密室殺人ゲーム王手飛車取り

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種別
長編
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あらすじ

2010年01月15日 密室殺人ゲーム王手飛車取り (講談社文庫)

“頭狂人”“044APD”“aXe(アクス)”“ザンギャ君”“伴道全教授”。奇妙なニックネームの5人が、ネット上で殺人推理ゲームの出題をしあう。ただし、ここで語られる殺人はすべて、出題者の手で実行ずみの現実に起きた殺人なのである…。リアル殺人ゲームの行き着く先は!?歌野本格の粋を心して堪能せよ。(「BOOK」データベースより)

評判

密室殺人ゲーム王手飛車取りの評価:

7.27/10点 レビュー 30件。 A ランク

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平均点7.27pt

密室殺人ゲーム王手飛車取りの総合評価:

7.07/10点 レビュー 114件。

感想一覧

サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

全30件 1〜20 1/2ページ
No.30
(7pt)

密室殺人ゲーム王手飛車取り/不謹慎の極み、だがそれがいい

〈頭狂人〉、〈044APD〉、〈aXe〉、〈ザンギャ君〉、〈伴道全教授〉。
本名も容姿も年齢も職業も知らない、ネット上のニックネームで呼び合う5人が遊ぶのは、殺人推理ゲーム。
毎回1人が出題者となり、残りの4人が探偵役として、密室やアリバイのトリックを推理する――ただし、出題されるのは、現実に出題者が犯した殺人事件だ。

推理小説で「なぜ(ホワイダニット)」に全く触れられないというのは珍しい(「だれ(フーダニット)」がない倒叙ものはあるが)。しかし、『密室殺人ゲーム王手飛車取り』では、動機は「ゲームの出題のため」だし、犯人は「出題者」である。問答無用で「どうやって(ハウダニット)」の部分にだけ注目した、なんとも奇妙な設定だ。興味をそそられるというだけでなく、この設定だからこその謎や面白さもある。
世間では、推理小説というだけでも、不謹慎に感じる人はいるだろう。人が死ぬことを娯楽にしているのだから。それが、ただ「思いついたこのトリックを使ってみたい、それを仲間内で推理ゲームの題材にしたい。だから殺そう」というのだから、不謹慎の極みである。最高だ。

どうにもうろんな5人についても、それぞれの個性や、殺人を肴にしたやりとりが楽しく、読み進めるうちにどんどん憎めなくなってしまった。
全体的に5人で会話しているシーンが多いため、本がそれなりに厚い割に、一晩であっという間に読めてしまった。

ちなみに、タイトルにある「王手飛車取り」から将棋絡みを連想するかもしれないが、将棋の知識は必要ないので、安心してほしい。
また、続編の『密室殺人ゲーム2.0』は、この本を読んでいないとよくわからない部分も、この本を読んでいるからこそ楽しめる部分もあるので、順番通り、内容の記憶があるうちに読むことをお勧めする。

▼以下、ネタバレ感想

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とかげ
0VAVVYPQ
No.29
(8pt)

密室トリックのオンパレード

ネット上で5人の人間が、自らのトリックのクイズの問題を出すために殺人を犯して、他の4人がそれを暴くというストーリー。正直読んでいて、この5人に結構ムカつきました。でも面白い。いろんなパターンのトリックが次から次へと出てきます。これだけでも結構楽しめますが、この物語の終着点はどこにいくのだろうと思っていると、終盤にかけて怒濤の展開が。でも最後だけがちょっと。忘れないうちに、続編も読まないと。

タッキー
KURC2DIQ
No.28
(7pt)

密室殺人ゲーム王手飛車取りの感想

ネット上でやりとりしている不特定多数の人間による殺人ゲーム。
よくこんな設定を考えられるものだと感心した。
続編も良作らしいので期待。

テルテル
9638XNHX
No.27
(7pt)

密室以外もあります。

設定が非常に良かった。犯人はわかっているのに倒叙物でもなく、興味を惹かれる謎が十分にある。タイトルから全部密室物かと思いきや、そんなことはなかった。

▼以下、ネタバレ感想

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陰気な私は地球を回さない
L1K3MG03
No.26
(8pt)

好きな作家だが薦めにくい

 実際に起こった殺人を狂人達が推理し合う、それだけなら短編集になってしまうようだがその裏に・・・

ゲーム感覚で殺人を行う方々だけあって非常に癖が強い、度を越えた厭世的、享楽的な登場人物の言動に不快感を示す人は多いかもしれない。歌野氏の作品はあまり人には薦められないかな。
一方、その特異な舞台と語られるトリックはなかなか出会えない大胆さを持ち、読んで然るべきといった感じです。
続編は考慮せず本作単品の評価で★8つ!!

