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夏の災厄



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【この小説が収録されている参考書籍】
夏の災厄
夏の災厄 (文春文庫)
夏の災厄 (角川文庫)

夏の災厄の評価: 7.33/10点 レビュー 3件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.33pt

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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(6pt)

夏の災厄の感想

20年程前の作品。
今の時世、新型コロナの時代にピッタリですかね。
当時としては良く勉強されて書かれているようです。
ただ、今これを読んでみると、やや大雑把。ちょいと非科学的な場面も見られます。
未知のウイルスによるパンデミック小説の体裁ですが、さほど緊迫感もなく怖さも全く感じられません。
当方は、どちらかというと、お粗末で危機感の無い行政の職員やシステムを皮肉った一種の社会派小説という感覚で読んでいました。
ところで、本文中にはワクチンに関する記述が多数出て来ますが、このコロナ時代のワクチン推進派と反ワクチン派のドタバタを目にすると、昔も今も変わっていないのだなと思わず笑ってしまいました。
作品の評価に関しては、やはりヒリヒリするような恐怖感、未知のウイルスの怖さ、こういったものが殆ど味わえなかったので、やや渋めの評価にしました。

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