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わたろう さんのレビュー一覧

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レビュー数1033

全1033件 561~580 29/52ページ

※ネタバレかもしれない感想文は閉じた状態で一覧にしています。
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No.473:
(7pt)

とてもシンプルなストーリーです

映画になったそうですがこの話であれば面白い映画になったのではないでしょうか。深みはありませんがオチも「そうくるか。」という感じで良かったです。
恐怖の誕生パーティー (新潮文庫)
No.472:
(6pt)

アリバイ崩しの短編集に新鮮味はありません

それぞれのエピソードに登場する人物が多すぎました。謎解きは工夫されたものでしたが話によっては狡いなと感じるトリックもありました。
遠きに目ありて (創元推理文庫―現代日本推理小説叢書)
天藤真遠きに目ありて についてのレビュー
No.471:
(9pt)

米ソ緊張の中で民族の誇りをかけた企みに感動しました

勉強になりました。今やソビエトではなくロシアを含む多くの共和国になっていますが東西冷戦のころはヨーロッパも大変だったんだなと思いました。フォーサイスは「ジャッカルの日」「オデッサ・ファイル」に続いて3冊目の読了でしたが一番楽しめました。多角的に進行するエピソードがだんだん集約していく構成にページをめくる手が止まりませんでした。結末も納得できるものでしたし最後のどんでん返しにヒューマンドラマを感じました。この本でさらにフォーサイスが好きになりました。
悪魔の選択 上 (角川文庫 赤 537-6)
フレデリック・フォーサイス悪魔の選択 についてのレビュー
No.470:
(8pt)

明らかな証拠とは

アメリカのミステリーには法廷物が多いですが、その中でも傑作と呼べるのではないでしょうか。主人公ベンと恋人のアーリーンのキャラクターも微笑ましいところがあり、他の登場人物もそれぞれが生き生きとしていました。正義とは何かを考える良いテキストでした。
復讐法廷 (ハヤカワ・ミステリ文庫)
ヘンリー・デンカー復讐法廷 についてのレビュー
No.469:
(4pt)

描写が細かすぎました

「マークスの山」に次いで高村薫2冊目でした。「マークスの山」が素晴らしかったので期待して読み始めましたが途中から厭きてきました。人間関係とそのバックグラウンドが曖昧で感情移入ができなかったことと文章が細切れで体温を感じなかったからだろうと思います。物語もシンプルで深みがありませんでした。
黄金を抱いて翔べ (新潮文庫)
高村薫黄金を抱いて翔べ についてのレビュー
No.468:
(2pt)

とても疲れました

もう訳がわかりません。裏表紙のハーカウェイの写真を見て悪い予感がしたのですが的中しました。ただ文字を追ってるだけになってました。この本を傑作という人は頭の構造が自分とは違ってるのでしょうね。ジョン・ル・カレの息子であるというのも頷けます。「スクールボーイ閣下」みたいでしたもん。
エンジェルメイカー
No.467:
(5pt)

作家が自画自賛しています

2時間ドラマの脚本でした。
鞆の浦殺人事件 (光文社文庫)
内田康夫鞆の浦殺人事件 についてのレビュー
No.466:
(4pt)

時代性がありました

明治中期の新日本が舞台なので時代性に面白みがありました。全体にホンワカとした雰囲気で軽く読める話でした。ただ冒険と呼べるようなエピソードではないですね。ホック氏の正体は言わずもがなですが。
ホック氏の異郷の冒険―日本推理作家協会賞受賞作全集〈44〉 (双葉文庫)
加納一朗ホック氏の異郷の冒険 についてのレビュー
No.465:
(3pt)

人間関係が複雑でした

内容がほとんど頭に入って来ません。特に大きな事件が起こるということでもなくつまらない本でした。ルース・レンデルは2冊目でしたが「ロウフィールド館の惨劇」に比べてしまったのでかなりがっかりでした。別名義になると作風が変わってくるのでしょうか。
死との抱擁 (角川文庫)
バーバラ・ヴァイン死との抱擁 についてのレビュー
No.464:
(3pt)

