13匹の猫の首をビルの屋上から投げ落とし、自らも身を投げると異世界にいくことができる。

5年前に起きた「猫殺し事件」をきっかけに、異世界へ散り散りに飛ばされてしまった魚住二葉たち同級生7人。

“ここではないどこか”へいきたい。

“都市伝説”を信じて猫殺し事件を企てた同級生、和久田悦史が行きたかったこの場所は、「現実」よりも過酷な世界だった。

「死の自由」は正義なのか。最悪の女・曲世愛の向かう先は――世界。

就職を前に何も変わらない灰色の日々。

巨大な鉄骨を手に街を徘徊するアイドルの都市伝説、鋼人七瀬。

架空の青春の記憶を植えつけられた青年は、その夏、実在しないはずの幼馴染と出会う。これは、始まる前に終わっていた恋の物語。

物語を現実世界で体験できる新しいエンターテインメント「メタブック」を提供する会社――ディリュージョン社で働く新人エディターの森永美月(もりながみつき)と、天才作家と名高い手塚和志(てづかかずし)。

深夜、夫が交通事故に遭った。病院に駆けつけた早苗と息子の力は、そこで彼が誰の運転する車に乗っていたかを知らされる……。

呪いの映画VS.霊捜研! 出演者が必ず死ぬ映画の謎に、心霊科学が挑む。

地下アイドル・奏歌のCDが誘発する、ファンの連続自殺事件。

大学院生・栗栖川亜理は、最近不思議の国に迷い込んだアリスの夢ばかり見ている。

昨日の君はクラスメイト、今日はテロリスト――。 教室を制圧した少女の動機を解き明かせ。

失業中の青年・高坂賢吾と不登校の少女・佐薙ひじり。

自分で殺した女の子に恋をするなんて、どうかしている。 「私、死んじゃいました。

学生時代の恋人・森野の訃報。初めて聞くはずのそれをわたしは知っていた。

建物に憑く哀しき霊を鎮魂する男・仙龍 VS. トンネルに巣食う『黒の犬神』 犬神の呪いから春菜の命を守れ! 死体は全身噛み痕だらけだった。

戦後最大の未解決事件“瀬戸内バスジャック事件”に巻き込まれた十年前のあの夏から、声を失った三好詠葉、十七歳。

「賭けをしませんか?」と受話器の向こうの女は言った。 「十二歳の夏、あなたは初鹿野さんに恋をしました。

恋のライバルは草でした(マジ)。洋食屋の見習い・藤丸陽太は、植物学研究者をめざす本村紗英に恋をした。

19世紀英国。

現代のロミオとジュリエット、高貴なるファースト・ラブ・ストーリー。

静岡のゴミ屋敷の焼け跡から、3年前に東京で失踪した若い女性の遺体が見つかった。

九月の朝、風ヶ丘図書館の開架エリアで死体が発見された。被害者は常連利用者の男子大学生。

どうやら俺の人生には、今後何一つ良いことがないらしい。寿命の“査定価格”が一年につき一万円ぽっちだったのは、そのせいだ。

「呪いと祝いは、紙一重だよ」異能を持つ凸凹コンビの民俗学ミステリ第3弾 尚哉の友人・難波の元に不幸の手紙が届いた。

警視庁本部庁舎を優雅に歩く美貌の警部。漆黒の総髪、碧色の瞳、平安貴族を思わせる雅なオーラをまとう若者の名は、ベニー芳垣。

売れない小説家の私が若手作家の集まりで出会った、聡明な青年・澤田瞬。

ある夫婦が営む古書店がある。鎌倉の片隅にひっそりと佇む「ビブリア古書堂」。

学園祭間近の大学。しかし放火事件が頻発し、現場には必ず、鉢割れの黒猫の幽霊がいるという噂が。

人工知能の研究者だった父が、密室で謎の死を遂げた。「探偵」と「犯人」、双子のAIを遺して―。

なぜ少年はテロリストになったのか――衝撃と感動が迫りくる慟哭ミステリー 「すべて、吹き飛んでしまえ」 突然の犯行予告のあとに起きた新宿駅爆破事件。

東京都下で起きた女児殺害事件。

霊界の裁判官・閻魔沙羅VS.現世に未練を抱く死者たち 賭け金は己の『命』。

怖いほどの美貌だった。白牡丹が肩に咲く和装に身を包んだその少年は、西條皓と名乗った。

“地獄代行業”の皓と助手・青児は、不可解な過去の通り魔殺人を調べるため奥飛騨の旅館へ向かう。

“地獄代行業”の皓と助手・青児のもとに、バラバラ殺人を予感させる手紙が届く。

切断された二本の指がクランベリーソーダに沈められていた。

読む順番によって変わる読後感!長い時を越えて紡がれる 大きな愛の回想録 十二歳の夏を過ごしていた少年・嵯峨愁。

読む順番によって変わる読後感!長い時を越えて紡がれる小さな恋の回想録。 十二歳の夏を過ごしていた少年・嵯峨ナツキ。

メーラーデーモンを名乗る者から「一週間後、お前は死ぬ」 というメールが届いた後、殺害される連続殺人が発生! 「お客様」を殺された上木らいちは捜査を開始。

二周目の人生は、十歳のクリスマスから始まった。

あかねが就活に苦戦する中、夢科学研究所に「夢が売られている」という情報が。

「僕を殺したのは、たった一人の友だちなのか?」 天涯孤独の土田は大学受験を前に、友人の夏目の家で焼死した。

第58回メフィスト賞受賞作。

大学4年生の高橋真矢は、映画研究会在籍の実力を買われ、アルバイトで民俗学者・布目准教授の助手となった。

三重県立伊賀野高校の放送部に所属する、伊賀ももと上野あおは共にミステリが大好き。

すべての伏線が、愛――。 第54回メフィスト賞受賞作! わたしは1年しか生きられない。

謎解き鮮やか、仕掛け重厚の第56回メフィスト賞受賞の青春ミステリ! 大学を中退した白秋。

映画祭で敗退し、敵組織・胎教委員会に繋がる道を断たれた、美少年探偵団。

高校三年生になった高槻優雅は一時的にコーチの任から外れ、二年振りの公式戦復活を目指していた。

鷹橋川で発見されたミイラ化した遺体の上半身と、それに合致する巨大な魚の下半身。