シュラ: 警視庁墨田署刑事課特命担当・一柳美結4
※タグの編集はログイン後行えます
※以下のグループに登録されています。
【この小説が収録されている参考書籍】 |
■報告関係 ※気になる点がありましたらお知らせください。 |
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点0.00pt |
シュラ: 警視庁墨田署刑事課特命担当・一柳美結4の総合評価:
■スポンサードリンク
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
現在レビューがありません
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
一柳巡査シリーズを通して語られるのは「悪人を殺すことは正義か?」ということ。その最終章が本作『シュラ』 作者は一貫して「悪人であっても殺人は絶対的敗北」という立場であり、それは作中に登場する理論物理学者によって主張される。 それ自体は大いに結構なのだが、この物理学者が「証明済み」だという理論の詳細は最後まで曖昧模糊としている。 前3作では、物理学者、田中という天才、Cという天才少年の3つ巴の争いを背景にそれが語られ、東京を舞台に起こる激しいつばぜり合いが迫真の筆致で描かれていたので、それなりに読み応えがあった。 しかし、本作では、一柳巡査の個人的復讐を背景に、相変わらず曖昧模糊としたコンニャク問答が続くだけ。 しかも、個人的復讐の熱量が全く伝わって来ないから、ほぼひたすらコンニャク問答の繰り返しである。 おまけに、終盤になっていくつかの驚愕の事実が語られる。取って付けたかのように。 ここまでコンニャク問答に執着できる作者には感心するが、数学的証明などできるわけのない問題をなんとか科学っぽく語るために、極めて浅い科学的知識が雰囲気的に動員されるのも憐れだし、最後の意外な事実に至っては、結局、作者は血統主義なのかと思ってしまう。 結論:余程の暇人以外にはお勧めしない。作者はゲーム理論でもしっかり勉強した方が良い。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
完全に警察小説の枠を超えている。深遠なテーマを追求した壮大で複雑なシリーズ。 ただのエンターテインメントを求めている人には意味不明な場面が多いかもしれないし、ついて行けなくなるのも理解はできる。 だが、混迷を極める世界情勢を映す鏡としてもよく機能していると思う。 この世から殺し合いを根絶するにはどうしたらいいのか? これほど真剣に考えた作品も珍しい。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
1作目が面白かったのでシリーズ全巻読んでしまいましたが 話が進めば進むほど?な感じに ラストはダラダラして1作目の緊張感やワクワクした気分が台無しです | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ただひたすら だらだら・・・ 有能なハズ?のそれぞれの警察官の チープで幼稚な感情を ひたすらだらだら・・・ ただそれだけで 1冊終わってます。 疲れるから 速読の勉強でもして さっさと読み終わった方がイイと思います。 一応、前3巻を読んでる人にとっては 読まないとスッキリしないからね。 でも、それを逆手にとった商売ありきの 内容の薄い1冊です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
シリーズ最終巻。 やはり、この最終巻に主人公・一柳美結の活躍の場が用意されていた。 Cが警察と手を組み、全世界の敵・田中晃次と対決する。 そして、最大の謎が… シリーズ全巻を通して読むと、如何に綿密に構成された壮大な物語なのかが分かる。 登場人物の抱える過去、秘密が少しづつ明らかになるにつれ、物語の中の世界が広がるという面白い構成である。 登場人物の誰が悪で、誰が正義なのかも混沌としており、読み進むと読者の予想は大きく裏切られる。 これだけのボリュームの書き下ろしシリーズとなると、巻を重ねる度につまらなくなる作品が多いのだが、この作品は面白さが増すという稀有な例だろう。 | ||||
| ||||
|
その他、Amazon書評・レビューが 5件あります。
Amazon書評・レビューを見る
■スポンサードリンク
|
|