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ももか さんのレビュー一覧

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レビュー数170

全170件 101~120 6/9ページ

※ネタバレかもしれない感想文は閉じた状態で一覧にしています。
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No.70:
(7pt)

面白い!でも何かが足りない。

基準としては及第点で、内容も突飛な趣向もあり、ミステリーとしては面白いです。
でも、何かが足りない。
何だろうと考えてみると、まず主人公の魅力の無さ。
それを引き立てる脇役も魅力的ではない(というか、魅力的には思えない)

サイコパスはもっともっとサイコパスであるべきだし
捜査をする側はもっともっと粘ってするべきだし
逃げようとする者はもっともっと犯罪者でなくては!
せっかくの題材なのに生かし切れていない・・・残念!



氷結 上 (ハーパーBOOKS)
ベルナール・ミニエ氷結 についてのレビュー
No.69:
(7pt)

マクダーミド第②作目!

「殺しの仮面」も良かったですが、こちらもなかなかのもの!
主役の二人が良い味を出してます。
ハラハラドキドキしながら小説を読むって最高に楽しいですね!

今度は第③作目に挑みます!

殺しの迷路 (集英社文庫)
ヴァル・マクダーミド殺しの迷路 についてのレビュー
No.68:
(7pt)

なんとなく展開が分かるものの

大人のサスペンスとして読み応えはあります。
セクシーサスペンスというジャンルはないと思うのですが
この小説は(もしジャンルがあるとすれば)その位置にあるはず。

表紙が下品?なので手に取る人は少ないかもしれませんが
お時間ある時に是非ご一読ください!

インモラル (ハヤカワ・ミステリ文庫)
ブライアン・フリーマンインモラル についてのレビュー
No.67:
(7pt)

ミステリーを読むということは、頭を使うこと?

ただ単にアメリカ国内で起こった殺人事件を読んでいた頃が懐かしくなります(笑)
土地のことも国民性のことも宗教のこともある程度は知っておかないと、?マークばかりになりそうでした。
(その時は単純にあらすじだけを追うのもいいのかもしれません)
読み応えはあります!
ベツレヘムの密告者 (ランダムハウス講談社 リ 5-1) (ランダムハウス講談社文庫)
No.66:
(7pt)

読み応えがあります!

タイトルがまずいい!
次に話の展開が(よく熟考されてて)無駄がないし、巧みです!

未読の方には是非お薦めしたい一冊です。

完全なる沈黙(ハヤカワ・ミステリ文庫)
ロバート・ローテンバーグ完全なる沈黙 についてのレビュー
No.65:
(7pt)

PDジェイムズが推しただけのことはあります!

派手さもなく淡々と物語が進んでゆく。
登場人物の描写もそうですが、風景や屋敷の描写。
そして季節感満載で、PDジェイムズが推しただけに筆力はかなりあります。
最近読んだ中では描写力がピカイチでした。

ただミステリーに慣れている身としては、物足りなさを感じるのも確かです。

夢の破片(かけら) (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)
モーラ・ジョス夢の破片(かけら) についてのレビュー
No.64:
(7pt)

私の好きな方程式!

女性が主人公だと、なんか途中で崩れちゃうってことありますよね。
この小説は最後まで主人公が頑張って引っ張って遂に!という、私の好きな方程式がそこにありました。

女優さんでいうと、誰になるのだろう???

これは連続物なので、まず第一作目から読んだ方がいいと思います。
そうでないと、アレレ?のところがありますから。
私は(いつも失敗するのですが)この本を最初に読んでしまったので、一作目を読んで二作目を読んで、そしてまた「殺しの仮面」を続けて読みたいと思っています。


殺しの仮面(上) (集英社文庫)
ヴァル・マクダーミド殺しの仮面 についてのレビュー
No.63:
(7pt)

荒々しいキャシン刑事!ファンになりました!

最初会話のテンポについていけず、読みにくかったのですが。
(キャシン刑事は冗談を交えながら会話をするので、それがただの冗談なのか、辛辣な意見なのか、戸惑うこともありました)
(発言自体も素っ気ないしね)
半分を過ぎると此方も段々分かってきて、物語そのものを楽しめるようになりました。
(途中で思考にブレーキがかかると、想像しにくくなりますよね)

この作者にはもっと書いて欲しいなあ~。
きっと大の犬好きだと思うし、何匹も飼っているのかも!?
二匹のワンちゃん達が良い味だしてます。
この子達が登場しなかったら、きっと後味の悪いものになっていたでしょうね。
私の中ではキャシン刑事はメルギブソン!
シリーズ化して欲しいなあ~。

壊れた海辺 (ランダムハウス講談社文庫 テ 3-1)
ピーター・テンプル壊れた海辺 についてのレビュー
No.62:
(7pt)

確かに読み応えがありました!

