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マビノギオン さんのレビュー一覧

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レビュー数107

全107件 61~80 4/6ページ

※ネタバレかもしれない感想文は閉じた状態で一覧にしています。
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No.47: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

仮面山荘殺人事件の感想

結構辛口の評価が多いみたいですが、
個人的には普通に面白かったし、どんでん返しも良かったです。


▼以下、ネタバレ感想
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仮面山荘殺人事件 新装版 (講談社文庫)
東野圭吾仮面山荘殺人事件 についてのレビュー
No.46:
(8pt)

クドリャフカの順番の感想

古典部シリーズ第3弾。
テーマは「期待」。

アニメも面白いがアニメ以上に内容が濃い。
今作は以前と違い、一人一人が一人称になって主人公たりうる書き方。相変わらず飽きの来ない筆力。
会話も会話の間の文章もいちいち面白い。
最後に奉太郎が謎解きをするのが謎解きをするのもいい意味でパターン化していて面白い。
伏線も回収して痒いところに手が届かないということがない。
奉太郎のわらしべプロトコルもいちいち面白い。
ちょっと出来過ぎ?なところはあるがそれは小説なので仕方がない。
クドリャフカの順番 (角川文庫)
米澤穂信クドリャフカの順番 についてのレビュー
No.45: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

面白い!が少し疑問が、、、

上下巻でボリュームがあるが、まず設定が面白い。
そしてその設定を殺すことのないストーリー、登場人物の魅力がある。
登場人物はかなり多いが、一人一人魅力があり誰だかわからなくなることがないのは素晴らしい。登場人物が多い作品はどんな人物だったかわからなくなってしまいがちで、どれだけ一人一人を印象付けるところもポイントになる。この作品はそれが出来ている。

ラストのシーンも素晴らしく、期待通りの作品ではあったが一点だけ疑問、というか回収されていない伏線がある。同じようなことをレビューで言っている人がいないのでもしかしたら読み手の私が未熟で回収されていること自体気づいていないのかもしれない。
それを踏まえて10点をつけたいところ、1点マイナスの9点にさせていただきました。

▼以下、ネタバレ感想
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百年法 上
山田宗樹百年法 についてのレビュー
No.44:
(3pt)

何者の感想

んー、なんでしょう。
つまらないわけではないですが、物語に引き込ませる何かが足りてないような気がします。
登場人物一人一人クセがあってうまく仕上げられてはいるものの、最後の幕引きも、おそらくあれ以上は風呂敷を広げられなかったのだろうという印象です。
直木賞受賞ということでかなり期待していたのが裏目に出ました。
何者 (新潮文庫)
朝井リョウ何者 についてのレビュー
No.43: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

ワイルド・ソウルの感想

プロローグの途中は少しエンジンがかからなかったですが、
すぐに引き込まれました。
ハードボイルドタッチなのも気に入りました。

さて本作、棄民問題という少し重苦しい設定ではありますが、まずは読んでいただきたい。特に人物像に重点を置いている小説だと思います。
かなり楽しめたエンターテイメントに仕上がっている反面、
続きが死ぬほど気になる!という感じにはならず、1日、2日置いてしまったことが少しありました。

ただ物語の構成、登場人物の魅力かなり詰まっていますのでオススメの作品には間違いないです。
ワイルド・ソウル〈上〉 (新潮文庫)
垣根涼介ワイルド・ソウル についてのレビュー
No.42: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

安定の道尾クオリティ

今まで読んできた小説の中で個人的ナンバーワンはカラスの親指。
この作品もカラス超えはしていないと思う。ただそれはハードルがひどく上がっているだけかもしれない。100点の作品を基準に考えたらどの作品も評価が下がってしまう、ましてや同じ作者ならなおのこと、、、
自分の大好きな伏線回収、どんでん返し、オチの綺麗さ、が遺憾無く発揮されている。
必ず二転、三転させてくるところも流石の一言です。
正直最初にオチが見えていた節はあったが一度そうじゃなかったのかと思わされ、それを信じさせられる。ちょっと読者の心理を読みすぎでは?(笑)

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ラットマン (光文社文庫)
道尾秀介ラットマン についてのレビュー
No.41:
(7pt)

最悪の感想

なにも関係がない3人の物語が1つになって行くというストーリー。
3人とも魅力的なキャラクターで、社会の最悪な理不尽によってどんどんどん底に近づいて行く。
ページ数多いけど読みやすいし、入り込めましたが、個人的にもっとたくさんの登場人物が交差して行く恩田陸のドミノと少し比べてしまいます。
ドミノの方が個人的には好きですが本書も面白かったと思います。
最悪 (講談社文庫)
奥田英朗最悪 についてのレビュー
No.40: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

とにかく設定がいい

面白い設定ですね。
1日が何度も繰り返し行われるという確かに非現実的な話ですが、実際に世界で反復が行われている人がいるかもしれませんね!

