著者長江俊和氏が手にしたのは、いわくつきの原稿だった。題名は「カミュの刺客」、執筆者はライターの若橋呉成。

『出版禁止』でミステリー界を瞠目させた長江俊和氏。

ライターの原田璃々子は、二十三区のルポを書くため、いわくつきの場所を巡っていた。

この本がなければ禁止シリーズは生まれなかった――幻のデビュー作復刊! 受け取った人が次々と謎の自殺を遂げるというメールが高校2年生の津田楓のもとに届いた。

とびきりの謎、五連発、最凶の「禁止フェスティバル」開宴! しかも、切れ味は本格派! 熱狂的なカルトを生んだ深夜番組「放送禁止」。

「東京の隠された怪異」の取材で二十三区の 都市伝説の現場を巡るライターの原田璃々子。

瑞帆の前に現れた３人の男ー。１人は、ある時期、彼女の世界の中心だった。

ある廃村に関する噂。 未解決事件の謎。

田中幸乃、30歳。元恋人の家に放火して妻と1歳の双子を殺めた罪で、彼女は死刑を宣告された。

不気味な廃墟で言い合いをする二人の男の衝撃的結末「例の支店」、自分が犯人だと自首してきた男と、問い詰める側の間で進行する奇妙な議論「哲学的ゾンビの殺人」、カリスマ映画監督の作品に出演した役者が見た、とんでもない光景「撮影現場」、仕掛けが冴える著者の真骨頂特

色とりどりの恐怖をどうぞ召し上がれ。あのとき、目をそらしていたら。

クライマーの滑落事故が発生。現場は地図にない山奥の瀑布で、近づく者に死をもたらすと言われる「首洗い滝」だった。

由美子たち四人には、強烈な同級生がいた。正義だけで動く女・範子だ。

どうしよう、お父さん、わたし、死んでしまう―。安藤の娘、加奈が学校で転落死した。

中学教師・鈴木のスマホに、ある日「自殺相談室」という怪しいSNSから招待が届いた。

雨の夜の不動産業者殺し。強引な取調べで自白した青年は死刑判決を受け、自殺を遂げた。

「これでおまえも一人前だな」入社三年目の夏、常に最下位だった営業成績を大きく上げた修哉。

自殺する間際にメッセージを録音して残す人がいる。

“あれ”が来たら、絶対に答えたり、入れたりしてはいかん―。幸せな新婚生活を送る田原秀樹の会社に、とある来訪者があった。

二日酔いで目覚めた朝、寝室の床に見覚えのない女の死体があった。玄関には鍵がかかっている。

クラスでいじめられていた女子高校生・津田楓に、毎日繰り返し、アドレスを変えても送られてくる携帯電話のメール。

初読はミステリ、二度目はホラー。この島の謎に、あなたもきっと囚われる。

17歳の少女が自ら警察に保護を求めてきた。その背景を探る刑事に鑑識から報告が入る。

大切な人を殺された者は言う。「犯罪者に復讐してやりたい」と。

花山病院の副院長・大矢は、簡単なオペでのミスを新任の看護婦・リカに指摘され、“隠蔽”してしまう。

他人の家とは何かが「ズレて」いる――。

ベテランケースワーカーの山川が殺された。新人職員の牧野聡美は彼のあとを継ぎ、生活保護受給世帯を訪問し支援を行うことに。

誘拐×時効、二度敗北した静岡県警。三度目の機会は、ないはずだった。

土地を支えていたのはミイラ化した人柱だった。

昔のあの出来事、セクハラにあたるのでしょうか?…西城秀樹が好きでたまりません!占いは当たるのでしょうか…すべては“あなたの悩み”から始まった―。

父の遺した不動産で夜になると聞こえる「痛い、痛い」という謎の声。

「猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子」シリーズ スピンオフ第2弾! 連続ドラマ化された「ON 猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子」シリーズの人気登場人物である、“ガンさん”こと厚田巌夫刑事。

結成14年のアマチュアロックバンドのギタリスト・姫川亮は、ある日、練習中のスタジオで不可解な事件に遭遇する。

在宅医療専門看護師のわたしは日々終末期の患者や家に籠る患者とその家族への対応に追われる。

<“雪の山荘” “絶海の孤島” “曰くつきの館” 圧巻の密室トリックと驚愕の結末に瞠目せよ! ボーナス・トラック「夏の雪、冬のサンバ」を収録> 影浦逸水は、下世話な愚痴が玉に瑕だが、正真正銘の名探偵である。

見覚えのない部屋で目覚めた田村二吉。

「神楽坂を舞台に怪談を書きませんか」突然の依頼に、作家の〈私〉は驚愕する。

「私には、なぜ人の不幸な未来が見えてしまうの?」これ以上考えられないほど最悪の誕生日を迎え、悲しみのどん庭にいた仁美。

「レインマンが出没して、女のコの足首を切っちゃうんだ。でもね、ミリエルをつけてると狙われないんだって」。

高尾で発見された手足と顔がない死体は、十年前ストーカー・リカに拉致された本間だった。

因縁物件専門の払い師・仙龍 VS. 永遠に祓えない『死の花嫁』 恋敵は怨霊!? 恐怖と恋の怪異譚。

特殊技術で開発され、航空機の歴史を変えた小型飛行船〈ジェリーフィッシュ〉。

7月1日東京・杉並。小学校の校門に男児の切断された頭部が置かれていた。

作家兼編集者の三津田信三が紹介された男、龍巳美乃歩が語ったのは、旧家、百巳家での迫真の実話怪談だった。

アルジェリアのオラン市で、ある朝、医師のリウーは鼠の死体をいくつか発見する。

おかしいのはこの家か、わたしか―夫の転勤に伴う東京生活に馴染めずにいた果歩は、幼馴染の平岩と再会する。

マンションで孤独死体となって発見された女性の名は、鈴木陽子。刑事の綾乃は彼女の足跡を追うほどにその壮絶な半生を知る。

家事と育児に追われる高村文絵はある日、中学時代の同級生、加奈子に再会。

結婚おめでとう。大学時代、新婦とは一番の親友だった。

ミステリ作家の西野冴子は、ストーカー扱いされた挙げ句、殺人事件の犯人として逮捕されてしまうが、一切心当たりがない。

ドラマ化原作。

昼はピエロに扮装して子供たちを喜ばせながら、夜は少年を次々に襲う青年実業家。

超絶技巧の騙し本(ミステリ)。 *注意! この短編集はすべての短編に叙述トリックが含まれています。

中島保を狙う国際犯罪組織。

大人気「猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子」シリーズ、ついに本編完結! 数々の殺人の果てにテロをたくらむ組織「CBET(スヴェート)」は、センターに保護されている天才的プロファイラー・中島保を狙っていた。

平穏だった家族が少年事件によって崩れていくさまを描く心理サスペンス。