとか、そういう所がなかったのは悲しかったな。 それでもやっぱり面白かった。ということで、星は一応四つ。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
児童書にしては内容がすごい!正義は正義のまま終わらない。生きるためには 何でもあり!?作者の読み手へのメッセージはものすごいインパクトだ。これって 本当に児童書なの?と思ってしまう。だが、作者らしいよさが出ていたと思う。 既存の児童書にありがちな結末に持っていかないところは、斬新なものさえ感じる。 世の中は厳しいんだ。だから自分の手で何とかしなきゃならないことがたくさんある。 読んだ人はきっとそう思うだろう。大人でも充分楽しめる作品だった。親子で同じ 本を読むのも、いいのではないだろうか。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
児童書にしては内容がすごい!正義は正義のまま終わらない。生きるためには 何でもあり!?作者の読み手へのメッセージはものすごいインパクトだ。これって 本当に児童書なの?と思ってしまう。だが、作者らしいよさが出ていたと思う。 既存の児童書にありがちな結末に持っていかないところは、斬新なものさえ感じる。 世の中は厳しいんだ。だから自分の手で何とかしなきゃならないことがたくさんある。 読んだ人はきっとそう思うだろう。大人でも充分楽しめる作品だった。親子で同じ 本を読むのも、いいのではないだろうか。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
講談社のミステリーランドの配本ということで、 当然のことながら字が大きく、漢字が少ない。 仕方がないけど、この点では大人には読みにくい。 何よりも「正義は正義、悪は悪」じゃないところが良かった。 正義だって時と場合によっては悪になりうる。 人を助けるために、悪にならなきゃいけない時もある。 正攻法だけじゃなく、 そんなイレギュラーなこともあるということを 子供たちには知ってもらわなくてはならない。 いかにも乙一らしいメッセージですね(笑) 子供に読ませるには血や暴力の場面が多く感じたけど、 これも乙一だから仕方ない。 他の人が書いたのなら星は4つ付けます。 でも、乙一だからもっと斬新な展開を期待していたことも事実です。 だからこそ犯人が予想できてしまったことに残念でした。 あえて星は3つにとどめます。 装丁もイラストもどこかブラックな大人な雰囲気。 甘いけどちょっと苦味も効いた ビターな味わいのチョコレートみたいな本でした。 この本にはチョコレートを食べることに特別な幸せを感じ、 それがまるで自分の冒険のように 本の中での冒険に心からワクワクできた子供時代に出会いたかったな。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
講談社のミステリーランドの配本ということで、 当然のことながら字が大きく、漢字が少ない。 仕方がないけど、この点では大人には読みにくい。 何よりも「正義は正義、悪は悪」じゃないところが良かった。 正義だって時と場合によっては悪になりうる。 人を助けるために、悪にならなきゃいけない時もある。 正攻法だけじゃなく、 そんなイレギュラーなこともあるということを 子供たちには知ってもらわなくてはならない。 いかにも乙一らしいメッセージですね(笑) 子供に読ませるには血や暴力の場面が多く感じたけど、 これも乙一だから仕方ない。 他の人が書いたのなら星は4つ付けます。 でも、乙一だからもっと斬新な展開を期待していたことも事実です。 だからこそ犯人が予想できてしまったことに残念でした。 あえて星は3つにとどめます。 装丁もイラストもどこかブラックな大人な雰囲気。 甘いけどちょっと苦味も効いた ビターな味わいのチョコレートみたいな本でした。 この本にはチョコレートを食べることに特別な幸せを感じ、 それがまるで自分の冒険のように 本の中での冒険に心からワクワクできた子供時代に出会いたかったな。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
児童書と言うこともあり、ひらがなが多く読みにくいかと思いきや、一時間ほどでスラスラ読めてしまいました。 今までの作品とはまた違ったものですが、乙一さんらしさが出ていてどんでん返しの末納得の結末☆ とても面白かったです。 探偵と怪盗の話なので、息子が出来たら読んであげたい本になりました! きっと続きが気になって早く読んで!と、せがまれるんじゃないでしょうか?(笑) | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
