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わたろう さんのレビュー一覧

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レビュー数1019

全1019件 561~580 29/51ページ

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No.459: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

これは傑作でした

物語の縦と横の広がりが作品を立体的にしており、一気に読み終わりました。リスベットの描写が素晴らしく、外観と内面のギャップと葛藤がよく表現されていました。これから「火と戯れる女」に入っていきます。楽しみです。
ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女 上
No.458:
(3pt)

そもそも傑作集と銘打つほどの作品数がありません

全体として自己満足の話ばかりの短編集でした。「離れた家」は登場人物が多い割に物語に深みがありませんでした。 「このミス」はこのようなマイナー受けしかしない本をランキングに入れることがよくあるんですよね。
離れた家―山沢晴雄傑作集 (日下三蔵セレクション)
山沢晴雄離れた家 についてのレビュー
No.457:
(3pt)

とにかく読みづらい本でした

登場人物が多く、その呼び名も複数あり訳が分からなくなってしまいました。事件性もそれほどなく西側と東側の駆け引きという歴史的な視点も弱いです。「ゴーリキー・パーク」もそうでしたがロシアを舞台にした小説は面白くないものが多いです。
赤の広場―ブレジネフ最後の賭け
No.456:
(4pt)

ディック・フランシスは過大評価されているのでは

主人公のハレーやその周囲を取り巻く登場人物に誰一人魅力を感じることができませんでした。菊池光の訳もひどいもので思わず語り部はバカボンのパパかと思いました。物語も言わずもがな全く焦点のない平坦なものでした。不必要な登場人物も多く人物表を作らないと読み進めていけませんでした。
利腕 (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 12‐18))
ディック・フランシス利腕 についてのレビュー
No.455:
(7pt)

心にやさしい私立探偵

アメリカの探偵は東海岸にしても西海岸にしても飲んだくれで煙突のように煙草を吸います。これは誰かが悪例を作ってしまった影響でしょうか。その中でこの作品の私立探偵は酒は適度に飲みますが煙草は吸いません。 この時点ですでに好感度が上がりました。カッコばかりつける探偵に辟易していた 私にはとてもホッとした探偵小説でした。
死角 (新潮文庫 フ 12-4 名無しの探偵シリーズ)
ビル・プロンジーニ死角 についてのレビュー
No.454:
(6pt)

ページ数が足りなかったでしょうか

史実にミステリーを載せてますが説明と掘り下げ度が低くてあまりリアリティを感じませんでした。明治末期の話なのでもっとドロドロしたエピソードに焦点をあててもよかったのではないでしょうか。
江戸川乱歩賞全集(9)アルキメデスは手を汚さない 暗黒告知 (講談社文庫)
小林久三暗黒告知 についてのレビュー
No.453:
(8pt)

反戦小説の傑作

山田風太郎の反戦というメッセージが伝わってくる傑作だと思います。ミステリーとしての展開も緩みがなく結末まで緊張感を持って読み切ることができました。また戦後の資本家と労働者の対比も織り込まれておりとてもリアリティのある作品でした。
太陽黒点―山田風太郎傑作大全〈24〉 (広済堂文庫)
山田風太郎太陽黒点 についてのレビュー
No.452:
(6pt)

原発はいらないです

元新聞記者らしく時事問題に真正面からぶつかっていく姿勢には共感するものがありました。ただ他人の声をまねて人を呼び出したり、警官のふりをして質問をするなど安易な筋書きには首をひねりたくなりました。江戸川乱歩賞には最早それほど期待はしませんが、それにしてももう少し人間の内面を掘り下げて欲しかったです。
新装版 原子炉の蟹 (講談社文庫)
長井彬原子炉の蟹 についてのレビュー
No.451:
(8pt)

読み応えのある歴史改変ドラマでした

Ⅰ、Ⅱ、Ⅲを通じて女性作家らしくヒロインの描き方が秀逸で長い小説でありながらどの部分でもストーリーが弛むことがありませんでした。BBCで大河ドラマになりそうな作品でした。
バッキンガムの光芒 (ファージングⅢ) (創元推理文庫)
ジョー・ウォルトンバッキンガムの光芒 についてのレビュー
No.450:
(8pt)

