「援交探偵」上木らいちの元に、名門企業の社長から「メイドとして雇いたい」という手紙が届く。

学園の一角に建つ壁には日暮れると生徒たちの影が映った。そしてある宵、壁は映し出した、恐ろしい場面を……。

あの夏、真賀田研究所でプログラマとして働いていた島田文子は、いくつかの職を経て、香港を拠点とする会社で職に就いていた。

スーパーの保安責任者の男と、万引き犯の女。

「犯人は〇〇だよ」。鈴木の情報は絶対に正しい。

瀬戸内の小島に、死体が次々と流れ着く。

愛や勇気など、形のないものまで盗む伝説の怪盗・フェレス。

“頭狂人”“044APD”“aXe(アクス)”“ザンギャ君”“伴道全教授”。

広島市内の大学に通う観音崎栞は、実家のある宮島に戻っていた。

寺の離れで「なんでも屋」を営む俺の叔父さん。家族には疎まれているが、高校生の俺は、そんな叔父さんが大好きだった。

南朝に殉じ命を落とした勇将・楠木正成。太平洋戦争中、彼はその生き様から軍神として崇められた。

山村で起きたカルト宗教団体の斬首集団自殺。

日本最古の神社の一つ、奈良・大神神社近くの河原で高校生が殺害された。

自殺する理由がない男女が、次々と飛び降りる屋上がある。

新米探偵・愛香は、親友の別荘で発生した殺人事件の現場で「貴族探偵」と遭遇。

大銀行の地下金庫から、トンネルを掘って金貨を盗み出そうとした「赤毛組合」事件。

アウトドアが趣味の公務員・沖らは、 仮面の男・黒沼が所有する孤島での、 夏休み恒例のオフ会へ。

ちょっとヘルシンキへ行くので留守を頼む―。そんな置き手紙を残し、御手洗潔は日本を去った。

一九四五年八月十五日、ポツダム宣言を受諾しなかった日本はその後、東西に分断された。 ――そして七十数年後の今。

九月の朝、風ヶ丘図書館の開架エリアで死体が発見された。被害者は常連利用者の男子大学生。

十七歳年下の女性と結婚した助教授。妻が恐るべき運命を告白する…。

「……り……に、毒を」被害者は奇妙な言葉を遺して死んだ。毒物の正体は不明。

京都で起こる奇怪な連続殺人事件。目撃証言によれば、それぞれの現場から走り去った犯人は般若や鬼だったという。

『○○○○○○○○殺人事件』で鮮烈デビューした「奇才」による待望のメフィスト賞受賞第1作!上木らいちは援交をする高校生で名探偵でもある。

最後にもう一つ、呪いをかけるね。

世界的に有名な京都・伏見稲荷大社の千本鳥居に吊された四人の遺体。

煙草屋の老婆が殺された夜、ゴーグルで顔を隠した男が闇に消えた…。

言葉の真偽、虚実を瞬時に判別できてしまう。それが臨床真実士と呼ばれる本多唯花の持つ障害。

高校生の長江美里は家庭教師のアルバイトをしていた。ある日、彼女の教え子である原田茜が深夜に刃物で他殺される。

密室、容疑者全員アリバイ持ち―「不可能」犯罪を専門に捜査する巻き毛の男、御殿場倒理。

聖女伝説が伝わる里で行われた婚礼の場で、同じ盃を回し飲みした出席者のうち、毒死した者と何事もなく助かった者が交互に出る「飛び石殺人」が発生。

それは、「推理」でなく「検証」。

囲碁界では有名な老舗旅館で発生した怪死事件。

進々堂。京都大学の裏に佇む老舗珈琲店に、世界一周の旅を終えた若き御手洗潔は、日々顔を出していた。

若くしてデビューをしたが、思うように読者に受け入れられず苦悩する、高校生小説家・千谷一夜。

鷹央の兄、天久翼。 兄妹シリーズ、始動！ 神酒クリニック。

家裁調査官の武藤は貧乏くじを引くタイプらしい。無免許事故を起こした19歳は、近親者が昔、死亡事故に遭っていたと判明。

太平洋戦争後、北と南に分断された日本は、武蔵野新都心を経済と文化の中心に据え、再スタートを切っていた。

何もかも理想通りで、身悶えするほどキュートな彼。あるとき彼が殺し屋なんじゃないかと不安になり…(「かわいい狙撃手」)。

彼女の父親と一緒に食事に行き、一番高い刺身を頼んだところ「下ネタは嫌いだ」と不機嫌になってしまった理由とは？ 料理人の顔も持つ著者が魚料理に関する謎を集めたお仕事ミステリー開幕！ 大学卒業後定職につかずバイト生活をしていた山中幸太は父から将来について問われ

一八九九年、ロンドンは大ニュースに沸いていた。怪盗アルセーヌ・ルパンがフォッグ邸の宝石を狙うという予告状を出したのだ。

あなたの人生は本物ですか? 福山鞆広は大学卒業後も就職せずに、アルバイトを続けていた。

生徒から人気の高い男性教諭が、校舎から投身自殺した。

吸血鬼に人造人間、怪盗・人狼・切り裂き魔、そして名探偵。

『病気、至急連絡されたし。』――冬の夜、僕の許に届いた差出人不明の電報。

夏休みも中盤に突入し、風ヶ丘高校新聞部の面々は、「風ヶ丘タイムズ」の取材で市内の穴場水族館に繰り出した。

『QED』や『カンナ』などの人気シリーズを持ち、著作累計250万部突破の高田崇史氏が切り開いた、歴史ミステリの新境地『神の時空』シリーズ第7弾! 都内各地で同時多発的に発生した放火殺人。

「頼みがある。相撲を教えてくれないか?」神様がそう言った。

この事件は、私には解決できない。

市立高校に入学したばかりの頃は、こんなにも不可思議な事件に巻き込まれて、波瀾万丈な学園生活を送るとは、僕は想像だにしていなかった――。

春夏秋冬と不審死が発覚!四人の人物がいずれも“完全犯罪完全指南”という裏ファイルに従い、物的証拠を残さずに遺恨ある相手を殺害したのだ。

「警視庁最悪の警部」が帰ってきた! 本格ミステリーの“お約束"をことごとく踏み荒らしてきた大癋見警部の、今度の獲物は芸術の世界──名画、名筆、名曲をめぐる事件に、今度はあの「芸術探偵」も参戦。

「私は君たちにゲームを挑む」 すべてのゲーマー&推理小説愛好家へ。

復讐が復讐を呼び、悲劇は繰り返されるのか―― 憎悪の連鎖を断ち切れ! 奇想の本格ミステリー作家が斬新な探偵役を生み出した! 「憎しみを鎮める人」沖田洋平は事件を解決し、さらなる復讐を食い止めることができるのか!? 大学時代のサークル仲間の結婚式の二次

犬の姿を借り、地上のホスピスに左遷…もとい派遣された死神のレオ。戦時中の悲恋。

憎い……憎い……。この恨み、晴らさずにはおくものか……。