児童書と言うこともあり、ひらがなが多く読みにくいかと思いきや、一時間ほどでスラスラ読めてしまいました。今までの作品とはまた違ったものですが、乙一さんらしさが出ていてどんでん返しの末納得の結末☆とても面白かったです。探偵と怪盗の話なので、息子が出来たら読んであげたい本になりました!きっと続きが気になって早く読んで!と、せがまれるんじゃないでしょうか?(笑) | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
この作品はひらがなが多くて、単語と単語のくぎりがわかりにくかったです! 児童書なので、ひらがなが多いのは仕方がないと思いました。 けれど案外簡単な単語をひらがなにして、難しい単語を漢字にしていて…これにも何かひっかけが?!とも思いました。 けれど、やはり乙一の作品らしくて、騙しやひっかけがあって、またまたそれにひっかかってしまった自分が悔しいです! 他の乙一の作品のように様々な人間が描かれていて、読んでいて面白かったです。 乙一の「くつしたをかくせ」とはまた違っていて、けれどやはり乙一らしい作品です! | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
この作品はひらがなが多くて、単語と単語のくぎりがわかりにくかったです! 児童書なので、ひらがなが多いのは仕方がないと思いました。 けれど案外簡単な単語をひらがなにして、難しい単語を漢字にしていて…これにも何かひっかけが?!とも思いました。 けれど、やはり乙一の作品らしくて、騙しやひっかけがあって、またまたそれにひっかかってしまった自分が悔しいです! 他の乙一の作品のように様々な人間が描かれていて、読んでいて面白かったです。 乙一の「くつしたをかくせ」とはまた違っていて、けれどやはり乙一らしい作品です! | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
児童書ということで、文字も大きく平仮名も多いので、小さい子供も楽しく読めるでしょう。 今までになかった乙一。さながら、ルパンの様なスリルが味わえます。 子供だけでなく、いつかは子供だった人にもお薦め。 箱付きで、相当立派な本なので、少し高いのが残念ですが、納得出来る仕上がりです。 乙一の新境地、また広がりを持ちそうです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
児童書ということで、文字も大きく平仮名も多いので、小さい子供も楽しく読めるでしょう。 今までになかった乙一。さながら、ルパンの様なスリルが味わえます。 子供だけでなく、いつかは子供だった人にもお薦め。 箱付きで、相当立派な本なので、少し高いのが残念ですが、納得出来る仕上がりです。 乙一の新境地、また広がりを持ちそうです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
正直平仮名が多めで(児童書だから仕方ないんですが)少し読むのに苦労しましたが、 その今までとは違う物語に期待しながら読破しました。 一気に4時間ほどかけて読みましたが、良い意味で期待を裏切られたりして 良かったです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
正直平仮名が多めで(児童書だから仕方ないんですが)少し読むのに苦労しましたが、 その今までとは違う物語に期待しながら読破しました。 一気に4時間ほどかけて読みましたが、良い意味で期待を裏切られたりして 良かったです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
怪盗ゴディバはルパン、探偵ロイズはホームズ、主人公のリンツは小林少年、中盤までは、そんな典型的な少年向け探偵小説のフォーマットで物語は進む。まぁそのまま進行してっても「よく出来てるなぁ」くらいの評価は獲得できる作品である。ところが、ところが、さすが乙一、ただのジュブナイルで終わるはずがない。大ドンデンが話の中盤に仕掛けられているのだ。やっぱ、今の時代、ジュブナイルだからって、正義と悪の二元論、勧善懲悪は成り立たないのであって。小林少年にとっての明智小五郎のような、全知全能の正義の味方、ヒーローなんて、実際、昔も今もいないのだ。ヒーローは居る、って嘘を信じられた昔の子供はうらやましいっちゃ、うらやましいけど、「仮託出来るヒーローなんかいなくて、信じるべきは自分なんだ」って処世訓を支持したい。それと、正義と悪がひとりの中に混在している人間の多面性や、敵味方が時と場合で入れ替わるっていう人と人の関係性なんてのも、ジュブナイルだからって単純化しないで、混沌を混沌として提示したほうがいい。 大ドンデンを仕掛けて、一筋縄じゃ括れないフォーマットにしておきながら、最後まで息をつかせない冒険活劇、エンターテインメント作品に仕上げてる(しかもクールに!シニカルに!)力量に感服。 そうそう、リンツのおかあさんが、さりげなく魅力的な母であり、妻であり、女性であるのもマルである。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!