アングリーヴス氏の「大鴉の啼く冬」とタイトルを争っただけあって、確かに読み応えはありました。
ただ、話の作りに弱いところがあるというか、現実味が感じられない。
その点、「大鴉の啼く冬」は、最後まで飽きさせないというか、かなりの出来でした。
(この本を機に残り三冊<シリーズもの>を読みました)
私が委員?でも、アングリーヴス氏に〇をつけると思います。

主人公のお父さんがもう少し話に関わって欲しかったし、隣人の甥・チャーリーの私生活をもっと知りたかったな~。
一人一人にもっと深みが加わると(これが私が思う現実味なのですが)話が面白くなったと思います。





千の嘘 (創元推理文庫)
ローラ・ウィルソン千の嘘 についてのレビュー
No.61:
(7pt)

長い!長すぎる!

ホラーだと思って読んでいたら・・・・これ、ホラーじゃないんですね!
(途中、チラっとそんな展開がありますが)

欲をいえば、前半だけで構成して、1人の少年の物語で書いてほしかったな~。
後半にも関連はありますが、途中長すぎて飽きちゃいそうでした。

前半だけなら、8点!
ドノヴァンの「アトランティス」が合うんだな~。

アトランティスのこころ (上)
No.60:
(7pt)

たくさんの人に読んで欲しい!

イェルハルドセン氏の第二作目になります。
順番を間違えてしまって、この本を最後に読んでしまい、ちょっと後悔も。
何せ結末を先に知りながら読むというのもアレですね。(第三作目を既に読んでしまっているので)

といいつつも、内容はテンポ良く進んでいくので、楽しませてもらいました。
最後はちょっとやっつけ感もありますが、登場人物の「ハンナちゃん」に癒やされました。
バルブロおばちゃんも良い味だしてます。

イェルハルドセン氏の本は難しいところもなく、地域の違いもそれほど感じずに読めるので
もっともっと沢山の人に読んで欲しい!


パパ、ママ、あたし (創元推理文庫)
No.59:
(7pt)

さてさてまたまたどうしたものか

と、思うところもあるのですが、
まずまず読ませるミステリーとなっています。
まあーこういうのも含めてミステリーではあるのですが、読後感?があまりよろしくない。

7点をつけたのは、読ませる力はかなりのものだと思ったからで
次作を読んで、ピカード氏の真のファンになれるのか?!
期待してます!


凍てついた墓碑銘(ハヤカワ・ミステリ文庫)
ナンシー・ピカード凍てついた墓碑銘 についてのレビュー
No.58:
(7pt)

ミステリーの定番のような仕上がり

こういう感じ好きです。
定番のような流れと、そしてちょっとしたハプニング。
ラノベというほどの軽々しさがなく、重厚というほど重くもなく。
さらりと読めます。

リップマン氏の他の小説を読んでみたい!と、思わせた作品でした。


女たちの真実 (ハヤカワ・ミステリ文庫)
ローラ・リップマン女たちの真実 についてのレビュー
No.57:
(7pt)

シリーズものは、一作目からをお薦めします!

こっちが最初だったのですね・・・。
「お菓子の家」から読み始めると、登場人物像も分かりやすかったのかも?!
(前回、「子守唄」が分かりにくかったと不満を述べた者です)

一作目から読むと、ショーベリ警視の性格?夫婦の関係もよく分かります。
もちろん、家族のことも。
周りの警部たちや刑事たちのことも、はっきりとした視点で書かれているので、まず「お菓子の家」を読んでから
次へ進むと、余裕で?ミステリーが楽しめると思います。

ミステリー自体は小粒?ながらも、まずまず楽しめます。
細かなところがちょっと都合良すぎじゃないの?と印象もありますが、まあいいのではないでしょうか。

警視を取り巻く警部たちや刑事たち。
このチームがほんと魅力的です!
もっともっと多くの作品を生み出して欲しいなあ~。
お菓子の家 (創元推理文庫)
カーリン・イェルハルドセンお菓子の家 についてのレビュー
No.56:
(7pt)

シェットランド島シリーズの追加版?

