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ふたりの距離の概算



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【この小説が収録されている参考書籍】
ふたりの距離の概算
ふたりの距離の概算 (角川文庫)

ふたりの距離の概算の評価: 4.04/5点 レビュー 114件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.04pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全85件 1~20 1/5ページ
No.85:
(5pt)

シリーズ屈指の傑作かも

中盤までの物語は、これまでのシリーズに比べ冗長な趣を感じながら、後半は怒涛の伏線回収があり、傑作と呼べる作品。2度読みして、楽しむのもありかと。
ふたりの距離の概算 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:ふたりの距離の概算 (角川文庫)より
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No.84:
(5pt)

これは良い

一度小説で読みましたが、朗読だとラジオドラマみたいで楽です。お試しで無料で聞けたけど
もう一度聞きたくなります。
ただオーディオブック自体の値段が高くこのサービスはちょっと入れないなという感じです。
ふたりの距離の概算 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:ふたりの距離の概算 (角川文庫)より
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No.83:
(4pt)

伏線に無理がありますが構成は素晴らしい!

古典部シリーズ
日常系ミステリー青春小説の傑作です!!
アニメ『氷菓』のその後物語が読めます。

アニメ版にはない、新年度に新入部員の後輩が古典部に入部する物語です。
主人公達は先輩になっています。

恒例の学校行事であるマラソン大会で、新入部員に起きた事を走りながら推理する設定が独創的で素晴らしいです。

マラソン大会ですれ違う人物との回想シーンを経て、真相に辿り着く青春ミステリー小説の名作です。

でも伏線やトリックにかなり無理があり不自然でした。内容は残念でしたがアニメ版の後の物語を読めたので嬉しかったです!

青春のほろ苦いビターな展開は素晴らしいです。アニメ版の後日談を読みたい方にはお薦めですよ。
これはアニメにするには難しい構成かもしれませんね。

米澤先生特有のビターな青春作品です。

2022年米澤穂信先生はとうとう直木賞を受賞しましたね。ご活動応援しています。
おめでとうございます!
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No.82:
(5pt)

真相が気になって一気読みしました。

巧みなストーリー展開と、散りばめられた伏線が、奉太郎の推理でつながっていく面白さを
十分堪能しました。ただ本作は奉太郎の推理がこれまで以上に冴えすぎていて
ふとした会話の一言々々を奉太郎が漏らさず記憶しているのは
省エネ主義にしては、やる気出しすぎだと思いました。
それと大日向の人物像がはっきりしないまま物語の中心人物になっていて、
奉太郎以外の古典部員の活躍が物足りなかったです。
いつも奉太郎が推理するのは、千反田の「わたし気になります」がきっかけでしたが
そういう鉄板の流れがなかった気がします。
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No.81:
(4pt)

おもしろめ

基本的に氷菓を見てから買おうとしてる人は買って全く損はないと思います
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No.80:
(5pt)

よかったです

アニメの氷菓を何回も見て続きが本で読めると聞き手に取りました。よくもこの一貫した世界観でものが書けるなーと感心してしまいます。序盤のおもしろい小エピソードが全て最後の話に続いていて感動しました。「二人の距離の概算」という題名と、ところどころでこのワードを思い出させるジャブによって最後のKOにつながっている美しさ。圧巻です。
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No.79:
(4pt)

大日向友子への印象次第で面白さが変わる。

古典部シリーズの一作として見ると微妙かもしれません。
本作は大日向友子という新入生の謎にスポットを当てているのですが、ぽっと出のキャラの謎だからかインパクトがなかったです。古典部シリーズば日常や青春の中にある謎を解き明かしていくというスタンスで物語が進行していくのでこれぐらいの塩梅が丁度いいのかもしれませんが、やはり愚者のエンドロールやクドリャフカの順番の時のようなワクワク感やページをめくり続けたくなるような高揚感はあまりありませんでした。
とは言っても、それはあくまで本作を古典部シリーズの一つとして身構えて読んだ時の話で、一般小説の一つとして読めばそれなりに楽しめるくらい完成度が高かったです。
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No.78:
(5pt)

登場する高校生たちが深読み過ぎてすごい。

好き嫌いは総じて己の内側から沸き上がる衝動だ。過剰に反応するのも仕方がない。
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No.77:
(4pt)

よかったけど、、

物語は良かったのだけれど、終わり方が個人的には好きではありません。
もっとハッピーな感じに包んでくれれば良かったのに、、、
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No.76:
(5pt)

サンドウィッチマン

事件というより、古典部たちが2年生になって新しい一年生を勧誘してどーたらこーたらってゆー今までのミステリーとは違う感じ
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No.75:
(5pt)

前作までとは違った書き方を楽しめる。

ライトノベル要素がより薄くなり、一般文芸のジャンルに馴染んだ作品。時間軸、そしてストーリー全体に深く関わる新しい登場人物を繊細に描いた仕上がりとなっています。
個人的には以前までの古典部シリーズも好きでしたが、今作のような一般文芸を読んだ感覚に近い作品も好きです。刊行ペースに長い期間があくので、書き方が変わるのはその影響なのかもしれません。

