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ももか さんのレビュー一覧

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レビュー数213

全213件 181~200 10/11ページ

※ネタバレかもしれない感想文は閉じた状態で一覧にしています。
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No.33:
(6pt)

ファンタジー好きな方にはお薦めです

系統としては、スティーブンキングの「IT」に似てるかな?
本格派ミステリー好きな方にはお薦めできませんが
広い心で?ミステリー的なものを楽しみたい方には肩の力を抜い読んで頂きたい。

普段本格派ものばかり読んでいる私には「IT」同様面白さがイマイチで
これならやっぱり本格派をじっくり読む方が私には合ってるな~と。

ナイスヴィル2もあるそうですが
私はこれでお仕舞いにします。

ナイスヴィル〔上〕 影が消える町 (ハヤカワ文庫 NV ス 24-1)
カーステン・ストラウドナイスヴィル についてのレビュー
No.32:
(6pt)

ミサイルの名前?

この小説の場合なら、題名を日本語にした方が良かったかも。
ヘルファイアで調べると、ミサイルと出てきましたが、「ミサイルクラブ」なのか、それとも他に単語があるのか、その点がちょっと分かりませんが、「xxxx倶楽部」か、或いは思いっきり飛んだ題名が良かったなぁ~。

海外ものは、訳と題名の重要性をいつも思っている身としては、ひねりがないタイトルと、わかり辛い翻訳がイマイチでした。
(「ノラねえちゃん」は受けましたが)

推理物というより、お洒落な高級ブティック的な?ところもあって
これは作者の勉強の賜物なのか、それとも日頃こういうことを考えている方なのか・・・

悪いミステリーじゃないんだけど~
人にお勧めできるほど面白いミステリー小説でもないんですよね~。

ヘルファイア・クラブ上 (創元推理文庫)
No.31:
(6pt)

じっくりと読む方にはお薦めです

古風な推理物です。
作りは古いけれども、しっかりとした構造建築物のような小説でした。

推理小説という点を脇に置いて、私は登場人物が生活している様子を読むのが好きなので(食べ物、映画、書物、娯楽、アルコールなどなど)暮らしぶりを読むのも楽しかった。
もう少し具体的な食べ物の詳しいくだりがあると、もっと記憶に残る小説になったかも。

或る土地で殺人がおこり、その場所で犯人が捕らえられる。
ディバインは、(まあー外国の人だけど)市井の人たちの小説が合ってると思う。

そして医師も死す (創元推理文庫)
D・M・ディヴァインそして医師も死す についてのレビュー
No.30: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

コナリー作品を長年読んできたファンの方にはお薦めです

何年もコナリー作品を読んでると、1+1が3になる面白さもあるのですね。
ネタバレになるのでこれ以上は書けませんが、ファンの方には是非最後まで読んで頂きたい。

初めてお読みになる方には
「コナリーの小説は他にたくさん面白いものがあるので、これでめげずに古いものから読んでみてください」
と、お伝えしたい。

あ~久々のハリー節だ~と思いながら読み続け・・・・
んんん?な内容でしたが、以前行った香港の夜景を思い浮かべながら
ちょっとだけハリーと同化したようなファンならではの気持ちになったり。
もし、これがコナリー作品お初だったら、きっと壁本だな。



ナイン・ドラゴンズ(上) (講談社文庫)
マイクル・コナリーナイン・ドラゴンズ についてのレビュー
No.29: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

久々のキング作品

前回読んだ「ニードフルシングス」が面白かったので
かなりの長編でしたが、挑戦したいという思いもあって読んでみました。

はっきり言って期待したほどのものはありませんでした。
年代が若い人向けなのかな?私は年寄りだから、いまいちピンと来なかったなあ~。
内容はともかくとして、
映画でピエロ役を演じた役者が気になって色々調べてみたら・・・
なんと!あのロッキーホラーショーの人ではありませんか!
小説よりも、その点が勉強になったなあ~と。




IT〈1〉 (文春文庫)
スティーヴン・キングIT(イット) についてのレビュー
No.28:
(6pt)

誉田さん、なんか作風変わった?

