ふりむけばそこにいる 奇譚蒐集家 小泉八雲
【この小説が収録されている参考書籍】 |
■報告関係 ※気になる点がありましたらお知らせください。 |
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点0.00pt |
ふりむけばそこにいる 奇譚蒐集家 小泉八雲の総合評価:
■スポンサードリンク
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
現在レビューがありません
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
小泉八雲、パトリック=ラフカディオ=ハーンの 青年期、寄宿舎時代はこんなだったのでは、と 思わず納得させらるシリーズ第一作です。 小泉八雲の著作にあまり馴染みがない人でも 充分に楽しめますが、ファンなら 「ああ、あれね」 と物語の元ネタを思い描きながら楽しめます。 やや文章が重厚に過ぎて、 今どきのライトノベルに慣れた方にはキツいかもしれません。 特に第一章が読みにくいのは 物語の入口で脱落する読者を多発させていて もったいない気がします。 また、背景に莫大な量のネタがちりばめられていて、 「作者は知識欲旺盛な方だなぁ」 と思わされますが、そこはもうちょっとさりげなく、 情報で振り回す量をもうちょっとおとなしくしてもらえると、 もうちょっと読みやすくなった気もします。 …他のシリーズの作品はもうちょっと気軽に読めるので。 読み進むうちに、オカルトは心理誘導だけで、 実は現実に即している、と思わせられたところで、 最終話で思いっきりのオカルトとなります。 ただ、棺内分娩についてはやややり過ぎで、 亡くなる前に人は様々な筋肉が緩むので、 ウィキペディアの文章を引き写したような描写は 勇み足だったように思います。 オオガラス(ワタリガラス)のロビンについては、 ハーンとヘンリー=ワトキンの書簡集、 『Letters from the Raven』 にヒントを得たのかもしれません。 可愛らしいカラスの挿し絵がいろいろ入っていますね。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
若き小泉八雲が出会う怪奇譚。 背中が薄ら寒くなるような、それでいて心が少し温まる作品。 八雲とルームメイトのやり取りもテンポが良くてイイ。 また小泉八雲の作品を読み返したいと思った。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
いちいち気の触る真似をする癖に、変なところで落ち込む登場人物に嫌な気分になった | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
1話ずつ完結しながら、バディ関係が深まっていく。 この世ならぬものが絡んだ、推理もの。 当時の英国の姿や、伝承も盛り込まれていて、 よく調べて書かれていると思う。 続編もあるので、こちらも面白そう。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ちょっと不思議な怪異譚。主人公の青年2人のバディがとてもいい組み合わせで、読んでいて楽しかった! ただ怪異が本筋にまつわるところだけなので、事件の謎解きをしていて「そういえば推理ものじゃなかったんだ」と頭の中で切り替えなければならないことが 何度かあった。本筋に関わりない小さな怪異(例えば、校舎のある場所に特に悪さはしない幽霊がいつもいる等)があると、怪異譚であるというベースを読者に忘れさせずに済むのではないかという気がする。 ともあれ、この2人をまた見たいので、続編が出るといいな! | ||||
| ||||
|
その他、Amazon書評・レビューが 6件あります。
Amazon書評・レビューを見る
■スポンサードリンク
|
|