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わたろう さんのレビュー一覧

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レビュー数1023

全1023件 541~560 28/52ページ

※ネタバレかもしれない感想文は閉じた状態で一覧にしています。
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No.483:
(6pt)

アメリカではアメフトの力は強大なんですね

はじめてローザンを読みましたがミステリーというとりもヒューマンドラマのようでした。謎解きについてはそれほど興味をひかれるところはありませんでしたがアメリカの高校におけるアメフト部員がいかにもてはやされているのか勉強になりました。
冬そして夜 (創元推理文庫)
S・J・ローザン冬そして夜 についてのレビュー
No.482:
(4pt)

「死角」というほど大袈裟なものではありませんでした

冒頭で北京原人が登場したのでこれはと期待したのですがどんどん詰まらなくなりました。最後の真相もすでに興味を失っていました。江戸川乱歩賞には枚数規定があるのでしょう。駆込みの終わり方が残念でした。

蝶たちは今… 五十万年の死角―江戸川乱歩賞全集〈10〉 (講談社文庫)
伴野朗五十万年の死角 についてのレビュー
No.481:
(6pt)

最後に主人公の過去をばらされても

とてもずるい構成のミステリーでした。結局単なる復讐の話ではないですか。舞台は1800年代のアメリカとは思えない暗い雰囲気がずっと流れていて良かったのですが結末で抱いていた期待が砕かれてしまいました。エドガー・アラン・ポオの登場もそれほど効果があったとは思えませんでした。
陸軍士官学校の死 上 (創元推理文庫)
ルイス・ベイヤード陸軍士官学校の死 についてのレビュー
No.480:
(4pt)

なんとも座りの悪いミステリーでした

涙を誘おうという作者の意図が見え見えで逆に全く感動しませんでした。文章力も稚拙で展開も矛盾だらけでした。暇つぶしにはなりますが。
獅子座 (創元推理文庫)
藤雪夫,藤桂子獅子座 についてのレビュー
No.479:
(7pt)

追加された最後の数ページで救われました

作者得意の細かい描写に半ばあきらめかけていた感動が最後に待っていました。 映像化できそうな物語ですね。
川の深さは (講談社文庫)
福井晴敏川の深さは についてのレビュー
No.478: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(2pt)

C級カルトノベルでした

カバーのデザインを見てこれは自分には合わないなと予想しましたがその通りでした。何が評価されているのかわかりません。物語もクソもあったもんじゃありませんでした。大森望氏が別の作品を絶賛しているということですが、なるほどです。彼が評価する小説も映画もロクなものがありません。訳も最悪でした。
バッド・モンキーズ
マット・ラフバッド・モンキーズ についてのレビュー
No.477:
(7pt)

ラスト50ページの勝負でした

ずっと淡々とした物語が続いていましたが、とても読後感の良い結末が待っていました。主人公とアリーはその後どうなっていくのか気になりますが、おそらく何もなく忘れていくのでしょうね。

ストリート・キッズ (創元推理文庫)
ドン・ウィンズロウストリート・キッズ についてのレビュー
No.476: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

名作をやっと読むことができました

単なる戦争冒険小説では終わらないところが名作たる所以なのでしょう。最後にどんでん返しが控えていたところもエンタメ小説として満足できました。映画の印象が強かったのですがやはり原作に勝るものはありません。シュタイナ中佐が素敵でした。

鷲は舞い降りた (ハヤカワ文庫NV)
ジャック・ヒギンズ鷲は舞い降りた についてのレビュー
No.475:
(6pt)

映像化しにくいでしょうね

初めて道尾秀介の作品を読みました。心理サスペンスが得意なんでしょうか。子供が登場するミステリーにありがちなストーリーで新鮮味はありませんでした。かなりはじめの時点で犯人がわかってしまったので次の作品に期待したいと思います。
シャドウ (創元推理文庫)
道尾秀介シャドウ についてのレビュー
No.474:
(6pt)

出会い系サイトに対する社会的告発でしょうか

世の中にはいろいろな人がいてこの世界を構成しているんですよね。本当の悪人というのは一体どんな人ですかと作者が問いかけているわけですね。
悪人
吉田修一悪人 についてのレビュー
No.473:
(7pt)