うすっぺらな探偵小説でした

ロバート・B・パーカーの作品がこれほど中身のないものだとは予想していませんでした。ただのマッチョ探偵の日記にすぎません。なぜ「初秋」なのかも理解できませんでした。
初秋 (ハヤカワ・ミステリ文庫―スペンサー・シリーズ)
ロバート・B・パーカー初秋 についてのレビュー
No.463:
(5pt)

これまでのエピドードに比べると掘り下げ度が低い感じでした

テロリストと政治家のロマンスと少女兵と警官の友情の両面が軸になっていますが両方とももっと物語になっていれば結末も盛り上がったのだろうと思います。
機龍警察 未亡旅団 (ハヤカワ文庫JA)
月村了衛機龍警察 未亡旅団 についてのレビュー
No.462:
(6pt)

劇画的な2作品と短編1つ

あまり面白くありませんでした。
黒蜥蜴・妖虫 (江戸川乱歩全集)
江戸川乱歩妖虫 についてのレビュー
No.461:
(3pt)

チャンドラーの後継者って一体何人いるのでしょうか

宣伝文句によりますとジェイムズ・クラムリーもその後継者のひとりらしいです。なるほど頷けます。それほど面白くない作品でした。事件がどういったものだったのかすら曖昧で全体に靄がかかったようでした。「酔いどれの誇り」の方がまだましでした。
ダンシング・ベア (ハヤカワ・ミステリ文庫)
No.460:
(5pt)

歴史改変小説にしてはスケール感がありません

ヒトラーと米国大統領の会談をモチーフとするならもっと緊張感のある物語を期待してしまいます。主人公とそれを取り巻く人物との相克も描写が軽く感情移入ができませんでした。
鷲たちの盟約(上) (新潮文庫)
アラン・グレン鷲たちの盟約 についてのレビュー
No.459: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

これは傑作でした

物語の縦と横の広がりが作品を立体的にしており、一気に読み終わりました。リスベットの描写が素晴らしく、外観と内面のギャップと葛藤がよく表現されていました。これから「火と戯れる女」に入っていきます。楽しみです。
ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女 上
No.458:
(3pt)

そもそも傑作集と銘打つほどの作品数がありません

全体として自己満足の話ばかりの短編集でした。「離れた家」は登場人物が多い割に物語に深みがありませんでした。 「このミス」はこのようなマイナー受けしかしない本をランキングに入れることがよくあるんですよね。
離れた家―山沢晴雄傑作集 (日下三蔵セレクション)
山沢晴雄離れた家 についてのレビュー
No.457:
(3pt)

とにかく読みづらい本でした

登場人物が多く、その呼び名も複数あり訳が分からなくなってしまいました。事件性もそれほどなく西側と東側の駆け引きという歴史的な視点も弱いです。「ゴーリキー・パーク」もそうでしたがロシアを舞台にした小説は面白くないものが多いです。
赤の広場―ブレジネフ最後の賭け
No.456:
(4pt)

ディック・フランシスは過大評価されているのでは

主人公のハレーやその周囲を取り巻く登場人物に誰一人魅力を感じることができませんでした。菊池光の訳もひどいもので思わず語り部はバカボンのパパかと思いました。物語も言わずもがな全く焦点のない平坦なものでした。不必要な登場人物も多く人物表を作らないと読み進めていけませんでした。
利腕 (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 12‐18))
ディック・フランシス利腕 についてのレビュー
No.455:
(7pt)

心にやさしい私立探偵

アメリカの探偵は東海岸にしても西海岸にしても飲んだくれで煙突のように煙草を吸います。これは誰かが悪例を作ってしまった影響でしょうか。その中でこの作品の私立探偵は酒は適度に飲みますが煙草は吸いません。 この時点ですでに好感度が上がりました。カッコばかりつける探偵に辟易していた 私にはとてもホッとした探偵小説でした。
死角 (新潮文庫 フ 12-4 名無しの探偵シリーズ)
ビル・プロンジーニ死角 についてのレビュー
No.454:
(6pt)

ページ数が足りなかったでしょうか

史実にミステリーを載せてますが説明と掘り下げ度が低くてあまりリアリティを感じませんでした。明治末期の話なのでもっとドロドロしたエピソードに焦点をあててもよかったのではないでしょうか。
江戸川乱歩賞全集(9)アルキメデスは手を汚さない 暗黒告知 (講談社文庫)
小林久三暗黒告知 についてのレビュー