天才法医学者ワルター・スミルノはある晩、女優アスタ・ドゥールの殺害事件に遭遇。

人が消え、部屋も消え、路地まで消えた……。

悪名高い故ワイルドフェア判事の旧宅である緑樹館は〈悪魔のひじ〉に聳え立つ。

エラリー・クイーン国名シリーズ〈プラス〉最終巻、57年ぶり新訳で登場! エラリー・クイーン国名シリーズ〈プラス〉最終巻は、ニューヨーク中心部にある日本風邸宅が舞台。

「キャリデイ館」は、まさに呪われた屋敷そのものだった。

『黒いトランク』や『りら荘事件』等の名作長編を遺した推理界の巨匠には「三番館」シリーズをはじめとした本格短編も膨大な数があります。

オルガン奏者が何者かに襲撃され、不穏な空気が漂うトールンブリッジの大聖堂で、巨大な石の墓碑に押し潰された聖歌隊長の死体が発見される。

人間消失、アリバイ偽装、密室の謎。名探偵フェン教授が難事件に挑む。

ウナギ取りの罠小屋の不可能殺人！ 「スウェーデンのディクスン・カー」、幻の名作 1960年代のスウェーデンに、こんな不可解な密室殺人が眠っていたとは……。

ロンドンのケアハウスで暮らす80歳のエディス。

オックスフォードで催されるワーグナー歌劇の稽古中、歌手としては一流ながら人間的には最低の男ショートハウスが様々なトラブルを引き起こしていた。

「いままでに書かれた最高の犯罪小説の一つ」 レイモンド・チャンドラーが激賞した、 ノワール小説の古典的名作が、ついにそのヴェールを脱ぐ！ 強盗未遂で殺人を犯してしまい14歳で終身刑となった青年ボウイは、囚人仲間Ｔダブ、チカモウとともにアルカトナ刑務所を脱獄

頭の怪我によって恐怖を感じなくなり、連邦保安官を退任したベン。彼はかつての上司から行方不明の娘を捜索するよう依頼される。

H・コンウェイの長編第一作が遂に邦訳! ――恋する青年の揺れ動く心、恋愛の行方をめぐるサスペンスと大団円、音を効果的に使った場面づくりといったあたりがエンターテインメント小説としての読みどころになるでしょうか。

舞台はワシントンＤＣの閑静な住宅街。

ジャン・ピエール青年の鮮やかな謎解きが楽しめるのもこれが最後！ 函館物語シリーズ本当のフィナーレ。

ミステリ作家の卵であるアニーは、大叔母の住む村に招かれた。

『そして誰もいなくなった』先駆作の本命はこれか⁉ 夜の十一時、八人の著名な男女が、差出人の名前のない謎の電報によってニューオーリンズの二十階建ての高層ビルの屋上にあるペントハウスで開かれるパーティーに招待される。

スタンフォード校長は頭をかかえていた。

屋敷に満ちる憎悪と悪意。ファラデー一族を次々と血祭りにあげる姿なき殺人鬼の正体とは……。

リボルバーは彼を狙って確かに発砲された。しかし、それは空包の筈だった……。

高層ビル建設現場で大型クレーンが倒壊し、作業員が死亡、周囲に多大な損害をもたらした。

四月初めの朝。ロマーノ巡査長がP分署近くのゴミ集積所で見つけたのは生後まもない赤ん坊だった。

猟区管理官ジョー・ピケットの留守電に、知人のファーカスから伝言が残されていた。

彼らに会いに来たのは、刑期を終えた女。 はたして〝約束〟は守られるのか――⁉ 一気読み必至の予測不能サスペンス。

閑静な住宅街、四階建てフラットの最上階で高齢女性の絞殺死体が発見されたとの報を受け、モーズビー首席警部率いる捜査班は現場に急行した。

不敗の弁護士エイレングラフは言う、 「私の報酬は法外ですが、有罪になったら一銭も支払わなくて結構。

人口40万人の街コルトンの地方紙『タイムズ・ガゼット』でスポーツ担当記者として活躍するドーランは、真実の報道より広告収入を重視する新聞社に愛想を尽かし退社、自ら雑誌『コスモポライト』を創刊する。

ビーフ巡査部長の名推理。 パズラーの精髄がここに。

パーティー会場で不可解な毒殺事件が発生。

「おまえの助けが要る。たった今、きわめて重大と思われるあることがわかった。

ナイトクラブ〈グリーン・クカブラ〉の秘密と麻薬密売人の死。

『オックスフォード連続殺人』に続く アルゼンチン発の傑作本格ミステリー 碩学の名探偵セルダム教授、再臨。

完全犯罪を成し遂げた者が集うパーティが開かれる館。

ミステリーのことはよくわからない、でも知りたい。

無実を叫ぶ新聞記者に下された非情の死刑判決。彼を裁いた陪審員が人里離れた山荘で次々と無惨な死を遂げる……。

雪に閉ざされた山荘を訪ねていった女性が消えた！ 屋敷へ入る足跡のみが残された状況での人間消失を描いた、不可能犯罪の歴史的名作「ガラスの橋」。

舞台は、殺人技術を教えるマクマスターズ校。学校の場所は厳重に隠されており、学生たちでさえもその所在は知らない。

クリスティーの名作『そして誰もいなくなった』の９年前に刊行された記念碑的作品がついに邦訳！ 奇妙な電報によって、摩天楼のペントハウスに集められた、街の名士８人。

神紅大学ミステリ愛好会会長・明智恭介。

ショートショートの先駆者であり、怪奇探偵小説の分野で多くの掌編小説を残した城昌幸。

ヒッチコック映画「第十七番」の原作小説、待望の初邦訳! ――結末を知って読めば、おそらく一度目に見落としていた見事なまでの伏線に気づけ、感心することしきりだろう。

都会の喧騒を離れ田舎に家を買ったブレイクモア夫妻。そこに、隣人のダンが忠告にやって来る。

ヴァージニア州の高校で教師が銃撃され、容疑者の黒人青年が白人保安官補に射殺された。

1997年。

安吾探偵登場！ 戦後の難事件を推理し、探偵小説を大いに論ず 坂口安吾は「文壇随一の探偵小説通」であり、「不連続殺人事件」「安吾捕物帖」などミステリ作品も手がけた。

捨て子騒動に悩む美しい未亡人を救うため捜査に乗り出した名探偵ネロ・ウルフと助手のアーチー。

アイヌ紋様デザイナー・赤城ミワ。 彼女といると、人は自分の「無意識」に気づいてしまう。

昆虫好きの心優しい青年・〈エリ沢泉〉(えりさわせん。「エリ」は「魚」偏に「入」)。

嵐により陸の孤島となった会員制クラブ。そこに居合わせた私立探偵。

濃厚なチョコレート、あたたかなスコーン、とろけるようなプリン……おいしいスイーツには謎解きがついてくる！ デパ地下の和菓子店に訪れるお客さんの謎めいた行動の理由、家庭科準備室で消えたチョコレートの行方、オフィスで饗されるアフタヌーンティーに隠された秘密など

被害者は、空から降ってきた。落下したと思われたフラットの五階の部屋は無人で、玄関ドアは内側から釘と板で封じられていた。

下総国に暮らす狐狩りの名人・稲荷藤兵衛には、裏の渡世がある。

この小説は、「ぼく」ことジェイミーの回想記であり、そしてこれはホラーストーリーだ。

北大西洋に突き出したスペイン岬にあるゴドフリー家の別荘で殺人事件が起きた。殺されたのは、ゴドフリー氏の客人。

押し花を受け取った著名人が連続で殺される事件が起きた。