昭和のはじめ、日本最初の専門精神科病院で起きた凄惨な事件。新米医師が謎解きに挑む。

江戸川乱歩賞史上に残る問題作。七年の構想を経て、いま復活。

連続爆弾犯のアジトで見つかった、心を持たない男・鈴木一郎。逮捕後、新たな爆弾の在処を警察に告げた、この男は共犯者なのか。

所轄の盗犯刑事から県警本部に引き上げられた若き警部・八神。

犯人は、13歳の少年だった。 娘の目の前で、桧山貴志の妻は殺された。

東京の大学病院に勤める内科医の望月美並。

「誘拐犯の娘が新聞社の記者に内定」。

不審死や迷宮入りした事件、事故などを科学的に解明すべく設けられた警視庁行動科学課。

ひとり、入ったら、ひとり、消える―。年金生活の貧困シニアが入居する「加賀美荘」は「殺人アパート」だと囁かれていた―。

乱歩賞史上最強のダークヒーローが帰ってきた! 驚異的な知能を持ちながら「心」のない男と、警察庁の華麗なるエリート警視が頭脳対決! 警視庁で開発中の異常犯罪データベースによって遠く離れた場所で相次いだ三件の殺人事件にはすべて拷問の痕があると判明し、続いて

二人の少女を惨殺した殺人鬼の命に十億の値がついた。

「見えているのに見えないもの、それを捜すのよ」 オシャレすぎる女性警視が新米刑事に突きつけた言葉の意味は? 美大に通う女子学生が背中をめった刺しにされて殺された。

ある女のひとを守ってほしい―沢崎の事務所を訪れた十才の少年は、依頼の言葉と一万円札五枚を残して、雨の街に消えた。

400日ぶりに東京に帰ってきた私立探偵沢崎を待っていたのは、浮浪者の男だった。

リベンジポルノの相談が大学院生の綾子から村野ら支援課に持ち込まれた。

本書は沢崎シリーズの、第二期のスタートを告げる作品。

水没するまでのタイムリミットは約5時間。それまでに洞窟に閉じこめられた調査隊を助け出さなければ―。

杉並中央署生活安全課「何でも相談室」、通称0係に娘の死の真相を調べて欲しいという相談が持ち込まれる。

元刑事で一人娘が失踪中のD県警広報官・三上義信。

公安で培った術を駆使して解決のためならなんでもあり、捜査一課きっての実力行使派明日香。

ベテラン警官が拳銃を奪われ、両腕を切られた姿で発見された。

思い出は心を豊かにもすれば、苦しめもする―小さなガラス瓶、古いお守り袋、折り鶴…、そうした小さな手がかりから、依頼人の思い出に寄り添うようにして、人や物を捜し出していく“思い出探偵”。

殺人事件の時効成立目前。

署内で一括保管される三十冊の警察手帳が紛失した。犯人は内部か、外部か。

モルタルで石像のごとく固められた変死体が発見された。翌朝、愛宕署特捜本部に入った犯人からの電話。

警察一家の要となる人事担当の二渡真治は、天下り先ポストに固執する大物OBの説得にあたる。

奥多摩で起きた一家惨殺事件。殺されたのは著名な陶芸家とその妻、そして双子の娘・瑠衣と芽衣だった。

CM制作者・日下が骨董市で偶然手に入れた、古いフライフィッシング用のリールとスチール缶。

機動捜査隊浅草分駐所に班長として赴任した稲田小町は、元医院の「幽霊屋敷」で首吊り死体を発見する。

十五年前、自殺とされた女性教師の墜落死は実は殺人―。警視庁に入った一本のタレ込みで事件が息を吹き返す。

多数の死傷者を出した超高層タワーでの死闘は終結した。

まるで拾った宝くじが当たったように不運な一日は、一本の電話ではじまった。

舞鶴でロシア人女性の遺体が発見された。時を同じくして抑留体験者の高津も姿を消す。

同時発生した警察を狙う異様な事件。晴山警部補は、警視庁内で同僚の拳銃自殺を目の当たりにした。

八年前、自分の家族全てを惨殺された美結。

思い出は人を幸せにも不幸にもする――京都府警元刑事が始めた「思い出探偵社」をめぐる、切なくて懐かしいハートフルミステリ第二弾。

講演中の救命医が爆破死傷事件に巻き込まれた。現場に駆けつけた救急救命士に向かい、彼が言う。

外国人留学生から評判の悪い教授が、大学の研究室で爆殺された。

失踪した母、殺害された父。そこから悲しみの連鎖は始まった。

老舗呉服屋の邸宅で発見された首吊り死体。

猛暑の八月、東京で謎の死体遺棄事件が露見した。連続強盗事件で逮捕された相澤直樹が、「桧原村に死体を埋めた」と突然告白。

犯行時刻の記憶を失った死刑囚。その冤罪を晴らすべく、刑務官・南郷は、前科を背負った青年・三上と共に調査を始める。

渋谷の片隅で警察関係者の遺体が見つかった。明らかな他殺体を自殺と断定した鑑識課の検視官・綾織美音。

飲料会社宣伝部課長・堀江はある日、会長・石崎から人命救助の場面を偶然写したというビデオテープを渡され、これを広告に使えないかと打診されるが、それがCG合成である事を見抜き、指摘する。

所轄の窓際部署にやってきたキャリア警察官・小早川冬彦。

中央区日本橋。男性の“損壊"遺体が発見された。

Ｋ・Ｓ・Ｐ特捜部の沖幹次郎は突然の人事でチーフをはずされた。新チーフはキャリア警部の村井貴里子。

「事件発生?嫌だな…」史上最弱(?)の刑事登場! 撲殺事件の裏にあるのは暴力団の抗争か、半グレの怨恨か―― 弱気な刑事の活躍ぶりに笑って泣ける、著者会心作! 甘糟達夫は、35歳の巡査部長。

新署長赴任の朝。署の正面玄関前で、容疑者を連行中の刑事が雑居ビルから狙撃された。

悪党・八神俊彦は自らの生き方を改めるため、骨髄ドナーとなり白血病患者の命を救おうとしていた。

闇に身を潜め続ける犯人。

この男、 前代未聞のトンデモ作家か。

「これは貸しだからな」。謎の言葉を残して、債権回収担当の銀行員・坂本が死んだ。

予備校生殺人の事件を追う、鬼刑事・目黒一馬。

香納諒一氏の人気警察小説「K・S・P(歌舞伎町特別分署)」シリーズの第4弾。銃撃戦、知能戦ともにパワーアップ。

レイプ・スキャンダルで引退したお笑い芸人・笠原雄二。今は孤独に生きる彼を、元相方の立川誠が五年ぶりに訪ねてくる。