文通
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ずいぶん前に購入しましたが、本棚に見つけて再読しました。初めて読んだときも、文通という言葉の響きが古風に感じましたが、今では文通する人はとても少ないでしょうね。 文通相手がどんな人物か判明するまでの、何となく薄気味悪い感じ、徐々に増してくる恐怖はリアリティがあって面白く、今読み直しても上手いなと思います。ただ、少し不自然に折り込まれる少女文字に関する長い考察、わりと最近ネットを見て、やや事実と違うかもと気づきました。内容に影響ないですけどね。 文通相手がわかってから、明らかに失速している感じがします。主人公が感じている恐怖にあまり共感できず、現実的な対処方法ありそうなのに、それは選択しないのが(フィクションでしかもホラーなことを差し引いても)理解できません。 そして、解決しないまま結末へ。主人公のその後を読者の想像に任せるにしても、物足りない感じです。 ただ、昔の本を読み返したくなったということは何かしら惹きつけるものはあるのでしょうね。 | ||||
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大きな設定としてはまずまずなのですから、もうちょっと練り上げて欲しかった。 伏線回収忘れも1個ありますね。 ストーリーが薄過ぎて、「はぁ?」と突っ込みながらの読了でした。 文通魔として恐れられている犯人が普通消印が同じようになる場所から投函するとかありえないし… 最後の結末も何か小学生の演劇でも見てるような薄さでした。 作者の作品は初読みですがこれを読んだ後に次に手を出すのは甚だ勇気がいるかな? | ||||
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吉村達也氏の作品は初めて読みました。 もう氏の作品を手に取ることはないでしょう。それほどひどかったです。 人物像が不自然で、文章も稚拙。まるで中高生の書いた文のようでした。 心理描写も、普通そうは考えないだろう!という突っ込みを入れながら何とか最後まで読みましたが、あの終わり方は酷い。 ここまで読んだことを後悔した小説は初めてでした。 | ||||
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文通でもメールでも匿名の世界の複数の友人が全て同一人物だったら、、、と思うとやはり背筋がぞくぞくする。 幽霊や怪物より人間が一番怖い。非常に面白かった。 | ||||
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この小説は、超自然的要素(幽霊とか悪魔など)を一切排して、人間の狂気だけに特化したタイプのホラー小説です。この手の作品は特に著者の書き手としての力量が問われるものですが、この作品で描き出されているのは、現代の先進国の社会においては新聞やテレビで普通に報道されているような、単なる脳味噌を病んだ人間のいかれた振る舞いでしかなく、単に気持ち悪いだけで、全く面白味がありませんでした。更に始末におえないのは、作品を通じて一貫して、著者の「ほらほら、気持ち悪いだろぉ」って感じの露悪趣味が前面に出ていることです。行間から滲み出るような上質な狂気ではなく、いやらしいほどに自己主張の激しい騒がしい狂気…その時点で既に小説として崩壊しています… だいたい、ホラー小説はどれも大なり小なり気持ち悪いわけですが、それでも愛読してしまうのは、普段の社会生活において抑圧を余儀なくされている自己の影の部分が、ホラーを読んでいる時だけは自由を得て想像の世界で存分に羽ばたくことが出来るという、カタルシス効果があるためだと僕は思います。この小説には、その肝心のカタルシスが一切ありません。単に気持ち悪いだけで、そこから一歩も世界が広がっていかないのです。これはある意味、稀有な作品です。読者の存在を完全に無視して、ここまで単純かつ凡庸な気持ち悪さだけを追求した小説は、滅多に出逢えるものではありません(苦笑) こんな三文小説を未だに絶版に出来ずにいるとは、角川ホラー文庫も相当追い詰められているんだな… 言うまでもありませんが、これは全くお勧めできない作品です。とにかく信じられないくらいくだらないので。 | ||||
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