ふたご
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人気スターである主人公「アダチシンジ」が、資産家の不倫相手と結婚するために妻の殺害を計画するシーンから始まります。 そして計画通り妻を殺した後、主人公の前に殺した妻と完全同一の姿をした双子の妹が現れるという話です。 あらすじだけを見ると【ホラー系】の作品かなと思いますが、実際は【遺伝子】を題材にした【SFっぽい話】です。 内容の半分くらいは中学〜高校くらいで習う、簡単な遺伝子の仕組みについての説明です。 自分はこういう類の話が好きなので特に難しくは感じませんでしたが、興味のない方には退屈かもしれません。 本文407ページと少々長いですが文章は読みやすく、キャラの性格付けも分かりやすくて良いです。 ただ話の展開は全体的に蛋白でオチもあっさりと終わってしまったので、ちょっと不完全燃焼気味の作品だなと思いました。 | ||||
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最初はそこそこ面白かったんですよ。妻を殺害する計画とか普通に良かったですし…。 しかし、主人公の同僚から遺伝子の話を聞くところから逆転。 この作品の半分近くを遺伝子の説明で埋め尽くし、しかも学術書から丸写ししたかのような文で、 途中から何を読んでいるのか判らなくなってきました。 そして登場人物の立ち位置がぐるぐる変わっていきます…。 殺人犯がいちいち説明に驚きながら相槌をうつ姿や、 前触れもなく主人公の親友がスキーヤーの姿で突撃してくるシーンはまるでギャグでした。 はっきり言って、この作品はお勧めできないです。ある意味読む価値はあるかもしれませんが。 | ||||
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なんとも難しいホラーを選んでしまったようでした。最初はもうハラハラドキドキの連続で吸いこまれますし、中盤のある場面では逃げ出したくなるような恐怖を感じましたが、遺伝子の話は?マークでいっぱいです。最後も結局、そういう風に片付けてしまってよいの?という感じで後味が悪いです。どうやら私がバカで遺伝子の話は理解できない様でした(笑)頭のよい人が読むと、とっても面白いかもしれません! | ||||
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1996年の夏に刊行されており、丁度「リング」や「らせん」といったヒット作品が出始めた頃だと思います。「遺伝子ホラー」ということで、生物学的な説明がところどころに出てきますが、これは基礎のある人には冗長過ぎるし、また、そうでない人にとっては分かり難いと思うので、思い切ってもう少し簡潔にするか、図などで解説した方が良かったと思います。とはいえ、「自殺する細胞」「あなたも双子だったかもしれない」「子宮の中に歯や髪の毛が生えてくる病気がある」といった、面白げな話題が色々出てくるので、目が離せません。ストーリーは、最後に突然スケールが大きく、独創的な展開になります。その部分はインパクトが強い割には割かれるページ数が少なく、作者があとがきで書いているように、次作も考えられているようです(既に出ているかもしれません)。小説の中心となる「ふたご」にまつわる仮説は、非常に独創的・SF的です。ただ、現実的なものが好きな方にとっては、突飛に思われ、そのノリについていかれないかもしれません。登場人物は、最初の方と最後の方でイメージが変わるのが面白く、展開のテンポが速いので、400ページの長編ですが、一気に読めます。「村田和正」という遺伝学者が登場しますが、これは某俳優さんの名前のもじりと思われ、ご愛嬌でしょうが、個人的にはもう少しイメージの良い役どころにしてほしかったです(笑)。ある程度遺伝学や産婦人科学に知識のある方にとっては、様々なトピックスが「おさらい」という感じになって、目新しさには欠けるかもしれません。この作品は、読んでじっくり味わうというよりも、一気にスピードに乗って読み進み、その夢中さが楽しめる、エンターテイメントとしての性格を強く持っています。 | ||||
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遺伝子の野望なんでしょうか・・・ 遺伝子はとても小さいものだけれど、宇宙なのではないでしょうか???読み始めたらやめられない・・・ 一気に読みきるつもりで、おやつと飲み物を用意してから読み始めてください。 遺伝子ワールドの始まりです..... | ||||
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