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ももか さんのレビュー一覧

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レビュー数213

全213件 61~80 4/11ページ

※ネタバレかもしれない感想文は閉じた状態で一覧にしています。
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No.153:
(5pt)

うーん、悪くない。でも、良くもない!

ミステリーとしては、ちょっと物足りない気がしました。
ストーリーとしては、悪くないんです。先を読みたい!と思わせる流れになっています。
でも、突拍子もないことや、「果たして、これってアリ?」と思うことも。
直球勝負でいくか、予想のつかない展開で読者をアッと言わせるか・・・その点、中途半端だったような感じがしました。
今のところ、この一冊しかないので、作者への評価は難しいですが、次回は直球でズバっと、勝負して欲しいところです。
弁護士アイゼンベルク (創元推理文庫)
No.152:
(6pt)

内容としては面白い部類に入るのだけど

私はあまり好きなタイプではありませんでした。
デニスルヘイン氏は、こういう部類の小説よりも、「ミスティックリバー」みたいな率直な?真っすぐな?ミステリーの方が良いと思うのですが。
(ミステリーといえばミステリーなのだけど、ドロドロとした人間関係を前面に打ち出したドラマ)

次は第二のミスティックリバーと思えるような本を読みたいものです。
これで終わりたくない!



シャッター・アイランド (ハヤカワ・ミステリ文庫)
No.151:
(5pt)

なんだかよく分かりませんでした

短編って、難しいです。
分かりかけたところで終わる感じがしますし、分からないまま終わってしまう場合もあります。
デニスルヘイン氏は、好きな作家の1人なのですが
今回はちょっといただけませんでした。

現代短篇の名手たち1 コーパスへの道 (ハヤカワ・ミステリ文庫)
デニス・ルヘインコーパスへの道 についてのレビュー
No.150:
(6pt)

全体的に中途半端で、ガッカリです。

タイトルも表紙もいいのに、小説としてはガッカリものでした。
こういう流れはアリだと思うし、現在と過去が交互に書かれていて、読みやすいのは読みやすいです。
でも、展開に広がりがなく、こういうことなら、ここまで読者が期待するような「偽りのレベッカ」+表紙の女性にしなくてもいいのに。

ここんとこ、こういう本の出会いが多くて、選択のミスって、時間の無駄だな~と、思えるような一冊でした。
これに懲りずにまた頑張って読もう!

偽りのレベッカ (講談社文庫)
アンナ・スヌクストラ偽りのレベッカ についてのレビュー
No.149: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(4pt)

全くつまらない小説でした

ミステリーとしてはアリなのかもしれませんが、「話」としては、全く以てつまらないの一言です。
その原因は、翻訳にあるのかも”

43歳の女性が使う言葉とも思えないし、読む度ごとに違和感がありました。
ミステリー好きな方にお勧めできるかというと、そういうことはまず無理でしょう。
ミステリーの前に小説として読むことができなければ、人にとてもお勧めなんてできません。
償いは、今 (ハヤカワ・ミステリ文庫)
アラフェア・バーク償いは、今 についてのレビュー
No.148:
(6pt)

お勧めではありませんが、ちょっと変わったミステリーをお望みなら。

異色のミステリーです。
検察官側から見る警察ものというのも珍しいし、事件が起こっているのに、刑事さんの出番が少ないこと!
ポーランドの検察官って、ここまで前に出てくるものなのでしょうか?そこがちょっと不明ですが。

流れとしては、猟奇的殺人事件が起こって・・・ということですが
途中途中、ユーモアと解釈していいのか、それともこういうお国柄?なのか、よく分かりませんでしたが
段々と読み進めてゆくと、これがユーモアなのだ!と。
それにしても回りくどくないですか?私の理解不足なのでしょうか。

表紙が良かった分、ちょっと拍子抜けでした。
でも、面白くはないけど、記憶に残るミステリーになりそうです。

怒り 上 (小学館文庫)
ジグムント・ミウォシェフスキ怒り についてのレビュー
No.147:
(6pt)

今まで読んできた中では、イマイチ!残念!