とてもシンプルなストーリーです

映画になったそうですがこの話であれば面白い映画になったのではないでしょうか。深みはありませんがオチも「そうくるか。」という感じで良かったです。
恐怖の誕生パーティー (新潮文庫)
No.472:
(6pt)

アリバイ崩しの短編集に新鮮味はありません

それぞれのエピソードに登場する人物が多すぎました。謎解きは工夫されたものでしたが話によっては狡いなと感じるトリックもありました。
遠きに目ありて (創元推理文庫―現代日本推理小説叢書)
天藤真遠きに目ありて についてのレビュー
No.471:
(9pt)

米ソ緊張の中で民族の誇りをかけた企みに感動しました

勉強になりました。今やソビエトではなくロシアを含む多くの共和国になっていますが東西冷戦のころはヨーロッパも大変だったんだなと思いました。フォーサイスは「ジャッカルの日」「オデッサ・ファイル」に続いて3冊目の読了でしたが一番楽しめました。多角的に進行するエピソードがだんだん集約していく構成にページをめくる手が止まりませんでした。結末も納得できるものでしたし最後のどんでん返しにヒューマンドラマを感じました。この本でさらにフォーサイスが好きになりました。
悪魔の選択 上 (角川文庫 赤 537-6)
フレデリック・フォーサイス悪魔の選択 についてのレビュー
No.470:
(8pt)

明らかな証拠とは

アメリカのミステリーには法廷物が多いですが、その中でも傑作と呼べるのではないでしょうか。主人公ベンと恋人のアーリーンのキャラクターも微笑ましいところがあり、他の登場人物もそれぞれが生き生きとしていました。正義とは何かを考える良いテキストでした。
復讐法廷 (ハヤカワ・ミステリ文庫)
ヘンリー・デンカー復讐法廷 についてのレビュー
No.469:
(4pt)

描写が細かすぎました

「マークスの山」に次いで高村薫2冊目でした。「マークスの山」が素晴らしかったので期待して読み始めましたが途中から厭きてきました。人間関係とそのバックグラウンドが曖昧で感情移入ができなかったことと文章が細切れで体温を感じなかったからだろうと思います。物語もシンプルで深みがありませんでした。
黄金を抱いて翔べ (新潮文庫)
高村薫黄金を抱いて翔べ についてのレビュー
No.468:
(2pt)

とても疲れました

もう訳がわかりません。裏表紙のハーカウェイの写真を見て悪い予感がしたのですが的中しました。ただ文字を追ってるだけになってました。この本を傑作という人は頭の構造が自分とは違ってるのでしょうね。ジョン・ル・カレの息子であるというのも頷けます。「スクールボーイ閣下」みたいでしたもん。
エンジェルメイカー
No.467:
(5pt)

作家が自画自賛しています

2時間ドラマの脚本でした。
鞆の浦殺人事件 (光文社文庫)
内田康夫鞆の浦殺人事件 についてのレビュー
No.466:
(4pt)

時代性がありました

明治中期の新日本が舞台なので時代性に面白みがありました。全体にホンワカとした雰囲気で軽く読める話でした。ただ冒険と呼べるようなエピソードではないですね。ホック氏の正体は言わずもがなですが。
ホック氏の異郷の冒険―日本推理作家協会賞受賞作全集〈44〉 (双葉文庫)
加納一朗ホック氏の異郷の冒険 についてのレビュー
No.465:
(3pt)

人間関係が複雑でした

内容がほとんど頭に入って来ません。特に大きな事件が起こるということでもなくつまらない本でした。ルース・レンデルは2冊目でしたが「ロウフィールド館の惨劇」に比べてしまったのでかなりがっかりでした。別名義になると作風が変わってくるのでしょうか。
死との抱擁 (角川文庫)
バーバラ・ヴァイン死との抱擁 についてのレビュー
No.464:
(3pt)

うすっぺらな探偵小説でした

ロバート・B・パーカーの作品がこれほど中身のないものだとは予想していませんでした。ただのマッチョ探偵の日記にすぎません。なぜ「初秋」なのかも理解できませんでした。
初秋 (ハヤカワ・ミステリ文庫―スペンサー・シリーズ)
ロバート・B・パーカー初秋 についてのレビュー