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(短編集)

残り全部バケーション



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【この小説が収録されている参考書籍】
残り全部バケーション
残り全部バケーション (集英社文庫)

残り全部バケーションの評価: 6.67/10点 レビュー 6件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点6.67pt

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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
全4件 1~4 1/1ページ
No.4:
(7pt)

よく分からないけど面白い、かな

短編1本と雑誌掲載3本と書き下ろし1本で構成されながら、ちゃんと長編として成立しているところが伊坂幸太郎らしい作品である。
物語は時代やテーマを変えながら各章ごとに完結しているのだが、悪人のボスの下請けとして当たり屋をやっている二人の人物が物語世界を繋いでいく。伏線を張って回収するというより、別の話に発展させながらつながっていくのが、よく分からないけど面白い。そしてもちろん、エピソードや会話のテンポの良さ、ユニークさも楽しい。
肩の力を抜いて読書を楽しみたいときにオススメする。

iisan
927253Y1
No.3:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

このタイトルの意味とは

私が伊坂幸太郎の作品で1番好きなのは「チルドレン」ですが、それを連想させるような温かな連作短編でした。小説を小説で例えるなんてナンセンスですかもしれませんね。

短い話の中で語られるわずかな出来事から芋づる式に新たな話が繰り広げられていく、この作家は何でも物語にできてしまう。恐ろしいです、一語たりとも読み飛ばせません。最後の締め方も余韻があって美しく感じました。丁寧に読まないと頭に靄がかかりそうですが、書きすぎないところに「らしさ」がありました。

早く人生のバケーションに入りたい。

陰気な私は地球を回さない
L1K3MG03
No.2:
(8pt)

残り全部バケーションの感想

5つの短編からなる作品で、登場人物が交錯しながらラストへ繋がります。
伊坂幸太郎らしい、安定感のある作品。
でも、特別感はなくて8点。
僕の中で作者のハードルが上がっちゃってます。ごめんなさい。

Hidezo
GX0TU62Y
No.1:
(7pt)

残り、全部バケーション。

元々伊坂作品は好きで読むのですが、ああ、伊坂幸太郎だなあと思う作品で、好きでした。

▼以下、ネタバレ感想

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まみ
28PJ6KDT

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