そのカメラで撮らないで(蛍坂)
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失恋とそれに原因する家族の不幸ですっかり落ち込んでいた主人公は、祖母から聞いた蛍坂へ行く。幼い頃祖母が育ったその地は、離村により無人となり朽ちた廃屋が建ち並んでいた。 そこで、宇宙観を変えるような光景を見る。この蛍乱舞の情景描写が圧巻。 その後、プロカメラマンを目指す主人公に不思議な現象が現れるようになる。 失ったもの、消えてしまったもの、過ぎ去ってしまったもの・・・・。それらをいくら嘆いても、悔やんでも再び帰ってくることはない。でも、喜ばしい日々、美しかった日々、胸弾む日々があったことは事実。だったら、その思い出を、感動の移り香を、心の片隅にそっと大切にとっておこう。 そんな気持ちにさせてくれる。 ホタルの群舞の様子が、「ホタルの木」や大庭氏がテレビで紹介していた「エフボタル」を連想させる。 | ||||
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記念すべき200冊目!ということで あれもこれも欲張りに詰め込みすぎた感じです。 ホラー・ミステリー・恋愛もの・陰謀もの・・・・ 残念ながら、なんとも中途半端なものになってしまいました。 死ぬ間際をカメラに映し出すことのできる念力、なんていうのはそれだけで1冊の本にできそうだし。 マザコン息子と、母親の異常なべったり具合もホラーとして面白くかけそう。 蛍のこの世のものとも思われぬ美しさも、あまり情景が浮かばなかったし。 人生を変えた・宇宙の真理をみた、というにはしょぼかったかな。 | ||||
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吉村さんの作品は読みやすさが魅力で時々読んでいます。 その中でも特に心理サスペンスやホラーの類が好きです。 今回は200冊記念作品と言う事で楽しみにしていました。 いつもながらのテンポの良さと読みやすさは健在でしたが、タイトルの「蛍坂」から想像する様な しっとりとしたイメージの内容とは違いミステリー、ホラー、サスペンス、家族愛、恋等 てんこ盛りの内容になっています。 あまりにも現実離れした内容のオンパレードで今回はいささか付いて行けませんでした。 テーマをもう少し絞りそこで深く抉って欲しかったです。 | ||||
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