ふりむけばそこにいる 奇譚蒐集家 小泉八雲
評判
ふりむけばそこにいる 奇譚蒐集家 小泉八雲の評価:
4.33/5点 レビュー 6件。 B ランク
Amazonレビュー一覧
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全6件 1〜6 1/1ページ
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ふりむけばそこにいる 奇譚蒐集家 小泉八雲の評価:
4.33/5点 レビュー 6件。 B ランク
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青年期、寄宿舎時代はこんなだったのでは、と
思わず納得させらるシリーズ第一作です。
小泉八雲の著作にあまり馴染みがない人でも
充分に楽しめますが、ファンなら
「ああ、あれね」
と物語の元ネタを思い描きながら楽しめます。
やや文章が重厚に過ぎて、
今どきのライトノベルに慣れた方にはキツいかもしれません。
特に第一章が読みにくいのは
物語の入口で脱落する読者を多発させていて
もったいない気がします。
また、背景に莫大な量のネタがちりばめられていて、
「作者は知識欲旺盛な方だなぁ」
と思わされますが、そこはもうちょっとさりげなく、
情報で振り回す量をもうちょっとおとなしくしてもらえると、
もうちょっと読みやすくなった気もします。
…他のシリーズの作品はもうちょっと気軽に読めるので。
読み進むうちに、オカルトは心理誘導だけで、
実は現実に即している、と思わせられたところで、
最終話で思いっきりのオカルトとなります。
ただ、棺内分娩についてはやややり過ぎで、
亡くなる前に人は様々な筋肉が緩むので、
ウィキペディアの文章を引き写したような描写は
勇み足だったように思います。
オオガラス(ワタリガラス)のロビンについては、
ハーンとヘンリー=ワトキンの書簡集、
『Letters from the Raven』
にヒントを得たのかもしれません。
可愛らしいカラスの挿し絵がいろいろ入っていますね。