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(短編集)

invert 城塚翡翠倒叙集



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【この小説が収録されている参考書籍】
invert 城塚翡翠倒叙集
invert 城塚翡翠倒叙集 (講談社文庫)

invert 城塚翡翠倒叙集の評価: 7.00/10点 レビュー 5件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.00pt

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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
全3件 1~3 1/1ページ
No.3:
(7pt)

まあまあでした

翡翠と真のやりとりが楽しい。

わたろう
0BCEGGR4
No.2:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

invert 城塚翡翠倒叙集の感想

前作必読。必読理由は前作がとても名作でありそれを楽しんでもらいたいからです。シリーズ2作目の本書は前作のネタバレが含む為、せっかくならシリーズ最初から読んでもらいたいです。

本書は倒叙ミステリを題材とした3作品が収録。
犯人視点のミステリ。犯人を追い詰める探偵役が前作同様の城塚翡翠。キャラクターがもう出来上がってますね。華やかさ、外見、性格、口癖、とても個性的で魅力ある探偵でかなり好みです。映像映えもするので、そのうちドラマや映画になりそうだと感じました。
キャラクターも然ることながら、話の内容はしっかりとした本格ミステリ。決してキャラだけの本ではなく謎解きがとても面白いのが魅力でした。本文に作者の想いが書かれていましたが、ミステリの評価はどれだけ驚かせたかという分かりやすい指針になりやすい傾向があります。地味でもちゃんとロジカルな推理を描いてこそ推理小説・ミステリなんだという気持ちが感じられる内容でした。

オマージュ・パロディとして古畑任三郎を演じる城塚翡翠も面白い。倒叙ミステリにも分類が色々ありますが、正に古畑任三郎構成で、探偵が犯人を追い詰める系の内容です。何が手がかりになったのか、どう追い詰めるのか、推理要素1つとっても複数の手がかりが散りばめられていたのが見事でした。また、それだけでは終わらせない著者の仕掛けもナイスで、短編集だから軽めの作品かなと思いきやしっかりとした仕掛けにヤラれました。

カクテルで"サンドリオン"とか、自身の作品(デビュー作のタイトル)を小ネタで挟んでいるのも気づくと楽しい。女子高生ネタは今回自粛してましたね。※気づかなかっただけかも。百合に行ったのかな。。。

などなど楽しい読書でした。シリーズ化で続編希望です。

egut
T4OQ1KM0
No.1:3人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

invert 城塚翡翠倒叙集の感想

絶対!先に前作「medium」をお読みになって下さい。そして倒叙ミステリー「invert」を「探偵の推理を推理する」ように、存分にお楽しみになることをオススメします。特に最終話の「信用ならない目撃者」は秀作だと思います。
女性の敵のようなこのあざとさは、最早変幻自在の翡翠の魅力でもありますし、某有名ドラマのパロディのような振る舞いも苦笑から始まり、終いには翡翠のクセそのもののように思えてしまうほど、突き抜けています。ここまでやると、あっぱれです。
城塚翡翠は一体何者か?情状酌量の余地がない程にどんな理由があろうと人の命を奪う者を許さない…のはなぜか?翡翠の正体=秘密を知りたいがため、次作も必ず手にすると思います。

はつえ
L7BVQMDY

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