少年リンツの住む国で富豪の家から金貨や宝石が盗まれる事件が多発。

多数の熱狂と興奮を喚んだ現代の「奇書」がついに文庫版で登場。

乙一×toi8の最新作!! 父親を亡くした兄弟・アールとグレイ。2人は不思議な世界『アークノア』に迷いこんでしまう。

12月のある日の午後。森野夜は雑木林の地面に横たわっていた。

目覚めると、私は闇の中にいた。交通事故により全身不随のうえ音も視覚も、五感の全てを奪われていたのだ。

「わたしは腕に犬を飼っている―」ちょっとした気まぐれから、謎の中国人彫師に彫ってもらった犬の刺青。

「どこかでお会いしましたっけ?」。そして気づく。

その一瞬の選択が、あなたの10年後を変える。「10年」。

鯨井留可は完全犯罪を目指さない男。そんな彼がアリバイ工作のために声をかけたのは、白髪の美女。

親友の変死を目撃した山村瑞紀と、同じように弟が眼球を破裂させて亡くなった鈴木春男。

βと名乗る教祖をあおぐ宗教団体の施設・美之里。調査に訪れた探偵・水野は加部谷恵美たちと偶然の再会を果たす。

ある理由から存在感を消せるようになった高校生、鈴木伊織。 彼女を認識できるのは、友人の春日部さやかだけ。

東京でピアニストとして活躍していた柏木ユリが音楽教師として長崎にある中五島中学校へ赴任してきた。

高校生の心中事件。二人が死んだ場所の名をとって、それは恋累心中と呼ばれた。

何なんだこれは!天才・乙一のジャンル分け不能の傑作短編集が「1」、「2」に分かれて、ついに文庫化。

出ては迷う旅本作家和泉蝋庵。荷物もちの耳彦とおつきの少女・輪、三人が辿りつく先で出会うのは悲劇かそれとも……。

百年続いた写真館の館主、祖母・西浦富士子の遺品を整理するために、桂木繭は江ノ島を訪れた。

突然幽霊が見えるようになり日常を失った夫婦、首を失いながらも生き続ける奇妙な鶏、記憶を失くすことで未来予知をするカップル、書きたいものを失くしてしまった小説家、娘に対する愛情を失った母親、家族との思い出を失うことを恐れる男、元夫によって目の前で愛娘を亡くし

わたし、城の外に行きたいの 一家団欒に突然飛び込んできた少女は、「城」の外に出て行くと言う。

中学生がビルから飛び降りた自殺未遂事件。

ウォーカロン。「単独歩行者」と呼ばれる人工細胞で作られた生命体。

助言あり〼(ます)――。スーパーの駐車場で“相談屋”を営む稲垣さんの下で働くことになった浜田青年。

「くちびるに歌を」以来7年ぶりの長編小説 11歳の下野蓮司はある日、病院で目覚めると大人の姿になっていた。

九歳の夏休み、少女は殺された。あまりに無邪気な殺人者によって、あっけなく―。

哀しみの先には、何があるのだろう──。

なぜか不幸を招き寄せてしまう体質と、家族とのぎくしゃくした関係に悩む高校1年生の光太郎。

教わってもいない経を唱え、行ったこともない土地を語る幼い息子。逃げ込んだ井戸の底で出会った美しい女。

飼育係になりたいがために嘘をついてしまったマサオは、大好きだった羽田先生から嫌われてしまう。

突然の事故で記憶と左眼を失ってしまった女子高生の「私」。

彼女は病院にいる。館を離れ、あの家政婦から逃れ。

幼馴染みの一ノ瀬ユウナが、宙に浮いている。

僕の小説の中では もっとも本格ミステリー度が 高い自信作です。

阿良々木暦を監視する式神童女・斧乃木余接。

視力をなくし、独り静かに暮らすミチル。職場の人間関係に悩むアキヒロ。

高校生・阿良々木暦は、ある日、血が凍るほど美しい金髪の吸血鬼と出遭ってしまった…!?彼女がいなければ、“化物”を知ることはなかった―『化物語』の前日譚は、ついにそのヴェールを脱ぐ。

森野夜が拾った一冊の手帳。そこには女性がさらわれ、山奥で切り刻まれていく過程が克明に記されていた。

とある町で行き倒れそうになっていた謎の青年・夜木。

次の捜査を、最後の仕事に――。

特殊能力を持つ“在色者”たちが、“途鎖国”の山深くに集まる“闇月”。殺戮の風が、次第に暴れ始める―。

破綻しかけた家庭の中で、親を選択することを強いられる子どもたちの受難と驚くべき結末を描いた表題作ほか、「時間跳躍機構」を用いて時間軸移動をくり返す驚愕の物語「地球に磔(はりつけ)にされた男」など全11編、奇想と叙情、バラエティーにあふれた「ひとり」アンソロ

無鉄砲上等の真田チームにクールな頭脳派が参入! 興奮度200%UPの新シリーズ発進。

“サマーゴースト”という幽霊が現れるという。 夏、使われなくなった飛行場、花火をすると、彼女は姿を現すらしい。

書店員は超多忙。

わたしは「みんな」を信じない、だからあんたと一緒にいる―。

“キスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレードってぇ名前は、俺様が付けてやったんだ――” 今から六百年ほど前、今はもう滅びた国に『うつくし姫』と呼ばれる女の子がいました。

巨大な鉄骨を手に街を徘徊するアイドルの都市伝説、鋼人七瀬。

晴れて美少年探偵団の新メンバーになった「美観のマユミ」こと瞳島眉美。

深夜、夫が交通事故に遭った。病院に駆けつけた早苗と息子の力は、そこで彼が誰の運転する車に乗っていたかを知らされる……。

最愛の娘を殺した母親は、私かもしれない。

「君に謎の解き方を教えよう」少女ノゾムが、難病の治療法を見つけるために参加したデスゲーム。

これは僕の失恋であり、同時に、初恋の物語だ。七草は引き算の魔女を知っていますか――。

2007年夏公開の映画化原作。

私にはケイタイがない。友達が、いないから。

元銀幕の大スター・片桐大三郎(現芸能プロ社長)の趣味は、犯罪捜査に首を突っ込むこと。

ーー決して解かれえぬ謎と共に炎に包まれ、この世から消え去った「大樹館」。

気づけば、すっかり依頼が来なくなっていた人類最強の請負人・哀川潤。