赤の広場 ブレジネフ最後の賭け
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全1件 1~1 1/1ページ
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登場人物が多く、その呼び名も複数あり訳が分からなくなってしまいました。事件性もそれほどなく西側と東側の駆け引きという歴史的な視点も弱いです。「ゴーリキー・パーク」もそうでしたがロシアを舞台にした小説は面白くないものが多いです。 | ||||
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週刊文春1983年 海外3位 1982年1月22日 ソ連国家元首ブレジネフの義弟にしてKGB第一次官ツヴィクーンがピストル自殺を図った。検察庁特別重要事件捜査検事シャムラーエフは、ブレジネフの命を受け徹底捜査を開始するのだが、KGBの妨害工作のため難航してしまう。体制を強化し、捜査活動を継続するうち、ブレジネフ失脚の陰謀が明らかになってくる。 ・・・ ブレジネフからアンドローポフへの政権交代の過程で、実際におこったツヴィクーンの自殺事件をもとに、謀略小説として描いている。当時のブレジネフ・マフィアの摘発を背景としてるし、実在の人物が多数登場するんで、出版時タイムリーに読んでいれば相当面白かったんだろう。鉄のカーテンもすっかり過去の出来事。今や想像力を要する作品になってしまっている。登場人物がやたら多い上に、名前がまぎらわしく(同一人物の別名も混在するんで)、ひたすら読みにくい。最後まで読みすすめて、面白さは実感できるんで、努力の甲斐はあるんだけど。 シャムラーエフが捜査で訪れた西側で、ものの豊富さより、花屋に感慨を覚えるくだりは印象的。マーティン・クルーズ・スミス『ゴーリキー・パーク〈上〉 (ハヤカワ文庫NV)』『ゴーリキー・パーク 下 (ハヤカワ文庫 NV ス 10-4)』よりはソ連の国内事情はリアルに読み取れると思う(スミスと違って、こちらは亡命作家なんで)。 この頃の週刊文春のベスト10を見ると、ソ連ものが流行っていたようにみえますなぁ。 | ||||
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