カルテット(四重奏)で完結と思っていたら、次がありました。
やっぱり、続きがないと面白くないですよね~(特に最終章を読んだものとしては)

ネタ?的にはビックリするような点はありませんでしたが、新しく登場してきたウィロー女史が良い味だしてます。
たぶん、(新作が出ているらしいので)彼女の登場がまたあるかも?!と、期待します。

それにしても、ペレス!ペレス!ペレス!
独特の穏やかさ、静けさ、我慢強さ。派手でもなく、イケメン?でもないのに(たぶん)どうしてこれほどまで魅力的なのでしょう。

水の葬送 (創元推理文庫)
アン・クリーヴス水の葬送 についてのレビュー
No.55:
(7pt)

お薦めできるかというと、あまりお薦めはしたくない

小説としてはよくできていると思います。
ミステリー仕立ても今まで読んだことのない舞台設定で風景描写や人物の表現もレベルが高く一般小説としても十分肯けるものです。

シェットランド島シリーズを楽しみに読んできたものとしては、はてさていかがなものかと思う点もあるのですが
これを読まないと次へ進めないので・・・・。


青雷の光る秋 (創元推理文庫)
アン・クリーヴス青雷の光る秋 についてのレビュー
No.54:
(7pt)

シェットランド島シリーズ3作目

行ってみたいなシェットランド島。
アンクリーブスの小説を読めば読むほどシェットランド島に行ってみたくなりますね!

地理的なことは、本の始めに書いてあるので分かるのですが
距離が全く分からないので、世界地図を片手に、ペレスが車で移動すると、こっちからこっちまで約40キロぐらいかな?などなど、楽しみながら読みました。
一冊で二度美味しい?
シェットランド島シリーズはテレビシリーズになっているらしい。
そこで検索してみたら、ペレス役は、ダグラスヘンシャル氏らしい。
画像を見てみると、「あ~、naruhodone!」
都会っぽくなく、ちょっと木訥とした感じ、でも、芯がある!
適役ではないでしょうか。




野兎を悼む春 (創元推理文庫)
アン・クリーヴス野兎を悼む春 についてのレビュー
No.53:
(7pt)

内面描写にくどいところもあるのだけど

やっぱりシェトランド島って、素敵でした!
ここまでくると、本物の?シェトランド島に行ってみたい!!

アンクリーブスの小説は、ミステリーはミステリーなのだけど
そこで終わらず、その人の過去と現在を絡め合わせながら、人物の奥の奥の奥の(その人自身もたどり着いていないのかも)「闇」を
明らかにしてしまう。

暗いままで終わりそうな小説にフランとキャシーの2人がちょっと一息いれてくれるから、きっと最後まで読めるのだと思う。

白夜に惑う夏 (創元推理文庫)
アン・クリーヴス白夜に惑う夏 についてのレビュー
No.52:
(7pt)

こっちを先に読んでしまった!

犯罪心理捜査官セバスチャン1作目を読んで、あまりにも面白かったので2冊目を!と、選んだのに・・・。
(「模倣犯」を読むべきだったのに、3作目を読んでしまいました。)
話が続いているため、途中???ハテナマークが並びましたが、(まあーそういうこともありますか)
飽きさせない展開は良かったです。
でも、1作目の面白さがちょっとトーンダウンで、次作が出たら多分読むとは思いますが
読む前のドキドキ感は減っちゃうかな~。

各々の個性的なところと、彼らよりももっともっと個性的なセバスチャンを期待したのに
今回は、大人しすぎて、魅力半減でした。(もっと飛んじゃっていいのにぃぃぃぃぃー)

白骨〈上〉 (犯罪心理捜査官セバスチャン) (創元推理文庫)
No.51: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

よく出来ていると思います!

私がもっと若かったら、師匠!と呼びたいぐらい感動したのかもしれない。
ただ、沢山の本を読んできた今となっては、もうこのレベルじゃ感動は無理だし、とても師匠!とは呼べない・・・・。
昔昔のミステリーとして、評価は7点!


歯と爪【新版】 (創元推理文庫)
ビル・S・バリンジャー歯と爪 についてのレビュー