深い疵

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種別
長編
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あらすじ

2012年06月21日 深い疵 (創元推理文庫)

ホロコーストを生き残り、アメリカ大統領顧問をつとめた著名なユダヤ人が射殺された。凶器は第二次大戦期の拳銃で、現場には「16145」の数字が残されていた。司法解剖の結果、被害者がナチスの武装親衛隊員だったという驚愕の事実が判明する。そして第二、第三の殺人が発生。被害者の過去を探り、犯罪に及んだのは何者なのか。ドイツで累計200万部突破の警察小説シリーズ開幕。(「BOOK」データベースより)

評判

深い疵の評価:

7.20/10点 レビュー 5件。 B ランク

書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点7.20pt

深い疵の総合評価:

8.06/10点 レビュー 33件。

感想一覧

サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

全1件 1〜1 1/1ページ
No.1
(9pt)

深い疵の感想

邦訳の本としてはまだこれ一冊と言う本作。こちらのサイトでの高評価なレビューを見て手にとってみました。その高評価を裏切らない、非常に読み応えのある警察小説でした。
アウシュビッツを生き抜いたユダヤ人であり60年もアメリカの大統領顧問として活躍してきた著名人が頭を撃ち抜かれて殺される事件が起こり、司法解剖の結果被害者はナチだった事が判明するのですが、政治的な圧力がかかり捜査することを強引に止められてしまいます。
しかし第2、第3の殺人が続いて起こり、主役のオリヴァーはじめ殺人捜査課のメンバーが事の真相を追っていくのですが、捜査の過程や人物描写も素晴らしく、内容も深く重く読みかけると最後までやめることができませんでした。

ただ、シリーズの3作目だと言う事で、物語は独立していて面白いものの主役を含めた捜査陣の背景などが1作目からだともっと感情移入しやすかったかもしれません。

それにしても戦後の対応の違いをまざまざと見せ付けられた気がしました。同じ軍国主義に走り敗戦国となったにもかかわらず、ドイツと日本ではあまりにもその後が違いますね。
昨今の状況を見る限り、ただ臭いものに蓋をしてきただけの日本は、本当の意味で戦後の責任や反省をしてきたとは思えません。あんな時代にまた逆戻りするのではないかと、読み終わったときに思わず感じてしまいました。

登場人物も多く名前もなじみにくいので敬遠する方もいるでしょうが、ぜひ多くの方に読んでもらいたいと思いました。

たこやき
VQDQXTP1

Amazonレビュー

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.28
(5pt)

深く骨太い

実はナチの親衛隊だった者が殺したユダヤ人の名を騙りのうのうと生き延びている、このストーリーは小説やドラマでも別に珍しくは無い。
アメリカのコールド・ケースという人気ドラマでもあった。
だが、この本はドイツ人が書いているので他と比べて深いし骨太になっている。ドイツばかりじゃなく、ポーランド、東プロセインやらスイス、イタリア等との関わりも細かく描かれている。
まあ、敢えて言えばレーガン大統領の顧問になるような人間が身体検査曖昧だったってのだけ現実味に欠けるかな?(笑)つまりアメリカ人の書いた本じゃないからアメリカのそこら辺が詰めが甘い。もう少し小物にしておけば完璧だった。
深い疵 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 深い疵 (創元推理文庫)より
4488276059
No.27
(2pt)

まとまりが無く警察小説としても面白くない

ナチ物は好きなので、我慢して読んだ。
疲れた。

登場人物が多いし、どれも個性が無く覚えられない。
ご都合主義なところも多い。
警察小説と言っても、その捜査力はちっとも際立っていないし
主人公警部2人(オリバー&ピア)もたいして冴えていない。

最後の100ページはまあ一気に読んだけど
もうこのシリーズは読まないだろうな・・

気になった点
ほんの些細な所なんだけど、
P511「KMF社の元の所有者であるユダヤ人ヨーゼフ・シュタインがドイツに戻った時は会社を返却するという契約書が見つかった」というのなら、そこをどうしたかを書いてほしかったな。
この子孫とかを見つけて処理を始めているというのが、まあ、お話としては必要でしょう。
「黄金のアデーレ」のように訴え出る人がいなくても、そこを進めてゆくのがお話としても
気持ち良いのでは?

まあ、これは私の好みで会って作者の意図は不明。

あー疲れた。
深い疵 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 深い疵 (創元推理文庫)より
4488276059
No.26
(3pt)

深い疵

ホロコーストを生き残り、アメリカ大統領顧問をつとめた著名なユダヤ人が射殺された。凶器は第二次大戦期の拳銃で、現場には「16145」の数字が残されていた。司法解剖の結果、被害者がナチスの武装親衛隊員だったという驚愕の事実が判明する。そして第二、第三の殺人が発生。被害者の過去を探り、犯罪に及んだのは何者なのか。
深い疵 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 深い疵 (創元推理文庫)より
4488276059
No.25
(4pt)

現代ドイツ版「犬神家の一族」

日本では著者の最初の訳出となった本書。
当然ここから読んでもシリーズ読破に影響は感じませんが、人間関係が多少混乱するかも。
主人公二人を含め、シリーズキャラも巻を追うごとに変化します。
登場人物が多くてキャラクターを把握するのに時間がかかりますが、それだけに読み応え満点!
面白かったです。

第二次大戦とナチズムがもたらす悲劇はドイツ社会に今でも暗い影を落としている。
それを小説の設定に使っても不自然を感じないことがドイツ人の戦争認識の強さを物語っている。
日本ではそれこそ横溝正史あたりで終わっていますよね…

訳文がどうにも硬いと感じるので星一つ減。
これは翻訳者の力量なのか基の文章からしてそうなのかはわかりません。
厳しいようですが、小説世界への感情移入を妨げることが何度もあったので。
深い疵 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 深い疵 (創元推理文庫)より
4488276059
No.24
(3pt)

欧米小説の真骨頂!雰囲気だけで中身薄々!

ホロコーストを生き残り、アメリカ大統領顧問をつとめた著名なユダヤ人が射殺された。凶器は第二次大戦期の拳銃で、現場には「16145」の数字が残されていた。司法解剖の結果、被害者がナチスの武装親衛隊員だったという驚愕の事実が判明する。そして第二、第三の殺人が発生。被害者の過去を探り、犯罪に及んだのは何者なのか。ドイツで累計200万部突破の警察小説シリーズ開幕。
深い疵 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 深い疵 (創元推理文庫)より
4488276059

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