新米弁護士の木村龍一は初めて病院の医療看護訴訟を担当することになった。

はじめて担当した離婚案件に隠された仄暗い企み、ロースクール時代の友人が起こした殺人事件の真実、 淫行容疑で逮捕された家庭教師を救う少女の切り札―― 新米弁護士の木村は先輩の敏腕弁護士・高塚に助けられながら難儀な依頼を解決していく。

先進的な試みが多くなされている民営刑務所。

憧れの家庭教師だった真壁が結婚を前に脅されていることを知り、僕は尻込みする彼にかわり探偵事務所に調査を依頼。

「人が居つかない家、というものは存在する」恐怖が3度襲うホラーミステリ 第1話「あの子はついてない」 母と共に庭付きの一軒家へ引っ越してきた中学生の茜里。

15歳の少女に淫行をしたとして21歳の家庭教師が逮捕された。

連続殺人、かもしれない。 羊の群れに狼が潜んでいるなら、 気づいた誰かがどうにかしなければ、狩りは終わらない――。

推理小説の名探偵に憧れて開設した〈天野春近探偵事務所〉。

フィギュアスケーターとして競い合った志藤に塩澤は秘めた想いを抱いていた。あるコーチの転落死から、二人の関係に変化が。

どこか不穏な空気を醸し出す園児がいるので調べて欲しいと、保育園の園長からの相談を受けた、私立探偵の春近。

大学生の遼一は、想いを寄せる先輩・杏子の夜道恐怖症を一緒に治そうとしていた。

空也が小夜子のスマホを拾ったことで、ふたりは運命的に出逢う。小夜子は学生時代に事故によって左目に義眼を入れていた。

大きな話題を読んだ”体験型ミステリー”第2弾。

第68回江戸川乱歩賞受賞作。 史上最年少、選考委員満場一致。

反転、再び。 あなたは探偵の推理を推理することができますか? 嵐の山荘に潜む若き犯罪者。

奇蹟 VS 探偵! ロジックは、カルトの信仰に勝つことができるのか? 病気も怪我も存在せず、失われた四肢さえ蘇る、奇蹟の楽園ジョーデンタウン。

独自に開発した「霊感検定」をより実践的にグレードアップするべく日々奔走する自称心霊研究家・馬渡。

走り出せ、法律家の卵たち(リーガル・ルーキーズ)！ 　 法律のプロである弁護士や検事や裁判官……になる一歩手前の「法律家の卵」、それが司法修習生。

壮年の男女と元教師が四十年ぶりに修学旅行を再現した同窓会を企画する。

9人のうち、死んでもいいのは、ーー死ぬべきなのは誰か? 大学時代の友達と従兄と一緒に山奥の地下建築を訪れた柊一は、偶然出会った三人家族とともに地下建築の中で夜を越すことになった。

「山岸くんには、探偵助手の才能がある」秘密×友情×男子高校生ミステリ! ライトノベルが好きな普通の男子高校生・山岸巧(やまぎし・たくみ)は別のクラスの眉目秀麗な生徒・御崎秀一(みさき・しゅういち)に本を拾って貰い、彼のスマートさに憧れを抱く。

閑静な別荘地で起きた連続殺人事件。 愛する家族が奪われたのは偶然か、必然か。

大野探偵事務所の所長・大野糺が誘拐された!?　耳が良いのがとりえの助手・山口美々香は様々な手掛かりから、微妙な違和感を聞き逃さず真実に迫るが、その裏には15年前のある事件の影があった。

“百合"って、なんだろう。 新時代のトップランナーが贈る、全編新作アンソロジー 彼女と私、至極の関係性。

この世界が一変するのも、あなたが現れることも、遥か昔から決まっていた―― 古の中国で、この世界を滅ぼしたいという男の怨念から生まれた「竜舌」。

あなたはここから出られるか？　 人気作家たちが仕掛けた五つの物語から、脱け出す鍵を見つけ出せ。 全編書き下ろし。

あの手の指す方へ行けば間違いないと思っていた―― 1996年、横浜市内で塾の経営者が殺害された。

島育ちの仲良し小学生四人組。あの日「ゆーちゅーばー」になることを夢見た僕らの末路は……(「#拡散希望」)。

殺人現場に残された愛犬の痕跡――真実を知るのは、その瞳だけ。

新聞記者の猪瀬と「記憶屋」探しをする高校生の夏生。だが2人が手掛かりとして接触した男性の記憶が消えてしまう。

“百合”って、こんなにも自由。 新時代の名手が魅せるさらなる高み。

あなたと生きる、その痛みごと。

同一犯か? 模倣犯か? 群馬県桐生市と栃木県足利市を流れる渡良瀬川の河川敷で相次いで女性の死体が発見! 十年前の未解決連続殺人事件と酷似した手口が、街を凍らせていく。

「私は事件には一切関係していません。真犯人は別にいます」そう言い残して絞首台を登っていった男。

「圧巻の読み応えにページをめくる手が止まらない。

その夏、信じられないことばかり起きた。「ラプラスの魔女」シリーズ! AIによる監視システムが強化された日本。

★ラスト1ページですべてがひっくり返る。

首なし死体がすべての始まりだった。 警察組織vs悪魔と呼ばれる男vsカルト教団vs元キックボクサー。

1968年、静岡県千里見町に近づく台風は、五十年に一度とも百年に一度とも言われる豪雨をもたらしていた。

横浜の洋菓子メーカー〔ミナト堂〕の父子を誘拐した〔大日本誘拐団〕の実行犯逮捕から間もなく、神奈川県警特別捜査官の巻島史彦は、主犯格と見られる淡野を追っていた。

病院で起きた点滴死傷事件。 入院中の4人の幼い子どもたちにインスリンが混入され、2人が殺された。

大御所ミステリ作家の宮内彰吾が、癌の闘病を経て61歳で死去した。

パワハラ上司の不正の証拠を掴みたい先輩社員康子とその片棒を担ぐハメになってしまった新入社員の松尾。

『メインテーマは殺人』の刊行まであと3ヵ月。

本を愛する人々が興奮し感動にふるえ、２０２０年度の本屋大賞にもノミネートされた『店長がバカすぎて』。

「私たちはどうしようもなく、別々の体を生きている」 夫婦。血を分けた子を持ち、同じ墓に入る二人の他人。

外回り中の営業部長・山縣泰介に緊急の電話が入った。

バラバラ死体に付いた謎の文字列の紙片。ポー刑事は事件の背後に潜む黒幕〈キュレーター〉と対峙する。

第66回江戸川乱歩賞受賞作! 綾辻行人氏(選考委員)、推薦。

ひとりでも寂しくない。 私はもっと、強くなれる。

その青年は、神か悪魔か? 無垢な祈りは世界を覆う呪いになる――。

第67回江戸川乱歩賞受賞作! 「事件が面白い」「登場人物が魅力的」「警察の描写がリアル」と選考委員が称賛! 博士号を持ちながら30歳で北海道警察の警察官となった沢村依理子。

ミステリ作家vs連続放火犯 のどかな集落を揺るがす闘い! 東京での暮らしに見切りをつけ、亡き父の故郷であるハヤブサ地区に移り住んだミステリ作家の三馬太郎。

猛毒の栞をめぐる、幾重もの嘘。 高校で図書委員を務める堀川次郎と松倉詩門。

『鍵のない夢を見る』から10年、辻村深月が詐欺を描く。幸せが欲しくて嘘にすがりついてしまう人間の哀しみが、心に迫る3篇。

あなたのお父さんは、殺人犯なの――? ネグレクト、貧困、そしてコロナが少女たちを追い詰める。