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なおひろ さんのレビュー一覧
なおひろさんのページへレビュー数322件
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予知能力者が出て来るSF味の連作短編集です。各話の主人公は未来有る若い女性達で、そこに予知能力者が絡んでくると言う訳ですね。軽く読めて、ハートウォーミングなストーリーで、とても面白かったです。たまには、優しい気持ちになれたり、切なくてグッとくる様な話も良いですよ。最後の話は、結構サスペンスの緊張感が有りましたから、ゆるゆるだけでも無いし。エロとかグロとか後ろから殴られた様なトリックとか、そう言うの要らない時におススメします。箸休め的佳作。
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著者初読み。第18回松本清張賞受賞作です。時代小説は普段全く読まないので、本作が有りがちなのか、異端なのかは分かりません。ただ、余りにも重く、余りにも切なく、本当に悲しいお話でした。予備知識無しに読み始めたので、どんな事が起きるか全然知らなかったのですが、青春小説だったんですね。ミステリー要素も有りますが、エンターテイメントとして面白かったとか、楽しめたとは言えず、息が詰まる様な作品でした。秀作。蛇足ですが、文庫で読まれる方は、巻末解説先に読まない方が良いですよ。作品内容が最後まで全部書いてありますから。
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著者初読み。読了後しばらく茫然として、やっと正気に戻った。最初の印象は、面倒くさい、です。一人称ハードボイルドで、高校生が主人公では違和感が有りすぎに感じました。その上友人達も随分個性的で、リアル感が無かったし。しかし人間は何にでも慣れるもので、段々とストーリーに引き込まれて、面白くなって来たな、と思ったんですが。ラス前のシーンでの会話が、何を言ってるのか良く分からなかったんですね。ラストでその理由は理解できましたが、面白かったと言っても良いが、アンフェアじゃないか?と思えて複雑な読後感でした。
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著者初読み。発売当時は新本格ブームをずっと追いかけていましたが、本作は何か違う気がして外してたんですね。「理系」と言うだけでまず自分の圏外に置きますし、何せ新作刊行のスピードが凄くて、コレは付いて行けないなと。それが20年経った今、知り合いに勧められついに手に取る事に。そして感想は、「とても面白かった!」です。ここまで不可能状況を設定されると、そりゃ真相が気になりますよ。数学的な話はほぼ理解出来ませんでしたが、まあ何となく分かったんで良しとします。後、コーヒーに煙草は必須です。超共感。
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【ネタバレかも!?】
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どシリアスに本格物を書く事にテレがあるのかな?特に1話目、3話目ではそう感じましたね。高評価の方が多いですが、やはり2話目が秀逸。メイントリックを考えてから、それが成立する状況を設定したのだろうとは思いますが、とても良く出来たストーリーで面白かったです。最後に鮮やかに一捻り加えてスッキリ終る、短編小説の持ち味を改めて感じた良作。文章も読み易いですし、おススメします。
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第64回日本推理作家協会賞受賞作。中世ヨーロッパを舞台に、剣と魔法のが存在する世界で繰り広げられる本格推理です。思った以上に面白い。ファンタジー要素(魔法)により、動機を考える必要が無くなっているのが特徴的で、物理的に実行可能な唯一の人物を特定すれば良いと言う事になります。また、呪われたデーン人との戦闘シーンは結構な迫力で、この舞台設定にした意味がありますね。その上、その時の各人の行動が、最後の謎解き場面での推理の根拠となっています。謎解きから犯人の特定までの展開は好みが分かれるかも知れませんが(つまり犯人の正体について)、ラストシーンは気に入りました。良く出来た作品だと思います。おススメします。
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第49回江戸川乱歩賞受賞作。ゴールデンタイムでプロレスを毎週観ていた世代には、感慨深い題材です。ミステリーとしては少々隙が多いので、往年のプロレスファン以外は特に読まなくて良いでしょう。まあ、青春小説と言う側面もありますので、青年の成長小説として読むのは有りかも知れませんが。私にとっては結構面白い作品でした。
