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ジャム さんのレビュー一覧

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レビュー数504

全504件 281~300 15/26ページ

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No.224: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

虚無への供物の感想

日本四大ミステリの一つ。後世の推理作家に絶大な影響を与えた奇書!青い薔薇、密室殺人、推理合戦と幻想的雰囲気とミステリの魅力を存分に愉しめた。


虚無への供物〈上〉 (講談社文庫)
中井英夫虚無への供物 についてのレビュー
No.223:
(8pt)
【ネタバレかも!?】 (3件の連絡あり)[]   ネタバレを表示する

ロートレック荘事件の感想

叙述ミステリの傑作!見事に騙されました!騙される快感に酔いたい方におすすめ。


ロートレック荘事件 (新潮文庫)
筒井康隆ロートレック荘事件 についてのレビュー
No.222:
(8pt)

消滅島RPGマーダーの感想

「壮大な消失トリック」も良かったが、何より伏線の張り方が細部にいたるまで巧みで綺麗だと思った。本格推理の醍醐味を味わえる1冊!
消滅島RPGマーダー―長編痛快ミステリー (ノン・ノベル―天才・竜之介がゆく! (844))
柄刀一消滅島RPGマーダー についてのレビュー
No.221:
(6pt)

黄色い目をした猫の幸せの感想

薬屋シリーズ第2弾!秋が少年バラバラ殺人の容疑者に?正直、犯人は「意外」というより「誰?」と一瞬思うような影が薄い人だったのでちょっとあれでした(苦笑)でも、リべザルの成長ぶりが読めたのは良かったです(笑)ミステリというより、作者本人も認めてるようにこのシリーズは「キャラ萌え小説」として読むのが吉なのかも?(笑)
黄色い目をした猫の幸せ―薬屋探偵妖綺談 (講談社文庫)
高里椎奈黄色い目をした猫の幸せ についてのレビュー
No.220:
(8pt)

刺青殺人事件の感想

横溝正史の次はこれだ!美形の名探偵神津恭介登場の処女作!昭和探偵小説の傑作!
刺青殺人事件 新装版 (光文社文庫)
高木彬光刺青殺人事件 についてのレビュー
No.219: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

ハサミ男の感想

第13回メフィスト賞受賞作。ミステリ界に新たな風を吹き込んだ野心作!
ハサミ男 (講談社文庫)
殊能将之ハサミ男 についてのレビュー
No.218: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

ウェディング・ドレスの感想

結婚式当日に「私」はさらわれた!「私」と「僕」はそれぞれ真犯人を追うが・・・。メイントリック、密室トリックといった派手な「大技」から序盤から丁寧に仕掛けられた伏線を一つ一つ回収していく「小技」まで本格ミステリの醍醐味を味わいつくせる傑作!
ウェディング・ドレス (講談社文庫)
黒田研二ウェディング・ドレス についてのレビュー
No.217:
(7pt)

九月は謎×謎修学旅行で暗号解読の感想

霧舎学園シリーズ「九月」のテーマは、修学旅行で「暗号解読」!シリーズでもっともページ数が多い(それでも300p前後ですが)だけあって、複雑に絡み合った暗号にプリクラの謎、6枚の地図に隠された謎・・・とてんこもりの内容!地図とプリクラに仕掛けられたトリックには脱帽ものでした(笑)あと、ネタバレになるから言えないですけど、霧舎ファンほど騙されるであろうあのトリックにも(笑)このシリーズは細かい「遊び心」が横溢しているのが良いですね(笑)
九月は謎×謎修学旅行で暗号解読 (講談社ノベルス)
霧舎巧九月は謎×謎修学旅行で暗号解読 についてのレビュー
No.216: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)
【ネタバレかも!?】 (1件の連絡あり)[]   ネタバレを表示する

鉄鼠の檻の感想

シリーズ第4弾。お坊さんと少女の物語。幻想味と本格推理、蘊蓄の三重奏!魍魎の次に好きです。
文庫版 鉄鼠の檻 (講談社文庫)
京極夏彦鉄鼠の檻 についてのレビュー
No.215:
(8pt)

『アリス・ミラー城』殺人事件の感想

「城シリーズ」第3作にして、最高傑作!「そして誰もいなくなった」と「不思議の国のアリス」、「鏡の国のアリス」のオマージュ。最後まで目が離せないところといい、大満足の1冊!
『アリス・ミラー城』殺人事件 (講談社文庫)
北山猛邦『アリス・ミラー城』殺人事件 についてのレビュー
No.214:
(7pt)

ガラスの麒麟の感想

日本推理作家協会賞受賞作。女子高生が抱える悩みに切り込んだ傑作!こんな保健の先生がいたら、いいでしょうね。

ガラスの麒麟 新装版 (講談社文庫)
加納朋子ガラスの麒麟 についてのレビュー
No.213:
(6pt)