トゥロー氏の書く主人公って、大体がこういう感じの人が多いですね。ハッキリしない人。
弱いのか、強いのか。そして優柔不断。
何の魅力も感じませんが、そこが作者が思う人間なのでしょうか。(例えば判事であっても)
舞台設定が上手く決まると、そこから浮かびあがる人間像も(ミステリーとしても)面白く共感できるのですが
この小説のように、上手く決まらなければ、最後までつまらない雰囲気で終わるのでしょうね。
こういうミステリーも嫌いではありませんが、もう一度読んでみたい候補作品には、とてもなりそうにありません。
その点、「無罪」や「死刑判決」は、もう一度読んでみたい枠に入っています。
今回は頂けませんでした、残念!

出訴期限
スコット・トゥロー出訴期限 についてのレビュー
No.146:
(6pt)

古き良き時代の・・・を思わせる鉄板ハードボイルド風です

主人公が格好いい!会話もお洒落だし(真似したいけど、真似するような未来はないだろうな~)
鉄板もののハードボイルドでした。
もちろんミステリ自体もしっかりしてます。

ちまたのミステリーに飽き気味の方にはお勧めです。
「あ~、これが昔のハードボイルドだったのね~」と、懐かしさがあります。
決して古いということではありません、鉄板です!

死の統計 (1985年) (サンリオ文庫)
トマス・チャステイン死の統計 についてのレビュー
No.145:
(6pt)

人生って、こんなものかもしれない←教訓

物語自体は可もなく不可もなく?
ミステリーとしても、低レベルだし、内容もウダウダ してるかもしれませんが
でも!これがトマスHクック!
こういう物語の方が一層記憶に残るのかもしれません(派手なミステリーよりも)
という点では、これも「記憶シリーズ」なのかもしれませんね。しっかりと記憶に残りますもの。

こういう温い?水に浸かっているような感覚は、決して嫌いではありません。
ただ、クック氏のシリーズを読まずにこれだけを読むと、なんだこれ?となるかもです。

緋色の迷宮 (文春文庫)
トマス・H・クック緋色の迷宮 についてのレビュー
No.144:
(6pt)

悪くはないけど、ちょっと軽いかな?

最初は面白かったんです、ドキドキして読むくらい。
でも、話が進んでいくと、展開がつまらないというか、飽きちゃうんですよね。
一本気すぎるというか。
こういう題材をテーマにしたミステリーなら、もっと広がっていくと思うのですが
段々と尻すぼみになっていって、最後は飛ばして読みたいくらいでした。

たまには違ったミステリーを読みたいと思われる方にはまあまあお勧めですが
本格的でこってりしたミステリーをお望みの方にはお勧めできないかな。

メモリー・コレクター 心理検死官ジョー・ベケット 2 (心理検死官ジョー・ベケット) (集英社文庫)
No.143:
(6pt)

マロリーが出てくるから、読んでるだけで、全体的に分かりにくい小説でした

このマロリーシリーズの中では(私が読んでいる範囲ですが)
「魔術師の夜」に続いて面白くなかったです。
単純に殺人事件が起こって、それをマロリーとライカー&チャールズが解決する・・・・。
この展開を一番に望みたいところなのですが、作者はそうではないらしい。
この小説に限って言えば、「策士策に溺れる」といった感じでしょうか。
練れば練るほど物語が難解になってしまっていて、とてもついていけませんでした。
これからもマロリーシリーズは読み続けますが、この本は人さまにはお勧めできないものでした。残念!

陪審員に死を (創元推理文庫)
キャロル・オコンネル陪審員に死を についてのレビュー
No.142:
(5pt)

「騙す骨」とは、違ったなぁ~

「騙す骨」が面白かったので、古いものから読んでみようと思って選んだのですが
今回は失敗でした。
夫婦の軽快な会話は楽しいのですが、展開に面白さが欠けていて、読むのが苦痛でした。
「骨」シリーズは久々に見つけた好みなのですが、これからどうしましょう。
あと一作品読んでみて、考えます。


呪い! (ハヤカワ・ミステリ文庫)
アーロン・エルキンズ呪い! についてのレビュー
No.141:
(6pt)