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とにかく読み辛かった。誰が何処で何しているのか全然分からなくて、自身の読解力不足を痛感した作品。たださすがに、戦争の悲惨さ、北極海の過酷な寒さは伝わりました。胸が熱くなる場面はいくつも有りましたが、面白かったとは言えないですね、読了までずっと苦しかったです。
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前作に引き続き面白く読めました。今作ではおっさん達の家族に焦点を当てた作品が多く、多少色合いが変わっていますね。これ以上続けるのは難しい(同じ様な話の繰り返しになる)のかも知れませんが、もっと読みたいです。
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冒頭は被害者側一人称の殺人シーンで始まります。その犯行を自分が行ったと言う人物が7人おり、それぞれが全く同じ経験をした記憶を持っています。いったい何があったのか?、この幻想的な雰囲気に論理的な決着が付くのか?終盤までかなり面白く読めました。が、このトリック、動機、そして最終章、全てが私には「腑に落ちず」でした。この作品を傑作として受け入れられる度量が自分には足りない様です。
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【ネタバレかも!?】
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第153回直木賞受賞作。台湾を舞台にした青春、恋愛小説です。序盤で殺人事件が起きますが、ミステリーとは分類出来ないくらいそこに力点が置かれていない印象。それよりも、主人公のやんちゃぶりと純情ぶりに、そして祖父を思う気持ちに引きずられて一気読みでした。ただし、名前の漢字が読めないですねぇ。形で覚えるしか無かったです。重くて熱くてそして深い、良い作品でした。
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面白い設定の探偵ですねぇ。まあ、探偵と言って良いのかどうか難しいですけど。雰囲気は悪くないが、それぞれのトリックが全て強引過ぎる気がしました。真剣に考えず、ユルく楽しめば良いでしょう。変なの読んでみたい方、おススメします。
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少々変わったクローズドサークルミステリー。設定の問題か、キャラクターの問題か、あまり緊張感が無かったのが残念。相変わらず犯人はサッパリ分からなかったので、推理の過程を楽しむ事が出来ました。結構面白かったので、おススメします。ただ、フジはちょっと凄すぎるかな?
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ある中小メーカーの経営がピンチに陥る。業績不振によるリストラが進む中、野球部の存続にも暗雲が立ち込める、と言う話です。しかしまあ次から次へと企業経営にも野球部にも困難が続くもので、憎たらしい敵役を相手にどう決着が付くのか?最後までとても面白く読む事が出来ました。企業小説なので、全くミステリー要素は有りませんが、エンターテイメントとして楽しめる作品ですね。
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殺し屋専門のダイナーを舞台とした作品。不思議な設定と残酷な描写で、読む人を選ぶかも知れません。自分としては嫌悪感が先に立ち、好きにはなれませんでした。主人公に感情移入出来無かったのも原因ですが。
グロく無ければ読み易いのに、と思うが、それでは作品の魅力が薄くなると言う事なのでしょう。 |
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まさかこんなオチとは、確かに思いもよらない結末。順次発表した短編を纏める時に、後から考えたのでしょうか?解説にも有りますが、読み終わった後に茫然としましたね。ストレートなミステリーでは無いので、幅広く受け入れられる方なら是非おススメします。
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著者の作品は初めて読みましたが、今作は爽快感が無く、もやもやする読後感でした。1話づつ見れば悪く無いので、特に最終話のせいなんでしょうけど。署内の人間関係、家庭内の描写ともに、なんか厚みを感じず薄い印象を受けましたね。横山秀夫作品を連想させるが、切れ味は雲泥の差がある。ただ、主人公の設定が、役職、性格共に変わっていて、そこには工夫を感じました。
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著者の作品は初めて読みましたが、随分優しい視線で書かれており感動的でした。ミステリーだと思っていたので、事件が起きるまで長いな、と思ってましたが違いましたね。それぞれの患者にも同情すべき事情がありますが、患者の家族の苦悩にも共感出来、少々複雑な思いにもなりました。
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