読み応えのある歴史改変ドラマでした

Ⅰ、Ⅱ、Ⅲを通じて女性作家らしくヒロインの描き方が秀逸で長い小説でありながらどの部分でもストーリーが弛むことがありませんでした。BBCで大河ドラマになりそうな作品でした。
暗殺のハムレット (ファージングⅡ) (創元推理文庫)
ジョー・ウォルトン暗殺のハムレット についてのレビュー
No.449:
(8pt)

読み応えのある歴史改変ドラマでした

Ⅰ、Ⅱ、Ⅲを通じて女性作家らしくヒロインの描き方が秀逸で長い小説でありながらどの部分でもストーリーが弛むことがありませんでした。BBCで大河ドラマになりそうな作品でした。
英雄たちの朝 (ファージングI) (創元推理文庫) (創元推理文庫 M ウ 21-1 ファージング 1)
ジョー・ウォルトン英雄たちの朝 についてのレビュー
No.448:
(5pt)

この内容でこのタイトルはないですね

タイトルで期待して読み始めましたが時間軸が曖昧ですんなりと入っていけませんでした。主人公二人の関係ももう少し掘り下げて描いてくれればなと思いました。
ねじれた文字、ねじれた路
No.447:
(6pt)

宮部みゆきの懐の深さを感じます

どの短編もユーモアと優しさにあふれています。「気分は自殺志願」だけはちょっと無理があるんじゃないかなという展開でした。
我らが隣人の犯罪 (宮部みゆきアーリーコレクション)
宮部みゆき我らが隣人の犯罪 についてのレビュー
No.446:
(6pt)

中村雅楽の腰の据わった推理が冴えてます

「團十郎切腹事件」よりはバラエティに富んだ短編集になってました。この時代はいいですね。
グリーン車の子供―中村雅楽探偵全集〈2〉 (創元推理文庫)
戸板康二グリーン車の子供 についてのレビュー
No.445: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

しりすぼみになってしまいました

テキストに対して犯人あてをするという物語の背骨部分は面白く読ませてもらいました。伏線に次ぐ伏線で一語一句慎重に読んでいかなくてはならないところは正にパズルのようでした。全編に散りばめられたユーモアもセンスが感じられて今後注目していきたい作家の一人になりました。 結末がとっちらかってしまったことが残念でした。
ミステリー・アリーナ (講談社文庫)
深水黎一郎ミステリー・アリーナ についてのレビュー
No.444:
(6pt)

確かにスピード感のある展開ですが

これを「ノンストップ!」とタイトルするのはどうかと思いました。軽すぎます。情け容赦ない雰囲気が伝わりませんね。一介の普通のサラリーマンが奥さんのおかげでとんでもないトラブルに見舞われるわけですが主人公はどちらかというと事件を追う警部補の方だという気がします。楽しめる作品ではありました。
ノンストップ! (文春文庫)
サイモン・カーニックノンストップ! についてのレビュー
No.443:
(9pt)

昭和の偉人伝

これだけの偉業を成し遂げた人の一生を描くためには駆け足過ぎました。岡田准一はないと思います。
海賊とよばれた男 上
百田尚樹海賊とよばれた男 についてのレビュー
No.442:
(2pt)

トレヴェニアンって変わった人なんでしょうね

シブミというのは日本語なのですね。 囲碁の強い諜報員の話でしたが物語になっておらず、とても読みにくい本でした。 何が言いたいのかわかりませんでした。
シブミ〈上〉 (ハヤカワ文庫NV)
トレヴェニアンシブミ についてのレビュー
No.441:
(6pt)

意外と面白かった

もう少し少年たちのバックボーンが詳細であればなと思いました。
4TEEN (新潮文庫)
石田衣良4TEEN フォーティーン についてのレビュー
No.440:
(4pt)

タイトルが原尞らしい

回りくどい言い回しにはすでに免疫ができていると思いましたが、そうでもなかったです。やはり鬱陶しかったです。この作家はチャンドラーの本を繰り返し読んでいればいいんじゃないでしょうか。文章に体温を感じられないのは致命的です。
天使たちの探偵 (ハヤカワ文庫JA)
原尞天使たちの探偵 についてのレビュー