耳をすます壁
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女性二人で旅行中、一人がホテルの窓から墜落死、事故との調査結果がでるが、残されたもう一人はそのときの記憶を失ったまま入院、さらには失踪してしまう。そのときに、いったい何があったのか? 失踪した妹を探そうとする兄、探すことにいま一つ乗り気でない夫、調査を依頼された探偵、それぞれの思惑を秘め、緊迫感を漂わせながら、物語は進んでいきます。いつもながら、マーガレット・ミラーの人物を描いていく筆致は迫力があり、特に失踪した女性の夫の書きっぷりは見事。あるときは妻を殺していながらシラを切り通すとても怪しい男に見えたかと思えば、あるときは本当に妻の身を案じる心優しい愛妻家に見える。まるで反対のことが、無理なく書き込まれています。そんなこんなで翻弄されているうちに、事態は思わぬ展開を見せ、さらには最後の最後で・・・。 ミステリという形式上、最後にどんでん返しが待っていることはよくあることですが、そのお手本になるような、最後の一行がビシッときまった作品です。 | ||||
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