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カフーを待ちわびて



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【この小説が収録されている参考書籍】
カフーを待ちわびて
カフーを待ちわびて (宝島社文庫)

カフーを待ちわびての評価: 6.33/10点 レビュー 3件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点6.33pt

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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(5pt)

カフーを待ちわびての感想

原田マハさんのデビュー作にして評判の良い作品だったので期待して読んだのですが…。
他の方もレビューに書かれているのですが、
私も主人公を筆頭に登場人物に誰一人として感情移入できませんでした。
小説なのでご都合主義を楽しむものと割り切ってしまえば良いのかもしれませんが、
コメディではなくて純粋なラブストーリーとして読むのであればリアリティが無さ過ぎて残念な印象です。
ラブストーリーの小説をあまり読んだことがなかったのですが、
私自身あまり向かないのかもしれません。

歌舞伎蝶
LMC3R9P9
No.1:
(6pt)

カフーを待ちわびての感想

第1回「日本ラブストーリー大賞」受賞作品。
う~む、少女マンガのような、正直有り得ない展開だと思うのですが・・・
更に、何人かのレビュアーの方が触れているように、私も登場人物に感情移入できませんでした。

カフーというのは現地の言葉で果報の事らしい。
「果報は寝て待て」という諺があるが、それにしても主人公の奥手さにはイライラしっぱなしだった。
目の前に起こっている状況は、普通に考えて有り得ない状況だと言うのに、その状況に対して何のツッコミもない。
かと思えば、物語後半、よく調べもせずに幸を追い返してしまった時には、読んでいてクラクラしそうになった。
「奥手で可愛い」なんていう域を超越している。
友人の俊一の取った行動は、冗談と受け取ることは出来ず最早イジメなのだが、この歳になってこのような低俗なイジメを受けてしまう、それを面白がられてしまうというのは、イジメを受ける側にも問題はあると再認識させられた。
何もかも自業自得じゃないか、と幸せなって欲しいという思いも徐々に薄れていってしまうのでした。
一方、幸はどうかと言えば、このヒロインの一体どこが魅力的だったのだろうか。
何故主人公がこの女性に惹かれたのか、イマイチよくわからないのだ。
当然、何故彼女が主人公に惹かれるのかも全くの謎である。

女性受けはいいのかもしれないですね。
ただ、ヒロインをもう少し魅力的に描けば、作品の印象も少し変わったのかもしれない。

梁山泊
MTNH2G0O

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