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オーデュボンの祈り



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オーデュボンの祈りの評価: 6.05/10点 レビュー 20件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点6.05pt

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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
全5件 1~5 1/1ページ
No.5:4人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

奇想天外でポップな、斬新過ぎるミステリー

第5回新潮ミステリー倶楽部賞を受賞した、伊坂幸太郎のデビュー作。シュールな設定のファンタジーであり、殺人事件の謎を解くサスペンスであり、軽快でスピーディーな会話が楽しい、完成度の高いエンターテイメント作品である。
衝動的にコンビニ強盗を働いて逮捕されたのだが、連行するパトカーが事故を起こしたために逃走した伊藤は、気が付くと全く知らない部屋にいた。訪ねてきた男・日比野が言うには、ここは仙台の沖にあるのだが、江戸時代から外界から遮断されている島だという。島の住人は奇妙な人物ばかりで、さらに、人語を解し未来が見えるというカカシは優午という名前を持ち、島の人々から信頼と尊敬を得ていた。伊藤が島に来た翌日、カカシの優午がバラバラにされているのが発見される。誰が、何のために優午を殺害したのか? 伊藤と日比野たちは事件の謎を解くために、島の人々に話を聞き回るのが、人に会えば会うほど謎は深まるばかりだった・・・。
舞台の設定、登場人物の設定がとにかく型破り。現実離れしたお話が展開されるのだが、ストーリー展開には妙なリアリティがあり、読者は現実世界のことを想起しながらストーリーを追うことになる。しかも、犯人探しミステリーとしても破綻しておらず、新潮ミステリー倶楽部賞を受賞したのも納得できる。
その後の伊坂幸太郎ワールドの原点として、伊坂ファンには絶対のオススメだ。

iisan
927253Y1
No.4:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

オーデュボンの祈りの感想

かかしが喋るなんて、最初は入り込めないと思ってたけど…最後には伊坂さんにはまりました。伏線回収とか結構好みでした。

▼以下、ネタバレ感想

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harumikko
88D0NATP
No.3:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

オーデュボンの祈りの感想

伊坂幸太郎のデビュー作ですが、作者の才能を感じる作品です。
ファンタジーな世界につかりながらも独特のテンポの良い台詞回しで、読んでいて飽きさせませんでした。かかしがしゃべったりと独特の雰囲気のため、入っていけない人はダメかもしれませんが、悪役のどぎつさも全開しており、最後にスカっとすよう話をまとめてる手腕はさすが!!

フレディ
3M4Y9ZHL
No.2:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

オーデュボンの祈りの感想

シュールです。
案山子が何故喋るんだと怒る人には向かないです。

舞台は外界と隔絶された孤島。
現実世界とそれ程乖離している訳ではないが、そこには不思議な人々、不思議な習慣がある。
そこに連れてこられた主人公と島で出逢った友人が、兎に角ひたすら島の中を歩き、数多くの不思議な島民と出会うお話です。



▼以下、ネタバレ感想

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梁山泊
MTNH2G0O
No.1:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

オーデュボンの祈りの感想

面白かった。独創的で不思議な話を体験できます。
人気作家はデビュー作から凄いのを書いているのだと思いました。

aspol
NY52ZXBG

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