そして、その日まで君を愛する
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SF恋愛 | ||||
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映画「君の名は」の入れ替わりストーリーでは 物足りない人にオススメです。 小学6年生の男の子が、自分の父親が小6だった頃と 1年限定で入れ替わってしまったことで起きる さまざまな出来事を、 「息子といれかわってしまった父親からの目線」 で描いたストーリーです。 なので、主人公は小6の男子。58歳になった 彼が、過去を回想するかたちでお話は進んでいきます。 パパからみたら、小6の時にいきなり未来へ行ってしまって、しかも まだ結婚してもいないのに「自分の未来の息子」の体に ジャンプしてしまっている。。。という状況からお話が始まります。 携帯電話の形も全然違うし、 ちょっとした浦島太郎みたいな感じにもなっている描写も面白いです。 昭和グッズがたくさん出てくるのも面白い。 主人公のパパ(といっても小学生) が、小学生なりに自分の未来の息子との 入れ替わりに順応しようとするなかで ある女性と出会い、愛を育んでいくのですが、 この恋に落ちる女性サイドにも ちょっとしたミステリーが仕込まれていて、ほんとに 多層に楽しめます。 内容は 純愛+時空トラベル(?)+ミステリーみたいな感じ。 平安時代のとりかえばや物語からみても、 入れ替わりモノってすごく普遍的な 物語の枠組みだと思うんですが、 この小説は幾重にも楽しめました。 まず、このお話は入れ替わった息子目線の物語と、 パパ目線の物語とふたつセットになっているという しかけがあります。 おなじ出来事でも、当事者がちがうことでこんなにも 違った体験と物語が展開するんだ。。!と いうことも楽しかったです。 何より、人物の心の機微がきめ細やかに瑞々しく語られていて、 決して甘いだけではない、奥行きのある読後感が得られます。 いろいろな仕掛けがちりばめられているけど、 作者が言いたいのはこの心の機微なのではと思います。 2冊ぐいぐい読みましたが、わたしはこちらのほうが 好きでした。 | ||||
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入れ替わりものなんて世の中に数多あるわけで、最近流行った 「君の名は」にどうとか言うのは的がはずれていると思う。 「あの恋」は割とエンターテインメントな感じがしたが、この「その愛」の方にこそ 作者が語りたい思いが込められていたのではないだろうか。 親子、人を好きになるとはどういうことなのか…。 ただ、作者が思いを語りつくすにはページが足りていない印象を受けた。 ライトな文庫本ではなく、好きなだけガッツリ書き尽くした形で読みたいと感じた。 | ||||
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これを読んでまず思ったことは、君の名はに似ている。ただ、親と息子が同い年で入れ替わるというのは非常に面白いと思った。息子が父親に入れ替わる分には既に面識があるのでなんとかなると思うが、まだ彼女もいない時の父親が自分の息子に入れ替わると思うのは、想像するとおかしな感じになりそうだ。物語の所々に息子が体験したことの伏線のようなものが隠されていたので、ぜひもう一つの方も読んでみたい。 | ||||
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