デビュー作『元彼の遺言状』が大ヒットし、依頼が殺到した新人作家はアメリカに逃亡。

倒産の危機に瀕する老舗のアパレル会社・ゴーラム商会を救うため、 弁護士の美馬玉子は先輩の剣持麗子とともに「会社を倒産に導く女」と噂される経理課の女性の身辺調査を行うことになった。

「僕の全財産は、僕を殺した犯人に譲る」。

通称:令和反逆六法―― 六つのレイワ、六つの架空法律で、現行法と現実世界にサイドキック! 「命権擁護」の時代を揺さぶる被告・ボノボの性行動、「自家醸造」の強要が助長する家父長制と女たちの秘密、「労働コンプライアンス」の眩しい正義に潜む闇……。

公正取引委員会の審査官、白熊楓は、九州事務所への転勤を命じられる。

亡くなった町弁のクライアントを引き継ぐことになってしまった剣持麗子。

弱くても戦え! 『元彼の遺言状』著者、注目の新鋭が放つ面白さ最高の「公取委」ミステリー。

野党第一党の高月馨は窮地に追い込まれた。

南海電鉄岸和田駅にて無差別殺人事件が発生。7名を殺害した笹清政市（32）は、自らを"無敵の人"と称する。

ひとりでも寂しくない。 私はもっと、強くなれる。

亜紗は茨城県立砂浦第三高校の二年生。顧問の綿引先生のもと、天文部で活動している。

光と影が交錯する街・川崎の家裁は日本の縮図！ 家庭は病み、家族間の争いは絶えない。

ミステリの最前線で活躍するスター作家が各々の趣向を凝らした珠玉の6作を一気読み! 驚きも面白さも絶対保証の豪華アンソロジー。

狙われた警視庁本部庁舎で、 常識を超えた力が蠢く――。 不祥事によって崩壊寸前の警察。

目が覚めると、身体に異変があった。やる気がみじんも湧いてこない」。

遊廓「墜月荘」で暮らす「私」には、三人の母がいる。孔雀の声を真似し、日がな鳥籠を眺める産みの母・和江。

〝揺らぐ〟40代って悪くない！ 揺らぎを感じ、考えることで、オシャレ力も人間力も上がるから 「仕事だって遊びだって、結婚だって、出産だって、なんでもできる。

この人は人生をリノベーションするつもりだ――亡き夫から莫大な遺産を相続した女性の前に絶縁したはずの兄が現れ、「あんたは偽者だ」といいだす。

生きながらにして臓器を摘出された死体が発見された。

六年付き合った彼氏に手酷く裏切られたＯＬ・麻友が出会ったのは「合法復讐屋」エリス。

東大卒&東大生作家による「東大ミステリ」アンソロジー! 収録作 「泣きたくなるほどみじめな推理」 市川憂人 1995年、憧れの従姉を失った私は、彼女の痕跡を探すため東大の文芸サークルに入った。

「人が居つかない家、というものは存在する」恐怖が3度襲うホラーミステリ 第1話「あの子はついてない」 母と共に庭付きの一軒家へ引っ越してきた中学生の茜里。

累計15万部突破「薬剤師・毒島花織の名推理」シリーズのスピンオフです！ 新宿で50年以上続く漢方薬局には、今日も様々な悩みを抱えた人たちがやってくる。

東北地方の書店に勤めるものの、うまくいかず、仕事を辞めようかと思っていた樋口乙葉は、ＳＮＳで知った、東京の郊外にある「夜の図書館」で働くことになる。

かつて小学校の校長だった切れ者の祖父は現在、幻視や記憶障害といった症状が現れるレビー小体型認知症を患い、介護を受けながら暮らしていた。

クリスマス直前、居酒屋で〝サンタクロース消失事件〟について議論していた楓たちは、紳士然とした男性・我妻に声をかけられた。

謎と秘密を乗せて、今、長い航海が始まる。

舞台はなんと女子刑務所! 「後悔病棟」「希望病棟」に続くシリーズ第三弾! 神田川病院の“金髪女医”太田香織と看護師・松坂マリ江は、ひょんなことから女子刑務所に派遣される。

あの美人探偵・上水流涼子が帰ってきた!頭脳明晰・貴山を助手に、今回も知略と美貌を武器に、難事件をズバッと解決!

閑静な別荘地で起きた連続殺人事件。 愛する家族が奪われたのは偶然か、必然か。

若き女性調査官がひたむきに奔走する新シリーズ第１作！ 少年犯罪、貧困、毒親、虐待、障害……様々な理由で問題を起こし、家裁を訪れる少年少女や保護者たち。

男たちの身勝手さを、一行で打ち砕く桐野文学の極北! 夫公認のもと、元恋人と自由な時間を過ごす妻を描いた表題作「もっと悪い妻」など、計六作の短編を収録。

「黄泉の森には絶対に入ってはならない」 人なのか、ヒグマなのか、禁域の森には未知なる生物がいる。

サイバー特捜隊隊長・織田が殺人容疑で逮捕! 衝撃の書き下ろし! 警視庁サイバー特別捜査隊の真田夏希は、つかの間の休日に隊長である織田信和と鎌倉を訪れていた。

嵐の私雨邸に取り残された11人の男女。

香港国家安全維持法成立以来、日本に流入する犯罪者は増加傾向にある。

過ぎてみれば、全部、どうってことなかった―― 日々老いを感じつつ山裾の町で暮らす絵本作家の雪代。

問題を起こし家裁に送られてきた少年を一定期間預かる制度ーー補導委託の引受を突然申し出た父・孝雄。

東京に住む保阪宗佑は、娘を暴漢に殺された。妊娠中だった娘を含む四人を惨殺し、死刑判決に「サンキュー」と高笑いした犯人。

神田川病院に赴任した女医の黒田摩周湖は、二人の末期癌の女性患者をみている。

「もし過去に戻って開戦を阻止できるとしたら、どうする？」 1949年、終戦から4年が経った東京。

思いは、森羅万象は文字に託され時空を超えて旅をする！実直なホテルマンは奔放な書家に振りまわされ、手紙の代筆を手伝うことになるが…。

「明日が怖いものではなく楽しみになったのは、あの日からだよ」 今でもふと思う。あの数年はなんだったのだろうかと。

東京の片隅、小さな二階建ての一軒家。

5階建ての新築分譲マンション、アドヴァンス・ヒル。

第22回『このミステリーがすごい!』大賞・大賞受賞作、文庫化です! 紀元前1300年代後半、古代エジプト。

神社に詩集を置かせてくれと頼んできた女子高生の佑紀奈には、玲斗だけが知る重大な秘密があった。

余計なことは喋らない。上司から疎まれる。

十年前、洋食屋を営んでいた父親が通り魔に殺されて以来、母親も失踪、それぞれ別の親戚に引き取られ、不遇をかこつ日々を送っていた小林姉妹。

恩人の命令は、思いがけないものだった。 不当な理由で職場を解雇され、腹いせに罪を犯して逮捕された玲斗。

家族はどこで一線を越えてしまったのか 浦和医大法医学教室にミイラ化した遺体が運び込まれた。

法律が絶対視される学校生活、魔女の影に怯える大人、血を抜き取られた少女の変死体。

大学を中退し、夜の街で客引きのバイトをしている優斗。

二〇一七年、東京竹芝で善良な弁護士、白石健介の遺体が発見された。

「ワぁ、ゴッホになるッ！」 1924年、画家への憧れを胸に裸一貫で青森から上京した棟方志功。

救えるはずの事故で兄を亡くした青年・ハルオは、贖罪の気持ちから救助災害ドローンを製作するベンチャー企業に就職する。