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反乱のボヤージュ



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【この小説が収録されている参考書籍】
反乱のボヤージュ
反乱のボヤージュ (集英社文庫)

反乱のボヤージュの評価: 9.00/10点 レビュー 3件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点9.00pt

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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
全3件 1~3 1/1ページ
No.3:
(8pt)

反乱のボヤージュの感想


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こぶ平
WX8C8PQZ
No.2:
(10pt)

反乱のボヤージュの感想

ミステリーではないですがこれは本当に面白かった。学生運動の世代ではないけれどその時代の人達の心意気を感じることが出来て凄く新鮮でしたし、主人公の成長していく姿を見ていかに自分の学生時代が薄っぺらかったかを再認識させられました(笑)
登場人物が皆個性的で惹かれるものがあったし、感情を揺さぶられる熱さがありました。良書だと思います

最終列車
KU3TJU3C
No.1:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

反乱のボヤージュの感想

大学寮の取り壊しを主張する大学当局と、存続を主張する学生の対立を通して、そこに学生達の成長を描いていますが、作者の真の意図は別のところにあるように思いました。
寮の存続を要求する学生達の主張には、絶対的な信念、確固たる主義主張がある訳ではないと批判しています。
驚くのは、一方で、現代の学生達の父親の世代、即ち大学紛争のあった時代と現代を比較し、当時の学生達も同じだったと批判している点です。
「最近の若い連中は・・・」的色合いの作品ではありません。
寧ろ、現代の学生を引き合いに出して、作者が学生時代に経験した大学紛争、それを扇動していた学生達が、単に社会や権力に反抗しているだけで、現代の軽い学生達と同レベルだったと暴いていきます。
作者の主眼は、こちらにあったのではないかと思います。
寮は周囲から浮いた存在として描かれており、廃寮問題は大多数の学生にとって関心外の事になっています。
この作品の廃寮問題は、大学紛争の縮図的扱いをされているように感じました。


▼以下、ネタバレ感想

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梁山泊
MTNH2G0O

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