小説家の端くれ・緒方司貴のもとに遠野から謎の宅配便が届いた。

谷中のレトロな街並みの中で、三代続くカメラ屋「今宮写真機店」。

冬の気配が色濃くなってきた11月の京都。

あの世とこの世の狭間にある黄昏のまち・幽落町にも冬がやってきた。

京都の一角に佇む「桃枝骨董店」。

第一次世界大戦直後のロンドン。クールな青年医師デリックは、戦地で傷を負って以来、検死官として働くように。

飼い犬と共にお茶が飲めることで人気のドッグカフェ「ワンノアール」に勤める森川凛は、 幽霊の姿が見え、幽霊と会話できるという能力を持つ。

元イケメン俳優で料理人見習いの海里が働く定食屋「ばんめし屋」に、海里の兄の友人で刑事の涼彦がやってきた。

「世界でもっとも重要な台所」と呼ばれる、ホワイトハウスの厨房で働くオリーは、小柄ながら腕と舌は確かなアシスタント・シェフ。

「思わずスープが食べたくなる」と評判のスープ・ミステリー、第2弾です! 東京のとある場所で、早朝のわずかな時間に、ひっそりと営業しているスープ屋しずく。

京都市中京区に店を構える、地元で人気のドッグカフェ・ワンノアール。

京都の寺町三条商店街の骨董品店『蔵』でアルバイトを始めた女子高生の真城葵。

善人だが刑事の才能はない主人ウィザースプーン警部補のため、こっそり事件を解決してきた家政婦ジェフリーズ夫人と屋敷の使用人たち。

遙か遠い地中海の島キプロスに、一人降り立ったアガサ。

まじめで几帳面なパトリシア・アンは料理も菓子作りもお手のもの。

「ユンヨン」「アントチーノ」「ボンボン」―そんな誰も聞いたことのないコーヒーを注文しては、バリスタたちを困らせる客がビレッジブレンドに現われた。

わずか四週間で結婚式を挙げることになったデレインのお相手は、地元で指折りの敏腕弁護士。

今日も今日とて、ゆるり営業中の『花月香房』だけど今日は…雪弥さんが、ちょっとおかしい。

ニューヨーク・ブルックリンの書店を大叔母から相続した、三十代半ばのダーラ。その書店にはマスコットの黒猫がいた。

名門大学を舞台に繰り広げられる殺人予告ゲーム。

涙も笑いもすべて受け止めて。人をつなぐ和菓子の物語、完結 浅草に夏がやってきた。

警視庁・捜査一課の女性刑事、小野皇子は友人の女性を殺害された。

人嫌いの大富豪・志信さんと、こき使われるお人好しなペットショップ店員の泉。

「私は殺されました。犯人はこの中にいます」 1年前に死んだ作家からの挑戦状。

無類の善人だが捜査能力は皆無の警官である主人を助けるべく、家政婦ジェフリーズ夫人以下屋敷の使用人一同が秘かに探偵団を結成!?　ヴィクトリア朝痛快ミステリ新シリーズ。

ところは福岡・太宰府市。参道でオルゴール店を営む32歳イケメン独身貴族、伊東秀。

新たな年を迎え、賑わいを見せる京都。

満座のオークション会場でワインによる毒殺事件が発生。

日本一の歴史をもつミステリーファンクラブ「SRの会」にて国内1位に選ばれた『ボランティアバスで行こう! 』著者の最新刊は、美味しくて心温まるスープ屋ミステリーです! 東京のとある一角。

夢破れ、失意のドン底だった女子が出会ったのは、落語! 勢いで弟子入りし、青葉亭かりんという名で懸命に修行する中、ある日、寄席で一人だけ全く笑わないおばさんを見つける。

「自分が食べるためにこそ、おいしいものを作らなきゃ」菜の花食堂の料理教室は今日も大盛況。

悩める患者の心を音楽で癒す心療内科「のどか音楽院」。その院長・長閑春彦は春の海のように穏やかな青年だ。

鳳の用事でしばし烏丸家を離れることになった執事の衣更月。

シンガポールで名物カフェを営むアンティ・リーは、知りたがり屋で情深い裕福な老婦人。

「悠貴君、デートしよう!」突然、禁断の告白をした美久。

鈴虫鳴く秋から冬に移ろう祇園。桃枝骨董店がたたずむ路地裏にも小さな事件が。

十歳で突然死んだ幼なじみの真広は、臨時の養護教諭になった二十五歳の紗絵の前に、いまも姿を現す。

大阪で多発する冤罪事件。その捜査のため、大阪府警本部に送り込まれた二人の刑事を見て、花田米子に激震が走る。

小春が祇園で祖母・吉乃の和雑貨店「さくら庵」の手伝いを始めて四か月。

高校二年生になった正太郎。

海外出張中の夫マックスの留守を預かるセーラのもとに、因縁深き美術館でまたも人死にが起きたとの報がはいる。

青年ピアニストのアルトゥアは死んでから50年後の世界に蘇ってしまう。

父の衝撃の発表から一週間。あの人がついに還ってくる。

娘とゲストハウスを開業しようと買った築百年のお屋敷には、なんと前のオーナーの無愛想な女性と気弱な男の私立探偵の幽霊が憑りついていて……。

京都の寺町三条商店街にポツリとたたずむ、骨董品店『蔵』。

兵庫県芦屋市、元イケメン俳優の五十嵐海里は、夜だけ営業の定食屋「ばんめし屋」で、料理人見習いとして働き始めた。

日々「婚活」に励む大阪府警本部の刑事・花田米子は若かりし頃、交番勤務で地域の安全を守っていた。

人の心の動きを香りとして感じる力を持つ香乃。

文字は嘘をつかない。

東京に住む16歳の小春は、ある理由から中学の終わりに不登校になってしまっていた。

人の心の動きを香りとして感じとる力を持つ、高校二年生の香乃は祖母が営む香り専門店『花月香房』に暮らしている。

藍の卒業を祝し、オカ研の面々は温泉に出かけることに。

名門・烏丸家の代27代当主となった花頴は、まだまだ若くて半人前。

霊の見える新人ホラー作家の熊野惣介は、怪奇小説雑誌『奇奇奇譚』の編集者・善知鳥とともに、新作のネタを探していた。

兵庫県芦屋市。この街に、定食屋「ばんめし屋」はある。

果てしない未来と、果てしない不安。甘いお菓子が、必要だ。