二百万ドルの死者
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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.00pt |
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エラリイ・クイーンのノンシリーズ物。 | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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あからさまにエラリイの書いた作品でないのが 明確な作品です。 エラリイ作品を読んでいれば 他の監修作品は違和感なく読めたのに この作品だけはどうみたっておかしいのが わかってくるはずです。 まず、明らかに言えるのは 物語の構成が雑。 視点移行がおかしいし、不自然な描写のせいで 読者を迷わせてしまっています。 それと最後の言及もあまりにおざなり。 何を言いたいのか結局わかりませんでした。 ギャングを扱ったのは非常によいですが 文体を崩してしまって かなり台無しでした。 | ||||
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ギャングのボスの遺産相続に巻き込まれ、相続人を殺さなければならなくなった男、スティーヴ、弟とともに相続人がいると思われるヨーロッパへ乗り込み、各国を探し回る。この相続人、ナチスの占領時代に地下運動にかかわり、英雄的な活躍をしたことはわかっているのだが、顔や姿はハッキリとわかっていない。すぐに見つかると思っていたもののいつも一歩遅くすでに別の場所へ去った後、しかも、いつの間にか共産国の革命騒ぎにまで巻き込まれていた…。相続人の知り合いや元恋人たちを訪ね、謎の人物の姿が徐々にあきらかになっていくあたりはとてもおもしろい。ただ、クイーンには珍しくハードボイルドタッチ、冒険小説風の作品なのだが、それが成功しているとは思えない。やっぱりクイーンには本格ミステリが似合います。 | ||||
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