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テルテル さんのレビュー一覧

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レビュー数19

全19件 1~19 1/1ページ

※ネタバレかもしれない感想文は閉じた状態で一覧にしています。
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No.19:
(6pt)

ジェリーフィッシュは凍らないの感想

未来的な飛行船ジェリーフィッシュで起こるクローズドサークルもの。破綻している部分は無いが、内容をきちんと読まないとかなり混乱する。あと、キャラ付けが弱いかな?
ジェリーフィッシュは凍らない (創元推理文庫)
市川憂人ジェリーフィッシュは凍らない についてのレビュー
No.18:
(6pt)

ホラーより怖い

弟に部屋を漁られる兄。弟に対する呆れ、ストレス、心配等はいずれ憎悪へと変わり…

強烈な小説。私は三人兄弟の長男で、若い頃は一番下の弟が我儘放題で苦労した。自分の部屋のものを勝手に使われたり、『偏差値的』な意味での『数値上』の『頭の良さ』で嫉妬(?)されたり、まさに小説に書かれている兄弟関係と同じような境遇だった。一歩間違えれば小説通りの人生を送っていたかもしれない。私のような人生経験のある者にはある種ホラーより怖い。

この小説は読むタイミングを間違えると劇物。感想はその人の家族構成や人生経験に左右されるかと思う。
黒冷水
羽田圭介黒冷水 についてのレビュー
No.17:
(4pt)

館島の感想

トリックは早々に分かるので残念。
動機の部分は馬鹿馬鹿しくて面白い。ユーモアミステリーというものを初めて読んだが、個人的にはあまり好みではないかな。

▼以下、ネタバレ感想
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館島 (創元推理文庫)
東川篤哉館島 についてのレビュー
No.16: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

連続殺人鬼 カエル男の感想

可愛らしい題名と表紙絵に騙されちゃいけないよ?
中身はなかなかにドロドロ。そういう意味ではいい意味で予想外。
所々冗長な部分があり、スムーズな流れに水をさす。もっとスッキリさせてもいいのに、この作家の癖?

▼以下、ネタバレ感想
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連続殺人鬼 カエル男 (宝島社文庫)
中山七里連続殺人鬼 カエル男 についてのレビュー
No.15: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

樽の感想

お世辞にも読みやすい本とは言えない。
ヨーロッパの中規模都市の名前や、樽がいつどこにあったか等、細かい所を掴みにくいのである。

最後の尻すぼみ感は賛否分かれるかと思うが、私は結構好きだ。
現代小説にも受け継がれる犯人との駆け引き部分はこの時代からあったのかと素直に感心した。
樽【新訳版】 (創元推理文庫)
F.W.クロフツ についてのレビュー
No.14:
(6pt)

七回死んだ男の感想

私はどうもこの作家の作品と合わないらしい。かかりの悪いエンジンスターターのような序盤の展開が読んでいて辛いのだ。この作品に関しては、勢いが付き始めるとそこから先はスムーズに読みすすめる事ができた。
途中で何となく全体像が見えてしまうのは残念。素人考えだが、料理の仕方でもっといい作品になっていたのではないかと思う…
新装版 七回死んだ男 (講談社文庫)
西澤保彦七回死んだ男 についてのレビュー
No.13:
(6pt)

ON 猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子の感想

なかなか。現実味は無い話だが、こういうテイストの作品もいいと思う。
ON 猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子 (角川ホラー文庫)
内藤了ON 猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子 についてのレビュー
No.12: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

楽園のカンヴァスの感想

何とも表現し難い小説。
キレイ?ドロドロ?で言うと、人が死なないのでキレイ。
謎解きの楽しさがあったか?と言うと特になし。
私の考え方が古いだけかもしれないが、ミステリーではないような気がする。
普通の小説として読む分には損はないけど。
楽園のカンヴァス (新潮文庫)
原田マハ楽園のカンヴァス についてのレビュー
No.11:
(5pt)

独白するユニバーサル横メルカトルの感想

普段ホラー小説を読まないので比較対象がないのだが、背筋にゾワゾワと寒気を覚えるようなホラーではないように思う。

どの話もあまり頭に残らなかったのが残念。
独白するユニバーサル横メルカトル (光文社文庫)
No.10:
(6pt)

