旧校舎は茜色の迷宮



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初公開日(参考)2014年08月
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長編小説

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旧校舎は茜色の迷宮 (講談社ノベルス)

2014年08月07日 旧校舎は茜色の迷宮 (講談社ノベルス)

生徒から人気の高い男性教諭が、校舎から投身自殺した。しかし、現場には不審な痕跡が遺されていたため、警察は非公式に捜査を続けていた。いっぽう「怪談」や「都市伝説」に興味津々の高校生、秋美は、慕っていた教諭の自殺の真相を探るため、学校中で人気のイケメン男子学生ふたりと調査を始めるが――!? 一年前の秋、白石秋美の通う高校では、人気教師・宇津木が旧校舎内で何者かに殺害される事件が起きた。そして、翌年の同じ日に、こんどは秋美の慕う男性教師・小垣が同じ旧校舎から飛び降りて死亡する。怪奇話が大好きな空手部の渋谷新司と、それらの話を全く信じない生徒会長の木吉吾郎とともに、二人の死の真相に迫ろうとする秋美。二つの事件を繋ぐ闇を追う刑事も巻き込みながら、迎えた文化祭の夜。隠され続けていた真実が、秋美の前に現れる。 (「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点6.00pt

旧校舎は茜色の迷宮の総合評価:6.67/10点レビュー 6件。Cランク


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全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(6pt)

旧校舎は茜色の迷宮の感想

第6回ばらのまち福山ミステリー文学新人賞優秀作受賞作。主要登場人物達の中で交わされるオカルトや都市伝説に対する捉え方の違いなどは興味をそそられた。その事件の何が謎なのかを明確に提示する技術は優れていると感じましたが、真相の提示が少々アンフェアに感じられてしまったのが不満点でした。

水生
89I2I7TQ
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.5:
(5pt)

本格ミステリ・ベスト10ランクイン小説

島田荘司選福山ミステリー文学新人賞受賞作。星を一つしかつけていない人がいて半信半疑で読んだが、どんな感覚で読めばこれが星一つなのか?もはや嫉妬からきた嫌がらせに近いと思う。最初から最後まで細かな伏線を張り巡らせ、その回収が見事。原書房の雑誌『本格ミステリ・ベスト10』にてランクインしていたことにも納得できた。これから追いかけていきたい作者。調べてみると、福山ミステリー文学新人賞で最年少受賞らしい。これはすごい。
旧校舎は茜色の迷宮 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:旧校舎は茜色の迷宮 (講談社ノベルス)より
406299027X
No.4:
(3pt)

茜色。

悲しい気持ちになった物語でした。
読み進めていく度に増える違和感や、登場人物たちの行動に、疑問が何度も浮かび上がり、正直言うと、自分の中で、「ああ!そうなんだ!」と、真実に辿り着くまで、時間がかかりました。 
何より、主人公を含む3人の高校生たちの姿は、読んでいくにつれて辛かったです。
なぜ、この子たちが、こんな事をしなければいけないのか。大人よ、もっとしっかりせんかい!!と、言いたかったです。
まるで、寂しい茜色を見ているようでした。
旧校舎は茜色の迷宮 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:旧校舎は茜色の迷宮 (講談社ノベルス)より
406299027X
No.3:
(3pt)

今後の作品を期待します。

物語の構成や仕掛けも凝っていて
読み物としては十分に楽しめる内容でしたが
後半になってやや強引な部分、動機など腑に落ちない箇所など
文章力にははまだ伸びる余地があるように思えました。
今後も注目していきたい作家さんです。
旧校舎は茜色の迷宮 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:旧校舎は茜色の迷宮 (講談社ノベルス)より
406299027X
No.2:
(1pt)

つまらない

これはどうしようもない作品です。
つっこみどころ満載で呆れました。
都市伝説についても何だかなぁって感じです。
青春ミステリーみたいな感じだけど、何だかお年寄りが書いたかのような古臭さを感じました。
動機に至ってはそれはないよ、と言いたくなるほど。
文章もつたないから読みにくかったです。
久々に読んで損をした、と思った小説でした。
はっきり言ってこれはネット小説レベルだと思います。
旧校舎は茜色の迷宮 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:旧校舎は茜色の迷宮 (講談社ノベルス)より
406299027X
No.1:
(5pt)

島田荘司が賞賛の学園ミステリ!

福ミス優秀作「少女たちの羅針盤」以来の学園ミステリー。表紙からは「福ミス」色はまったく感じらない。笑
また、「本格」の威圧的な雰囲気もなく、手に取りやすい。これはパケ買いする人に対して大きな武器になりそう。怪談や都市伝説の豆知識を物語に取り入れたのも時代を掴んでてグッド。

文章力は、読みやすさを備えているし、描写も含めて「上」といってもいいかな。特に細かな伏線の張り巡らせかたは、島田荘司が認めるだけあって「見事!」といいたくなる。この手法をフェアとかアンフェアとかいいだすと、さすがにきりがないので、十分に「有り」だと思う。アンフェアな作品は、まだまだひどいものが沢山あるし。それに納得のいくトリックも使用されているのが加点になる。たしかに斬新さはないけど……うーむ、でもこの物語にはこんな感じのトリックがマッチするんじゃないのかな。

結末は個人的な批評が色々ありそう。わたしも好みの結末とはいえなかった。ただ、自分の理想ではなかったから評価を下げるのは避けたい。むしろ裏切られたような結末はミステリーとして評価するべき? と考えた。

とはいうものの、この作品はとりあえず完成しているけど、まだまだ可能性を感じる年齢の作者。この完成度で満足せずに、福ミスには深木章子のような強者もいるので、さらなる上を目指してほしい。

気にしないでほしいのは、権威ある文学賞でも、知ったような言葉でけなす輩は必ず現れるけど、でも、「殆どの人間は自分ではとても手の届かない人間の否定をしながら己はなにもできないまま人生を終えていく」という言葉を胸に秘めて、大衆にへこまされることなく頑張ってほしい。これはすべての作家にいいたい。笑
旧校舎は茜色の迷宮 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:旧校舎は茜色の迷宮 (講談社ノベルス)より
406299027X



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