と思ったぐらい、(彼の小説は殆ど読んでいますが)前と全然違う印象の作風でした。
スラスラと1日で読めるぐらいアッサリ味の(全く重くなく)小説でした。

タイプ的には(比喩されたくないだろうけど)
東野圭吾氏っぽくもあり、白いシリーズの新藤冬樹氏っぽくもあり。
武士道ものに近いと言えば近いけど、もっと誉田さんっぽいもの読みたかったなぁ~ストロベリー的な。

あっ!でも、これはこれでアリ!です。

プラージュ (幻冬舎文庫)
誉田哲也プラージュ についてのレビュー
No.27:
(6pt)

緊張する展開の割には

最後というか、結末がアレ?なわけで・・・・。
この作家の作品は殆ど読んでいますが、感覚としては「天使のナイフ」とか「友罪」とか
そういう軽いというか、重くない内容の方が合ってる気がします。
それと主人公の生活が見えてこない。
1人暮らしなら、1人暮らしらしい生活風景も書いて欲しかった。

Aではない君と (講談社文庫)
薬丸岳Aではない君と についてのレビュー
No.26:
(5pt)

ひさびさの日本ものでしたが

読者を最後までハラハラドキドキさせるって難しい。
出だしはそんなに悪くなかったのに、段々と尻すぼみになっていくのが読んでいても辛かった・・・
若い作家の場合だと、「次に期待!」としたいところですが
この人の作品はもういいかな~。

襲名犯 (講談社文庫)
竹吉優輔襲名犯 についてのレビュー
No.25:
(4pt)

彼に「ファミリー」は求めない

旧ソ連の殺伐とした小説から一転家族の小説でした。
家族を題材にする小説は他にも沢山あるし(この小説よりも優れた作品は数多くあるし)
彼には彼しか題材に出来ない小説を書いて欲しかった。

彼自身、いま低調期なのかな~というのが、読後の(読んでる最中も度々感じはしたが)率直な感想です。

偽りの楽園(上) (新潮文庫)
トム・ロブ・スミス偽りの楽園 についてのレビュー
No.24: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

媚薬がお好みなら

お薦めします。

内容を一つ一つつぶさに観察すれば、かなり楽しめる作品ですが
あまりにも長く長く長く・・・・
登場人物の半分に絞って組み立てなおしたら、面白い小説だと思います。

しかし、キング氏は凄いの一言です。
たぶん(執筆の姿を拝見していないのでハッキリと断言できませんが)
頭の中に浮かぶ文章を(あまり手直しせずに)タイピングしたのではないかと思われます。

或いは、ジェフリーディーバー氏の描く敏腕捜査官?リンカーンライム氏如く、秘書に(実際いるのかいないのが全く存じ上げませんが)ホワイトボードに登場人物を細々と書かせ
それを見ながらタイピングしたのかもしれません。

小説の長さには閉口ですが
ここまで書き上げるキング氏はやはり天才のメダルを差し上げたい。
もちろん、ニードフルシングスで買い求めたメダルですが。


ニードフル・シングス〈上〉 (文春文庫)
No.23: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(4pt)

何がタブーなんだろ??

短編シリーズを読んで、この作家の長編を読みたいと思い手に取りましたが・・・
最初に結論ありきで書くと、こういう展開になるのかな???

ミステリーは、被害者と加害者がいて、そして警察や裁判が絡みながら・・・という認識から外れ
この本で言うなら、この作家はミステリーに向いているとは思えない。

長編ものもあと数冊あるようですが、この作家はもう私的にはいいかな・・・。
禁忌
No.22: 3人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

横溝正史的な?

かなり昔の作品だったのですね、読み終わってから気付きました。
内容がかなり複雑に絡み、その上外国の建物がなかなか想像できず苦労しながらの読破でした。

難しい小説だったと思いながら、でも、昔のミステリー小説って、ただ単に謎を解く、或いは犯人を推理する・・・だけに終わらず、その他の知識も必要だったな~と。
サラサラと読める軽いミステリーもストレス解消や暇つぶしにはなります。
でも、たまにはじっくりと本と格闘するのもいいかも?