初めの体質紹介のところで少しめんどくさかったですが、あれがなければ入り込めないのでそこさえ切り抜けたら1日1日新たなことが起こるのでとても楽しめました。

中盤での伏線回収、最後の伏線回収も見事でしたが、設定が設定なだけにもっとすごい伏線と貼り方があったのかな?とは少し思いましたが、読んで損はない作品だと思います。

映像化してろしいです。
新装版 七回死んだ男 (講談社文庫)
西澤保彦七回死んだ男 についてのレビュー
No.39: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)
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天使の囀りの感想

今まで読んだ中でもかなり怖い作品でした。
個人的には「黒い家」よりは好みの作品です。
現実にありえそうでなかったけど今後えりえない話ではない、、、あーーー何を書いてもネタバレになりそうです。

本作は専門知識もまずまず多いですが、嫌になるような
ボリュームや、書き方ではなかったので読みやすかったです。
300ページくらいまではどゆこも?どゆこと?
ってな感じで読まされ、そのあとはあー、だよね、だよね、
ってな感じで読まされます。

設定もさることながら知識量に脱帽します。
なんか貴志祐介ばっか読んでるような、、、笑
天使の囀り (角川ホラー文庫)
貴志祐介天使の囀り についてのレビュー
No.38:
(5pt)

第4弾ですが、

短編としては面白かったですがこのシリーズのなかでは
一番期待はずれでした。
もっともっといろんな種類の東野ブラックユーモアが読みたかった、、、

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歪笑小説 (集英社文庫)
東野圭吾歪笑小説 についてのレビュー
No.37:
(8pt)

龍神の雨の感想

文章は軽く、難しい描写も少ないので
読んでいて苦痛になるようなことはありませんでした。
途中で展開に気づいてしまって節はありましたが
全てを把握することはできませんでした。

道尾秀介は伏線回収がうまいですね。
素直に終盤でグググッと手に汗握ります。

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龍神の雨 (新潮文庫)
道尾秀介龍神の雨 についてのレビュー
No.36: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

これが20年前の作品?

設定はかなり好きでした。
今初めて読んだからこそありえそうだと思いましたが、
これが20年前の作品とは思えませんでした。
当時だったらきっとぶっ飛んだ設定だなぁと思うでしょうか(笑)
それを20年前に考え出した作者はすごいです。
オススメの作品です。

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クラインの壺 (講談社文庫)
岡嶋二人クラインの壷 についてのレビュー
No.35: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(10pt)

陽気なギャングが地球を回すの感想

自分の経歴では2作目の伊坂作品。
かなり久しぶりに伊坂作品を読みました。
素晴らしい伏線回収は気持ちいいです。
ギャング達の会話も面白く笑ってしまいます。
リーダーの天才ぶりもかなり気持ちいいです。
伊坂幸太郎、もしかしたら一番好きなタイプの作家かもしれません。
もっともっとたくさん読みたいと思います。
陽気なギャングが地球を回す (祥伝社文庫)
伊坂幸太郎陽気なギャングが地球を回す についてのレビュー
No.34: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

密室殺人ゲーム王手飛車取りの感想

レビューの高い作品ばかり読んでいるせいかマイページの平均評価が上がってしまいます(笑)
本作も素晴らしく面白かった。
ボリュームも質も高い短編を読んでいるかのような序盤で
一気に読み進め、中盤で作中作のような小説を読まされ、
終盤でそれまでの伏線を回収し始めてからはノンストップ!

賛否両論あるとは思いますが私的には既に続編があることがわかっているのでいい終わり方のように思います。
続編も読まなくては!
密室殺人ゲーム王手飛車取り (講談社文庫)
歌野晶午密室殺人ゲーム王手飛車取り についてのレビュー
No.33:
(8pt)

愚者のエンドロールの感想

1作目もですが、アニメを見たあとで本作を読んでいます。
実際に放送していた時に見ていたからかれこれ5年も前です。
トリックとか結末とかはしっかり忘れていたので読むのに支障はありませんでした(笑)
さてほんさくですが、私的には前作よりは上だと思った。ということで9点にしています。
正直アニメが面白かったのでキャラのイメージが入ってきやすく、読みやすいので点数が上がっているかもしれない節はあるかもしれませんが、ページ数も少なく、主人公のホータローに実際魅力があるのでさらっと読めてしまいます。米澤先生の筆力には脱帽ですね。
いつか古典部シリーズ以外も読んで見たいです。

