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悪意の手記
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悪意の手記の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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『薄暗く、近くにあったどの喫茶店よりも味が悪かったが…』という描写が第三の手記の冒頭頁にあります。 殺人によって、率直に幸福を感じることが出来なくなった『私』がどうしてそんなことを知っているのか、理解に苦しみました。 幸福を感じられない人間は、沢山の喫茶店に通って、味比べなどするでしょうか?美味しい、不味いなどの比較は、味を楽しんでいる人間のいわゆる幸福な比較ですよね。幸福を感じないのであれば、味なんて、店なんて、どうでもいい……そう思うはずです。 となると主人公の心理描写も、「これはもしかすると、ただの自己陶酔なんじゃないだろうか」と思えてきます。 こういった小さな矛盾が、第一の手記から、少しずつ、少しずつ積み重なり、最終的には物語の現実味を奪っているように感じます。 心理描写に関しても、どことなく稚拙で、空言めいています。 登場する人物、会話もご都合主義の感が否めず、筆者の思惑通りに事を進めるためにすべての出来事と会話があるように感じてしまいました。 | ||||
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・・・そう思ってしまい、読んで憂鬱になりました。 しばらく読書したくないです | ||||
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