火刑法廷[新訳版] (ハヤカワ・ミステリ文庫 カ 2-20)
ジョン・ディクスン・カー火刑法廷 についてのレビュー
No.21:
(6pt)

悪くはないのだけれど、何かが足りない

初めての「フランシス」
きっと真面目な人達(親子)なのだろう。
真面目すぎて?全体的に堅苦しく読みにくい小説だった。
たぶん翻訳のせいもあるのかな?とも思ったりも・・・原作を読んでいないのでその点は不明ですが。

主人公の魅力もイマイチ。
妻役も中途半端。
犯人?も切れがない。
警察も何か違う。

たくさんのカードを綺麗に一列に並べたような・・・というと分かりやすいでしょうか。
作者がカードを床にぶん投げて、読者が苦労しながら一枚一枚拾って理解していく・・・
そんな感じの読書が私は好きだな~。

拮抗〔ハヤカワ・ミステリ文庫〕 (競馬シリーズ)
ディック・フランシス拮抗 についてのレビュー
No.20:
(6pt)

なぜ「コパーリバー」じゃ駄目なんだろう

まず、タイトルの「希望の記憶」
あまりにも非魅力的で、曖昧。
コパーリバーが、この物語の中心にあるわけだから、せめてもう少し「川」をイメージするタイトルにしてほしかった。
これじゃあ~本屋さんに文庫本が並んでいても、誰も手に取らないでしょ。

内容は、そろそろ時間もないので、強引に最後幕を引きました感がありましたが、少年少女の絡みが良い感じなので、一気に読めました。

小説は映画とは別の次元のものなのだから、将来映画化されるかも?みたいな希望は抱かずに
活字でしか表せない、活字だからこそ想像が果てしなく広がる・・・
そこに焦点を絞ると、また良い小説が生まれるのかも?しれない。


希望の記憶 (講談社文庫)
ウィリアム・K・クルーガー希望の記憶 についてのレビュー
No.19:
(5pt)

格好良い男性は要らない

「カリフォルニアの炎」を読んだあと、続けて読んでみました。
この小説も、やっぱり男性向きといっていいのかな~

主人公にスポットをあてて進む小説。
ネタで勝負する小説。
アッと驚く大逆転で読者を魅了する小説。
多々ありますが・・・・
この作家は主人公で勝負する人なのかな~

私は格好良い男性主人公は要らない。
今まで読んだことのないネタで勝負する内容が好きだな~

というわけで、「フランキーマシーンの冬」は読まないことにしました。

サトリ(上) (ハヤカワ・ノヴェルズ)
ドン・ウィンズロウサトリ についてのレビュー
No.18:
(5pt)

男性向き?

人様にお薦めするほど面白いとは思わなかった。
ただ、こういう展開は男性向き・男性が好みそうかな?

ハードボイルドとまではいかなくても、物語のスピード感は楽しめると思う。

カリフォルニアの炎 (角川文庫)
ドン・ウィンズロウカリフォルニアの炎 についてのレビュー
No.17: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

ミステリーじゃない

読後、打ちのめされたような、とても嫌な気持ちになりました。
小説としては、お薦めだけど、でもめったやたらとお薦めしたくないような・・・・
複雑です。


悲しみのイレーヌ (文春文庫 ル 6-3)
ピエール・ルメートル悲しみのイレーヌ についてのレビュー
No.16:
(4pt)

設定

人物の設定は、評価できるものとして、温度差が気になりました。
犯人の背景と犯人が自白?する温度差。
犯人を追う刑事とその家族の温度差。
一冊を読み終えるころには、刑事の面影・人物像が見えてくるのだけど
今回は、最後まで刑事の顔が浮かばなかった。


烙印 (幻冬舎文庫)
天野節子烙印 についてのレビュー
No.15:
(4pt)

好みの問題

思いもよらない展開、そしてスピード感溢れる物語の流れ。
好みの問題だろうけど、好き嫌いがハッキリ分かれる作品かもしれない。
私自身、こういう流れは嫌いじゃ無いし、何度もこういう展開の小説を読んできたけれど
でもなんだろう・・・展開の割には小さく纏まりすぎた・・・ような気がする。

この内容でテンポ良く進むとしたら、最後はもっとアッと驚くようなものを書いて欲しかった。

この作者で最初に読んだ本が「前世療法」だったせいか、この作品はイマイチでした。



ラジオ・キラー
No.14:
(6pt)

いつもと違うミステリーをご所望なら

こういう人間関係、繋がりは初めて読んだような・・・過去にもあったかもしれないけど、毎日読書をする身としては新鮮でした。

内容が詳しく丁寧に書かれているので、いつもとしたら時間がかかりました。
流れが入り組んでいるので一つ一つをしっかり把握していないと、何が何だか?になったかもしれません。

カーリィの本は初めてでした。
もう少し変わった内容も読みたいので、あと三冊は読んでみようと思っています。


百番目の男 (文春文庫)
ジャック・カーリイ百番目の男 についてのレビュー