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テルテル さんのレビュー一覧

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レビュー数17

全17件 1~17 1/1ページ

※ネタバレかもしれない感想文は閉じた状態で一覧にしています。
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No.17:
(8pt)

鷲は舞い降りたの感想

戦争と人間性。戦争時にも人間性はあるのだという、当たり前だが今の平和な日本ではなかなか理解できない点を実感
鷲は舞い降りた (ハヤカワ文庫NV)
ジャック・ヒギンズ鷲は舞い降りた についてのレビュー
No.16: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

探偵の探偵の感想

他の方も仰っているように、ハードボイルドの要素が強い作品。対探偵課という設定は素晴らしく魅力的。
きちんとした裏付けを元に書かれているため、中身は濃い印象。続編も気になるところ。
探偵の探偵 (講談社文庫)
松岡圭祐探偵の探偵 についてのレビュー
No.15:
(7pt)

8番目のマリアの感想

サイト内ランクがCになってるけど、いやいや、なかなか面白いよ。
密閉空間に閉じ込められた人達が、全員が関わった過去の過ちを告白していく。その中で投票制で一人ずつ殺されていくデスゲーム。
キャラクターの名字に色の名前が含まれていたり、キャラが立っているので全体の雰囲気も想像しやすい。オススメです。
8番目のマリア (角川ホラー文庫)
美輪和音8番目のマリア についてのレビュー
No.14:
(8pt)

シンデレラの罠の感想

火災が起きた邸宅から発見されたのは一人の娘の遺体と全身に火傷を負った一人の娘。生き残った娘は記憶を失っていた。大金持ちの伯母の遺産相続問題。後見人の出現。生き残った私は誰?

いやはや、何ともややこしい。きちんと読まないと内容に振り回される。最後の最後の結末や、訳者あとがきを読んでもイマイチ分かったようで分からない。私は読後感がスッキリした小説が好きなのだが、それでも満足感は感じた。とても不思議な小説。
シンデレラの罠【新訳版】 (創元推理文庫)
No.13: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

姑獲鳥の夏の感想

分厚い文庫本だが、読み始めると面白い。2日で読んでしまった。最初の方で挫折する人もいるだろうが、飛ばし読みせずじっくり読み進めればその深淵さの虜となる。
ミステリーとして読む場合「そりゃないよー」と言いたくなる部分もあるが、それを踏まえても秀作。

京極夏彦の「心」と「脳」、そして「意識」はどうなっているのだろうか?興味深い。
文庫版 姑獲鳥の夏 (講談社文庫)
京極夏彦姑獲鳥の夏 についてのレビュー
No.12: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

金雀枝荘の殺人の感想

キャラクターの個性が掴み辛く、名前だけでは誰が誰だか判断し辛い。トリックは古典的で至って普通。
だが、その裏を「血筋」というキーワードが固めており、話として破綻させず最後まで読ませる推進力となっている。
読み終わった時に良い意味で「うーむ」と唸ってしまった。秀作。
金雀枝荘の殺人 (中公文庫)
今邑彩金雀枝荘の殺人 についてのレビュー
No.11: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

変拍子ミステリー

一言で言うと、ノンフィクションの形をしたミステリー。今までこういった作品を読んだ事がなく新鮮に感じた。

佐藤誠の整然とした中に狂気を感じる内面描写も見事。

▼以下、ネタバレ感想
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遠海事件
No.10: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

巧妙などんでん返し

途中まで読んで、「何か犯人分かったし、トリックも大筋分かっちゃったなー」とか思ってました…が、最後の最後まで読んでようやく自分の無能さに気付かされました。大変申し訳ございませんでした。
大どんでん返しモノが好きな方に特にオススメ。
迷路館の殺人<新装改訂版> (講談社文庫)
綾辻行人迷路館の殺人 についてのレビュー
No.9:
(7pt)

密室殺人ゲーム王手飛車取りの感想

ネット上でやりとりしている不特定多数の人間による殺人ゲーム。
よくこんな設定を考えられるものだと感心した。
続編も良作らしいので期待。

密室殺人ゲーム王手飛車取り (講談社文庫)
歌野晶午密室殺人ゲーム王手飛車取り についてのレビュー
No.8:
(7pt)

マルドゥック・スクランブルの感想

ミステリーではなくSFですが。
中盤までは話がダラダラと進む。途中から一気に話が進み、いつの間にか世界観にどっぷり嵌っている。そんな感じ。
マルドゥック・スクランブル〈改訂新版〉
冲方丁マルドゥック・スクランブル についてのレビュー
No.7: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

ボーン・コレクターの感想

現場に残された証拠と知識のみを頼りに犯人に迫る安楽椅子探偵。
ちょっと表現にリアル過ぎる点がある(グロ表現的な)ので苦手な人は注意。
続編も積読してあるので期待
ボーン・コレクター〈上〉 (文春文庫)
No.6: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女の感想

長い、登場人物多い、視点がコロコロ変わる!
だが、不思議と引き込まれる。

とても良い作品だが、以下のような人にはおすすめしない

普段あまり本を読まない人
カタカナアレルギーの人(当然登場人物は全員外国人、更に登場人物がとても多いため)
性的描写が苦手な人

終わりかな?と思ったところから更にもう一押しあったのが個人的には面白かった。
続編もいずれ読んでみようと思う。
ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女 上
No.5:
(7pt)

アンビバレント

時間を忘れ数時間で読み切ってしまった。久々に良い推理小説を読んだ気がする。
アニヲタでエキセントリックな天才少年による、理論的な解。金田一耕助の系譜を受け継いだような、アンビバレントさが際立つ良作だと思う。
体育館の殺人 (創元推理文庫)
青崎有吾体育館の殺人 についてのレビュー

No.4:

噂 (新潮文庫)

荻原浩

No.4:
(7pt)

噂の感想

面白いんだけど、何か物足りない。
犯行の動機なのか、犯人の意外性なのか、はたまた私の読み方が悪いのか。
まぁそれでも面白いからいいんだけどね。
もうひとひねり欲しかったという感想。
噂 (新潮文庫)
荻原浩 についてのレビュー
No.3: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

湿地の感想

推理ものではなくサスペンス小説。
アイスランドの空気を感じさせる文章。
雨の冷たさ、肌を切るような空気、鈍色の空、土のぬかるみ、等のイメージが浮かんでくる。
(アイスランド行ったことないけど)
湿地 (創元推理文庫)
アーナルデュル・インドリダソン湿地 についてのレビュー
No.2: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

キングを探せの感想

見事にやられた!
これは読み飛ばしてしまう作品ではなくじっくり腰を据えて時間をかけて読むべき作品だと思う。
小説技法の点でかなりテクニカルなところがあり、解説まで読んでようやく気付かされる部分も多かった。

ぜひ、時間をかけ、解説まで読み、私と同じように「見事にやられた!」と言ってほしい(笑)
キングを探せ (講談社文庫)
法月綸太郎キングを探せ についてのレビュー
No.1:
(7pt)

屍人荘の殺人の感想

何を書いてもネタバレになりそうだ・・
色々な要素をごちゃ混ぜにした結果、とっても美味しいお鍋ができましたというような作品。
現代的な、新しいクローズドサークルものとしてありかと。

屍人荘の殺人
今村昌弘屍人荘の殺人 についてのレビュー