ジョーカー・ゲームの感想

本当のスパイの在り方については詳しくないが、軽く読み進めていける。
娯楽小説として良いと思う。

ジョーカー・ゲーム (角川文庫)
柳広司ジョーカー・ゲーム についてのレビュー
No.9:
(5pt)

硝子のハンマーの感想

読み物としては普通。

殺害方法の再現性に疑問。
現実的に考えて実行は可能なのか?
硝子のハンマー (角川文庫 き 28-2)
貴志祐介硝子のハンマー についてのレビュー
No.8:
(5pt)

理由(わけ)あって冬に出るの感想

推理要素と通常のお話の要素の対比が3:7くらいのイメージ。
トリックはかなりありきたりな感じ。
ミステリーとしてではなく普通の小説として読む分にはいいのかも。
理由(わけ)あって冬に出る (創元推理文庫)
似鳥鶏理由(わけ)あって冬に出る についてのレビュー
No.7:
(4pt)

水車館の殺人の感想

普通の推理小説といった印象。切れ味が悪い。


▼以下、ネタバレ感想
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水車館の殺人 (講談社文庫)
綾辻行人水車館の殺人 についてのレビュー
No.6: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(5pt)

ある閉ざされた雪の山荘での感想

非常に平均的な作品。
物理的な密室ではなく心理的に密室を作り上げた方法が興味深かった。

ある閉ざされた雪の山荘で (講談社文庫)
東野圭吾ある閉ざされた雪の山荘で についてのレビュー
No.5: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(4pt)

C級映画的な面白さ?

評価が難しい作品。
あんな推理やこんな推理、幾つもの推理がそれまでの話に対し一切の瑕疵もなく述べられているのは凄い。
書くのに相当労力を要するスタイルの作品だと思う。
見出し部分にも書いたが、C級映画的な面白さを面白いと思えるかどうか、また、下のネタバレ部分での私の感想に対するとらえ方次第で読み手によって評価が10点にも1点にもなりそうな作品かなぁ。

▼以下、ネタバレ感想
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ミステリー・アリーナ (講談社文庫)
深水黎一郎ミステリー・アリーナ についてのレビュー
No.4:
(5pt)

りら荘事件の感想

世間的評価の高い作品なのだが、私には少し合わなかった。

登場人物の大学生とは思えない余りに幼稚過ぎる性格。偶然性に頼ったもので再現度の低いトリック。謎解き部分のあっけなさ。

古い作品だから仕方ないのかもしれないが、過度な期待をしていたのかも。
リラ荘殺人事件 (角川文庫)
鮎川哲也りら荘事件 についてのレビュー
No.3:
(5pt)

魔女の死んだ家の感想

作者については当然知っていたが、単行本の装丁が綺麗だったので内容に関しては何の前情報も得ぬまま購入。
講談社のミステリーランドという、「かつて子どもだったあなたと少年少女のために」子供でも読めるよう漢字のルビや文字の大きさ等に注意を払ったシリーズらしいが、工夫はそれだけでなく、内容もシンプルでわかりやすく、綺麗な挿絵もあり、文学的表現も豊かで良い。
大人には物足りないかもしれないけど、子供の頃にこのような本に出会えれば一生読書が趣味になるのではないかしら?と思わせるような良作でした。
魔女の死んだ家 (ミステリーランド)
篠田真由美魔女の死んだ家 についてのレビュー
No.2: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(5pt)

ビブリア古書堂の事件手帖 栞子さんと奇妙な客人たちの感想

悪くない。
ライトだから普段本をあまり読まない人、これから読書を趣味にしたいな、という人にもおすすめ。
ビブリア古書堂の事件手帖―栞子さんと奇妙な客人たち (メディアワークス文庫)
No.1:
(4pt)

さよなら、シリアルキラーの感想

奇妙な主人公設定は面白い。ただ、文庫の定価1200円の価値があるかというと無いと思う。適正価格600円くらいかな?
さよなら、シリアルキラー (創元推理文庫)