本作は始まりのチャットのような部分がわけわかんなく始まりますが、気にしずにそこも読んで下さい。

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愚者のエンドロール (角川スニーカー文庫)
米澤穂信愚者のエンドロール についてのレビュー
No.32: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

評価通り

評価通りの面白い作品。
ミステリー好きでどんでん返し好きの私にとってはかなりおもしろいさくひんです。
最近読書にも慣れて来て一気に読めるページ数が増えて来ている気がします。

本作、死刑制度など説明文も堅苦しくも長ったらしくもなく読みやすい、そして伏線回収も見事。

オススメしたい作品です。
13階段 (講談社文庫)
高野和明13階段 についてのレビュー
No.31: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

氷菓の評価(笑)

はじめに一言、すみません!
私はアニメを先に見ました。
アニメを見ておもしろかったのでそのうち原作も読んで見たいなと思っておりました。しかし小説初心者にとってはなかなか手が伸びない作品(最近は完全に貴志作品にハマっていた)でした。
とは思っていたものの、読もうと思っていたものが終わってしまい、書店に行って次に読みたいものを探していたらたまたま本作が目に入り、しかもかなりページ数が少なそうだったので自作と合わせて買ってしまいました(笑)

基本的に映像化される作品は原作には及ばない、原作も比べてらクソだ。と言われがちですが本作に関してはアニメを見たからこそ登場人物の良さが浮き出てくるし、文中の会話などが面白かったりもします。
私はクスっとせずにはいられませんでした。

アニメだけ見た方は確かに”える”が可愛いだけとかお思いでしょうが、原作は全くそんなことはありません。
私は主人公に感情移入してしまう(他のレビューでも言っていますが)。
それはアニメだろうが、ドラマ、映画、小説だろうと関係ありません。全てにおいてそうなのです。

本作は、アニメのように千反田えるに重きをおくのではなく、主人公に、または里志に置くべきだと思います。

長々と書きましたが、本作は短編を思わせるような展開運びにもかかわらず、一章が最終章の伏線になっている。しかも他の章でも伏線を回収する場面がある。のて、伏線回収好きにはハマる作品だと思います。私がそうです。

一冊が短いので気軽に取って読んで見ては?
気に入ればシリーズで。気に入らなければシリーズを読まなくてもいい。そのくらいの気持ちで読める作品です。

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氷菓 (角川スニーカー文庫)
米澤穂信氷菓 についてのレビュー
No.30:
(8pt)

確かに伏線フェチ

かなりクオリティの高い短編集。
しかも連作短編になっており、だんだんと背景がつかめてくるという仕組み。
最後のオチ部分にも伏線を回収してくる。
まぁ、オチは読めてしまっていたが(笑)

今まで読んだことのない警察学校もの。少し敬遠していたが騒がれるだけのことはある。読んでも損はしません。だが、未来の日本の治安を守るはずの警察学校がこのような集団の集まりでいいのか?と思ってしまう。
しかし昨今警察官が犯罪を犯しニュースになっていることを考えると結局はこのような集まりなのかもしれないと考えさせられる。

伏線回収大好きの私にとっては十分楽しめた作品でした。
教場 (小学館文庫)
長岡弘樹教場 についてのレビュー
No.29: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

第3弾

東野圭吾の悪ふざけしりーず第3弾。
最初の作家シリーズは実は物語が繋がってる感が面白い。
ストーカー入門は東野圭吾の性格の悪さが
滲み出ている面白い作品。
個人的に一番面白かったのは笑わない男。
短編で一気読みする必要はないのはわかってるのに
どんどん読まされました。
短編集は作家の実力がモロに出るものといってもいいでしょう。
面白かったです。

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黒笑小説 (集英社文庫)
東野圭吾黒笑小説 についてのレビュー
No.28: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(10pt)

著者の頂点か。

今まで読んできた貴志作品全てのいいところを盛り込んできた感じでした。
文庫本3冊の大ボリュームで、読み始めは正直躊躇してしまいました。
しかし上巻の150.60ページくらい読んだ後はノンストップ!
読むスピードが遅い私でしたが5日くらいで読んでしまいました!

ダークゾーンの超能力とか敵と戦う感じ、クリムゾンの迷宮の疾走感や逃げ回る感じ、黒い家の恐怖感、青の炎の切ない感じ、全てが盛り込まれていました。
まだ読んでない作品があるので必ず読まなければいけませんね。



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新世界より(上) (講談社文庫)
貴志祐介新世界より についてのレビュー