松浦純菜の静かな世界 matsuura junna no shizukana sekaiの感想

新シリーズ「松浦純菜シリーズ」開幕!腕を失った少女純菜と心に傷を背負った少年八木剛士との出会い。
松浦純菜の静かな世界 (講談社ノベルス)
No.212: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

殺人鬼の感想

双葉山にキャンプでやってきた<TCメンバーズ>の一行を待っていたのは、その山に住むと言われる残虐無慈悲な「殺人鬼」だった!残酷描写もさることながら、相変わらずの一発トリックが炸裂していて楽しめました!ただ、あのネタを今一つのとこで看破できるところまで目星つけたのが口惜しかったです(笑)まあ、逆襲編でこの借りは返すということで(笑)

▼以下、ネタバレ感想
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殺人鬼  ‐‐覚醒篇 (角川文庫)
綾辻行人殺人鬼 についてのレビュー
No.211: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

葉桜の季節に君を想うということの感想

このトリックじゃないかとすぐに気づいて、得意満々で安心して読み進めていたら、びっくり!確かに自分の予想は合っていたけれど、まさかここまでとは!一部しか当てられなかった悔しさよりも、むしろ久々に気持ちよく騙された作品に出会えたことへ感謝の気持ちが大きい作品。読後感もすっきりの傑作!
葉桜の季節に君を想うということ (文春文庫)
No.210:
(8pt)

奇術探偵 曾我佳城全集の感想

(秘の巻)美貌の奇術探偵曾我佳城が活躍するいずれ劣らぬ奇術絡みの事件たち。お気に入りは「空中朝顔」、「花火と銃声」、「ジグザグ」、「剣の舞」。

(戯の巻)足掛け20年の大作、曾我佳城シリーズ完結!文字通り、驚愕の終幕にはびっくり!お気に入りは、「天井のとらんぷ」、「白いハンカチーフ」、「だるまさんがころした」、「魔術城落成」。

奇術探偵 曾我佳城全集 戯の巻 (講談社文庫)
泡坂妻夫奇術探偵 曾我佳城全集 についてのレビュー
No.209:
(7pt)

闇の喇叭の感想

戦後、ソ連に統治された北海道は日本列島と分断され、やがて独立国家を築く。そして、平世24年の現代の日本では「私的探偵行為」を禁止する法律が成立していた-。そんな閉塞感に充ちた世界で元探偵の父を持つ少女空閑純(通称ソラ)が町で起きた身元不明の殺人事件に挑むという著者が本格ミステリの根幹となる「名探偵の存在意義」に挑んだ新たな試み!相変わらず著者ならではの物理トリックも炸裂しますが、その世界設定だからこそ起こりうる事件、葛藤、そして息苦しいほどの世界への抵抗が見事に描かれていて、今後のシリーズ展開も楽しみです!
闇の喇叭 (講談社文庫)
有栖川有栖闇の喇叭 についてのレビュー
No.208:
(6pt)

三姉妹探偵団3 珠美・初恋篇の感想

シリーズ第3作!三女珠美の鞄にテスト問題のコピーが入れられ、ぬれぎぬを着せられた!そして、校内で起こる謎の殺人事件!さらに、これまで恋愛とは無縁だった珠美にもついに春が?その他、相変わらずの長女綾子の天然ぶりと自虐ぶり、二女夕里子には恋のライバルルミまで現われるなど今回も読みどころ満載!
三姉妹探偵団(3) (講談社文庫)
赤川次郎三姉妹探偵団3 珠美・初恋篇 についてのレビュー
No.207:
(7pt)

愚者のエンドロールの感想

古典部シリーズ、第2弾!今回は未完の密室ミステリー映画の謎に挑むほうたる・・・じゃなくて奉太郎たち古典部一行!ホームズや「古典」ミステリが解決のヒントになっているのも良かった!それにしても、奉太郎にはお姉さんといい今回の「女帝」と言い、女難の相が(笑)
愚者のエンドロール (角川スニーカー文庫)
米澤穂信愚者のエンドロール についてのレビュー
No.206:
(9pt)

夜歩くの感想

横溝正史の影の傑作。見事に騙されました。
夜歩く (角川文庫―金田一耕助ファイル)
横溝正史夜歩く についてのレビュー
No.205:
(7pt)

夜は短し歩けよ乙女の感想

初森見作品。本作は恋愛ファンタジーとのことだが、ミステリー読者としては、少しミステリ風味の第三章「御都合主義かく語りき」が面白かった。先輩と彼女の関係も最後まで愉しく読めた。
また、琴音らんまるさんの漫画版も原作にないエピソード、異なるエンディングで楽しめるのでおすすめ!
夜は短し歩けよ乙女 (角川文庫)
森見登美彦夜は短し歩けよ乙女 についてのレビュー