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横道世之介



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【この小説が収録されている参考書籍】
横道世之介
横道世之介 (文春文庫)

横道世之介の評価: 8.00/10点 レビュー 1件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点8.00pt

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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(8pt)

横道世之介の感想

秀作です
バブルの頃に長崎から東京の私立大学に入学した世之介の1年間を綴ったお話です
私の大学時代と同時期で、あの軽薄で浮かれた世相や学生生活がよく描かれていたと思います
世之介は、確かにこんな奴いたなぁと思えるような純朴ないい奴なんですよね

途中、友人や恋人の20年後の現在を描いた章が挟まれていて、それぞれ現実と向き合いながら生きている姿が、かつての世之介を活き活きと際立たせています
またその中のある章で世之介がたどった運命が分かるのですが、その後の本編は緊張感を持って読んでしまいます
世之介はいい奴で、いい友人で、いい恋人で、いい息子です
読みながらこんな奴、確かにおったなぁ、誰やったかなぁ・・・・、そうか、私か・・・・
と思ってしまい、感情移入してしまう方が私以外にもおられると思います

のぶくん
UIM2AM2N

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