シリーズものとして読まなければ。

この小説だけだと、ちょっとミステリー度は低く感じますが
マロリーの過去をひも解くためにも、そして続きを読むためにもこの小説は必須です。
でも、マロリーファンじゃない人には、物足りないというか、もっとミステリーっぽいものを読みたいはずですよね。

小説次第でマロリーの評価が変わるのですが、この本は良い方だと思いました。
あと、チャールズが毎度鬱陶しいのも、ちょっぴり笑えるし。
幼い小鳥が母親をじっと見つめる感じ?あの純粋さが彼の良いところですよね。

段々と分かっていくマロリーの過去と、警察ものというよりも、人間ドラマがこれからも楽しみです。

アマンダの影 (創元推理文庫)
キャロル・オコンネルアマンダの影 についてのレビュー
No.140:
(5pt)

上流階級のミステリーを読む時に大切なこと。

頭が疲れました。
言葉遣いが丁寧なのは良いとしても、それが皮肉?なのか、ユーモアなのか
一々考えないといけなくて、ミステリーを解き明かすことよりも、そちらに頭を使ってしまいました。

最初の出だしは面白かったのですが。
段々と読むスピードが遅くなってきて、最後は犯人を知りたいというよりも、早く終わらせたかったです。

辛かったなぁ~。



偽証裁判〈上〉 (創元推理文庫)
アン・ペリー偽証裁判 についてのレビュー
No.139:
(5pt)

キャロルオコンネル氏って、こんな感じでした?

たしか一冊どの作品か覚えていないのですが(あとで調べます)
結構面白かった記憶があって、二作目でこの本を選んだのですが。

ものすごく読みづらいし、登場人物が似たりよったりでイマイチ把握できないし
チャールズは理解し難い人物だし。
主役のマロリーにいたっては、時々「この人男?」と思ってみたり。
はっきりいってガッカリ作品でした。
好きな方にはたまらないのでしょうけど、私は好みでなかったなぁ~。
あと一冊読んでキャロルオコンネル氏はお開きにしますか。


魔術師の夜 上 (創元推理文庫)
キャロル・オコンネル魔術師の夜 についてのレビュー
No.138:
(6pt)

これはちょっと物足りない!

以前に読んだ「聖なる罪人」が面白かったので
もう一冊と思って読んでみたのですが、これはイマイチでした。
小説として面白くなる題材なのに活かしきれていないような?
もったいない!


白い首の誘惑 (文春文庫)
テス・ジェリッツェン白い首の誘惑 についてのレビュー
No.137:
(6pt)

レジナルドって、ときどきこういうのを書きますね

題材が難しいというよりも、中に詰めてあるものが難しいので
ちょっと読みにくかったですね。
持ち味のダルジール警視のユーモアも、この作品ではイマイチだったかな~。
でも、シリーズものとしては、この小説もその後の展開に不可欠なので
是非お勧めします。

ベウラの頂―ダルジール警視シリーズ (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)
レジナルド・ヒルベウラの頂 についてのレビュー
No.136:
(6pt)

期待度は高くなかったけど、やっぱり高くしなくて正解?

時間のある人にはお勧めですが、それほど面白くはありません。
やっぱりちょっと時代が合わない感じがするから?
原因は一つではないのでしょうが、冗談が滑ってしまっている気がしました。


親族たちの嘘 (扶桑社ミステリー)
ジャン・バーク親族たちの嘘 についてのレビュー
No.135:
(5pt)

はじめは面白いのですが

盛り上がることもなく?終わってしまった・・・。
昔の小説なので、その時代に読めばそれなりに?面白いのでしょうが
たーくさんの小説を読んでいる身としてはやはり物足りなさだけが残ってしまいました。

ステップフォードの妻たち (ハヤカワ文庫NV)
No.134:
(6pt)

怖そうで怖くない、残酷そうで残酷でない

もっと残酷な殺人事件と思って読みだしたのですが・・・・。
ちょっというと、ハードボイルド風?殺人事件そのものよりも、二人の活躍ぶりが前面に出ていて
その点はがっかりでした。
ただ、話としては面白いです。

ハードボイルドがお好みの方にはお勧めです。
ミステリーとしては、ちょっと物足りない?かも!


黒のクイーン (創元推理文庫)
アンドレアス・グルーバー黒のクイーン についてのレビュー