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悪魔が唾棄する街



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【この小説が収録されている参考書籍】
悪魔が唾棄する街 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

悪魔が唾棄する街の評価: 8.00/10点 レビュー 1件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点8.00pt

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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(8pt)

色んな意味で盛り沢山! お腹いっぱいになる

グラスゴー市警の刑事「ハリー・マッコイ」シリーズの第3作。はみ出し刑事のハリーが少女誘拐、ロックスターの不審死、さらに家出少女の捜索など複数の事件に孤軍奮闘するモジュラー型警察ノワール・ミステリーである。
ウマが合わない上司の嫌がらせで、暑の全員が駆り出された少女誘拐事件から外されたハリーはロックスターが不審死した事件を担当させられた。麻薬過剰摂取に見えた事件は検視により殺人の疑いが出てきた。さらに敬愛するマレー警部から家出した姪を秘密裏に探し出して欲しいと依頼される。どれも一人では手に余る事件だったがハリーは独自の人脈を頼りに捜査を進め、やがて事件の背後に絡み合うものがあることに気が付いた…。
一つの事件捜査だけでも難航しているのに、そこに警察内部の人間関係、街の犯罪組織、さらにはIRAまで出てきてストーリーは波乱万丈、行き着く先が容易に見えない。また、ハリーの元妻・アンジェラをはじめとする強烈な個性の女性たちが登場し、幼馴染のギャング・クーパーとの友情物語も華を添える。不審死したロックスターのエピソードも見逃せない。これでもか、これでもかという盛りだくさんの読みどころに圧倒され、最後はお腹いっぱいになる。
エドガー賞最優秀ペイパーバック賞にふさわしい傑作エンターテイメントであり、ミステリーファン、ノワールファンに強力にオススメしたい。

iisan
927253Y1

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