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機龍警察



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機龍警察の評価: 6.86/10点 レビュー 7件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点6.86pt

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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
全3件 1~3 1/1ページ
No.3:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(4pt)

機龍警察の感想

本書の完全版とやらを読んでみた。
えらくストレスの残った終わり方であった。
ページ数は400ページほど。330ページ辺りで第3章が終わる。
さて、いよいよ最後の章で黒幕が明かされるかなと、ページを捲ると、なんと!The End!「謝辞」があり、「参考文献」の記載。
残りのページは、インタビュー記事やら、著者の「後記」やら、続編の解説やら、もうどうでも良い。
結幕を知るためには、続編の「自爆条項」「暗黒市場」「未亡旅団」…を読まなければならないということ⁈
うーん、考えちゃうね(笑)
しかし、著者はかなりの自信家なんだろうね。必ず次作が刊行されるという自信があっての著作なんだと思う。
著者のあとがきの一節に「…もちろん続けられればそれに越したことはないのだが、エピソードとしてはちゃんと完結しているので一作で終わっても問題はない。…」
いやいやこれで終われば、問題残るけど(笑)
ごめんなさい。第一作だけでは評価不能というか、この程度しか評価できません。アマゾン評価2点です。
PS:内容もちょいとロボット漫画(イメージ的にはガンダム・エヴァンゲリオン系列)ぽくって、重厚な警察小説では無いようです。

マッチマッチ
L6YVSIUN
No.2:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

機龍警察の感想

近未来警察小説。
警察小説によくある組織や立場の対立など描かれているのは前提とし、そこに近未来というフィクションを織り交ぜる事で、警察が雇う傭兵という新たな対立要素、搭乗兵器によるロボットアクションなどが新鮮に映った作品でした。

ハヤカワ・ミステリワールドに属する推理小説のシリーズに含まれる作品であったので、本書の設定ならではのミステリ的な仕掛けを期待してしまった所があり、そこは期待と違いました。推理小説というより新たな警察小説というニュアンスが正しく、その系統が好きな方はとても楽しめる作品です。

第一章の事件開始の導入はパニック感やスピード感があり抜群に面白かったです。中盤以降は雰囲気が変わり、人間模様、組織、事件の捜査、などがどっしりとした歩みで展開され、少し好みとは違いました。

シリーズを見越した作品であるので、本書単体だけですべてが丸く収まり解決するという事はありませんでした。各キャラクターの過去や組織の物語に謎を秘めたまま終わる為、悪い意味ではスッキリせず、良い意味では続巻が楽しみになる作りは好みの別れ所です。
個人的に重厚な作品で内容は好きなのですが、時間をかけて読み終わってもスッキリしない点が多いのは楽しかったよりも疲労を感じてしまい、続巻を手に取るのを躊躇してしまう気持ちが残りました。

egut
T4OQ1KM0
No.1:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

機龍警察の感想

これまでに何度も取り上げられてきたようなネタが満載です。新鮮味は確かにありませんが、登場人物やテンポよく進むストーリーのおかげでサクサクと読めました。
ただ、シリーズ1冊目なので、続編が気になるように話が進むので、そこはスッキリとしませんでした。このあたりの話の作り方は、さすがアニメの台本を数多く手がけてきた作者だなと思います。

こじたん
87SP5RC5

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