▼以下、ネタバレ感想

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りーり
9EDFH0HC
No.25
(8pt)

自分も推理ゲームに参加しているような面白さがありました

ライブチャットで推理ゲームを楽しむメンバー達。
……しかしそれはメンバー達が実際に人を殺して行っている、まさにリアル推理ゲームで……

というまず発想からして惹きつけられずにはいられないアイディアの勝利と言える作品ですが、単に面白い発想というだけで終わらない、数々の趣向が凝らされた力作です。

恨みも罪もない人を自分達のゲームのために殺すメイン登場人物達はまさに「最低最悪」なのですが、なぜか憎めません。
しかし、倫理的にここを受け付けられないという人には辛いかもしれません。
自分はそういう所は割り切って、まるでメンバー達と一緒に参加しているように一緒に推理を楽しんだり、「もし自分がメンバーだったらどんな殺人にするかな~」などと考えてしまいました。
……もちろん、実際にそんなことは絶対しないですけどね、念のため(汗)

連作短編のような形でメンバーごとにいろんな切り口の「出題」がなされる作風が面白かったです。
ある意味「作中作」の連続のような作品でしょうか?


▼以下、ネタバレ感想

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マリオネットK
UIU36MHZ
No.24
(9pt)

密室殺人ゲーム王手飛車取りの感想

レビューの高い作品ばかり読んでいるせいかマイページの平均評価が上がってしまいます(笑)
本作も素晴らしく面白かった。
ボリュームも質も高い短編を読んでいるかのような序盤で
一気に読み進め、中盤で作中作のような小説を読まされ、
終盤でそれまでの伏線を回収し始めてからはノンストップ!

賛否両論あるとは思いますが私的には既に続編があることがわかっているのでいい終わり方のように思います。
続編も読まなくては!

マビノギオン
ETOPY8N1
No.23
(7pt)

密室殺人ゲーム王手飛車取りの感想

最初はボリュームが多いと感じながら、惰性で読み進めていたが、
後半になってから、いろいろな伏線がつながり始めてから、ぐいぐい引き込まれた

mick
M6JVTZ3L
No.22
(9pt)

密室殺人ゲーム王手飛車取りの感想

終わり方が好きじゃなかったけど、それまではすごく面白かった。

呑んだくれ
P3S7II56
No.21
(6pt)

ネット上の仲間内で行われる殺人・推理ゲーム。

友達に勧められて読みました。仲間内で推理ゲームをすることだけが目的の殺人で、犯人が初めからわかっており、方法やアリバイトリック等を考えるものがメインです。ラストが、次回作へ続く展開になっており、まだ未読なのでそちらにも期待します。

▼以下、ネタバレ感想

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まみ
28PJ6KDT
No.20
(5pt)

密室殺人ゲーム王手飛車取りの感想

あらすじや評価の高さに魅かれて読みました。
殺害方法と、登場人物の人物像、2つの謎解きを楽しめる作品。
ただ、登場人物の殺人に対する考えが合わない人には、苦手な作品になるかもしれません。
正直好みが分かれる作品だと思います。
残念ながら、私はちょっとラストに納得がいかず、高評価はできません。
個人的にミステリーとしては軽く、サラッと読みたい方には良いのではないかと思います。




▼以下、ネタバレ感想

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あんみつ
QVSFG7MB
No.19
(7pt)

良くも悪くもエンターテイメント

分量の割にテンポ良く、一気に読み進められた感じ。

内容は、殺人ゲームというだけあってエンターテイメントとしては面白いが、少し現実離れしている感じもする。しかしそこを割り切ってしまえば、個性ある登場人物や多様な事件のおかげで飽きなく読めた。また、推理合戦という形式上、一つ一つの事件の推理が割と論理的なのも良い。

