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「白鳥」の殺人



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【この小説が収録されている参考書籍】
「白鳥」の殺人 (光文社文庫)

「白鳥」の殺人の評価: 4.00/10点 レビュー 1件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.00pt

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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(4pt)

火曜の夜とか土曜の夜とか

典型的なノベルス・ミステリで火曜サスペンス劇場もしくは土曜ワイド劇場、金曜エンタテインメントの2時間ドラマの題材に使われる類いの作品である。
列車「白鳥」をテーマにした旅情ミステリで、時刻表も掲載されているため、鮎川哲也・西村京太郎ばりの複雑な時刻表トリックの作品かと思っていたが、さにあらず、時刻表が事件の解明の要素になりこそすれ、それを犯人がアリバイ作りのトリックとしていないために非常にシンプルで解りやすい内容になっていたのは救いだ。

しかし、やはりこういうのは出張の際の軽い読物を意識して作られたのだろうか、キャラクターも非常に類型的で、どの女優・男優が演じてもイメージを損なうことは内容になっている。つまり明日になれば名前さえも忘れるような主人公達であったという事。
たまにはこんな軽いのもいいか。

Tetchy
WHOKS60S

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