特に終盤では見事に驚かされた。
ああいう驚きは大好きです。

▼以下、ネタバレ感想

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マティ
TO0KIJP4
No.18
(5pt)

密室殺人ゲーム王手飛車取りの感想

正直、僕はダメでした。
読解力と想像力が弱いもので、トリックを文字で読んでもピンときませんでした。
ごめんなさい。

Hidezo
GX0TU62Y
No.17
(4pt)

密室殺人ゲーム王手飛車取りの感想

1冊でいくつもの謎解きやトリックが楽しめたものの、動機なしの殺人の設定のためか面白さにかけました。ああ、犯人当てではないからかな? 登場人物の設定が1番面白かったけど結構ページ数のある作品の中のほんの数ページなので残念な気もします。 あとエンディングは個人的にペケでした...

marebear
FLDW4YE1
No.16
(8pt)

密室殺人ゲーム王手飛車取りの感想

割合に分かりやすい伏線で、つながりを楽しめました。

ひろゆき
44KMPFT3
No.15
(8pt)

密室殺人ゲーム王手飛車取りの感想

賛否両論あると思いますがエンターテイメントと考えればかなり面白い作品だと思います。

歌舞伎蝶
LMC3R9P9
No.14
(9pt)

密室殺人ゲーム王手飛車取りの感想

ミステリーとは?に作者が示した答えがこの本であると思います。これはミステリ作家とミステリ愛読者との「楽しい遊びの場」であると言えます。究極の世界を設定しその世界でミステリのアイテム、ミステリのスタイル、トリックのパターンを惜しげもなく使用した「高等問題」を読者に示し、回答を読者がどの様にして導き出すか作者はニヤニヤと見ています。そう、あの綾辻行人の「どんどん橋、落ちた」とは究極の対比として見られます。もちろんその世界の住人が大前提でしよう。
仮に「ハーレクイン・ロマンス」の愛読者がこの本を手にしたとしたら、ありえない設定。非常識。キモい。バカバカしい。非人道的。などの意見が多く寄せられるでしょう。それがつまり他の世界の住人である証です。非常に高度な「問い=答え」あなたはいくつ答えを出すことが出来ましたか?ハンドル・ネームひとつにしても凝っています。作者の徹底した遊び心とミステリを愛するハートに触れてこの本を楽しむべきであると言えます。言わずもがなですが物語の最後にはキチンと登場人物にはケジメをつけたフィナーレが用意してあります。それが世に言う良識というもので、作者はキチンと配慮しています。凝りに凝ったスタイルのこの本。作者に拍手で応えるべきでしょう。

ニコラス刑事
25MT9OHA
No.13
(4pt)
【ネタバレかも!?】 (6件の連絡あり)[]   ネタバレを表示する

こういうタイプは初めて

何の感情移入もできない、ゲーム感覚快楽殺人ですよね。動機はなし。しかも、犯人たちは精神異常者ではない(何らかの欠落者ではあるが)。我慢して読み進めました。いつになれば、面白くなるのだろうと。このサイトの評価を信じて本を選んでいるので、面白くないと感じてもとりあえず最後まで読みます。でも、うーん。面白かったのは兄のパソコンのパスワードが判明した瞬間だけだったかなぁ。

ぴちょんちゃん
HJYEAUEJ
No.12
(8pt)

密室殺人ゲーム王手飛車取りの感想

動機の無い殺人なので、パズルを解くような感覚で読んでました。話が進むに連れて参加者の正体が明らかになっていく流れには驚きました

ほっと
2XKXV6EI
No.11
(7pt)

密室殺人ゲーム王手飛車取りの感想

ネット上で行われる推理ゲーム。出題者は実際に殺人を行い、他の人は回答者となってトリックを暴く。それを順に繰り返すと言うお話です。
探偵=犯人、被害者ともに非常に記号的で、非人間的な設定はあまり気になりませんでした。これだけリアリティ無く思い切ってやれば、クイズのような短編集の様であり、面白く読めました。
ただ、ラストはどうなんでしょうか、これで良かったですかね。しかも続編が有るとの事。変わった話ですが、本格推理好きにはおススメします。

なおひろ
R1UV05YV

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