第一作からかなり時間が経過しました。できれば前作までを読み、登場人物の個性を把握した上で本作を読むことをお勧めします。
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No.74:
(5pt)

アニメの続きが知りたくて購入

テレビアニメ「氷菓」を見て、続きが知りたくなり原作の方を購入しました。
今回は短編ではなく長編でしたが、話の合間合間で小さな謎解きがあり、飽きずに読み切る事ができました。
アニメと原作は違うかな?っと読む前は不安でしたがアニメ組も問題なく楽しめます。
本作の感想はと言うと、視点や境遇、情報量の違いで人の見え方が大きく変わるのだな~と思うと同時に自分の周りでも大なり小なりそういう勘違いが起こっているなと感じた。千反田の勘違いを奉太郎が指摘するシーンは中々はっとしてしまった。千反田が悪意を持って新入部員を追い出した訳じゃないと決めつけて推理する奉太郎、省エネ主義を破ってでも千反田の為に謎を解く奉太郎。この行動に奉太郎の千反田への感情の変化が良く表れていて良かったです。次作の「いまさら翼といわれても」も是非読みたいと思いました。
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No.73:
(5pt)

立派なミステリ

米澤穂信先生の作品や古典部シリーズはこれまで読んできました。
「ふたりの距離の概算」は何度か読み返しています。

まず、物語の構成がとても新鮮で読みやすかったです。
章が別れてそれぞれ、現在(マラソン大会中)の推理と過去(回想)シーンに別れていて読みやすかったです。

過去の話でも独立して推理がありこれ身近な謎が多かったのでいつもの古典部だなと楽しんで読めました。

現在の推理では、メインの大日向について。こちらは少しシリアスに書かれていたかも知れません。
過去を通しても大日向がどうして古典部に入部しなかったのかヒントが散りばめてあって、一気に読んでしまえる内容でした。

ミステリをどう捉えているかは人それぞれですが、人の死なないミステリもまたミステリなのです。
高校生活を舞台にした本シリーズですが、謎、人物の心理、推理、どれもしっかりと描かれていて私は立派なミステリだと思いました。
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No.72:
(4pt)

古典部シリーズ第五弾

マラソン大会で走りながら、折木君が推理する。

何かの間違いだと証明したい・・・。
納得出来ないのは、友達思いなだけなのか?

謎解きをしても、悲しさが漂ってくる。
若き日の過ちは、傷つきやすくほろ苦い。
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404874075X
No.71:
(4pt)

読む人を選ぶが「日常の謎」ミスチリを極めた作品

「日常の謎」ミステリを極めた作品。本作では全編に渡って「事件」と呼べそうな出来事すら何も起こらない。ストーリーをなぞってみても、4人の部員が2年に進級した古典部に入部した唯一の1年生が、お試し期間の後不可解な理由でやめてしまう。その謎を追う、と言うだけなのだが、意外にも面白かった。
 又、低体温文化部系高校生の日常を描いた青春ものでもあるが、一般的な青春ものとは全然違う。今巻でもほろ苦いラストで全くさわやかでないし、青春ラブコメみたいなものを期待したら筋違いもいい所だろう。だが一方リアリティは強烈で、そういうのってあるよな、と確かに感じさせてくれる。
 シリーズものの4巻目だからそんな心配は不要だろうが、このシリーズが面白いと思った人は、読んで間違いなく面白い。が、読む人を選ぶ内容なのは否定出来ないのではないか。特に今巻は、何も起こらないストーリーなので。
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No.70:
(5pt)

先輩になったみんな

期待以上の面白さでした。マラソン大会で順を追って話が進んでいきとても楽しめました。
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No.69:
(4pt)

最後の一冊も読みます

今週だけで一気読みしてしまいました。次の一冊読んだらしばらくは、…。です。
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No.68:
(5pt)

管理データが変?

購入済みなのに「遠まわりする雛」の次巻を読むに表れず、購入を要求される。
管理データが変わるほどのupdateがあったのでしょうか。
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No.67:
(5pt)

ビターな後味だが完成度の高い逸品

TVアニメ『氷菓』が面白かったので、原作<「古典部」シリーズ>の続編を読みたくなり購入しました。
新しく入ってきた新入生大日向友子の性格が一味違って面白かったです。
また千反田えるの真っ直ぐな性格と大日向がお互い悪気は無いのにどこか噛み合わず根本的な誤解が生じてしまうあたりが苦味がありました。
個人的には大日向が仮入部を決意する台詞やその後の数十日の部活生活がよかったなあ、と思います。
当たり前ですが全部活字の原作小説ですので、アニメやコミックだけに慣れている方には少し抵抗があるかもしれません。
ただ<「古典部」シリーズ>の良さは部員の細かい心理描写やはっとするような台詞にあるので、小説でもその雰囲気は十二分に味わえると思います。
8割くらい読んで僕が予想したものとはまったく異なるかなり意外な結末でした。そういう意味では”愚者のエンドロール”にあったような当初考えていた範囲内の解決とは違う、意表をついた展開が最後にあったと思います。
また語り手を兼ねる主人公の折木が校内マラソンを走りながら古典部員と一人づつ話をし、また過去にあった出来事を思い出しながら回想するという組立て方をしているのですが、終盤に近づくにつれ自分も一緒にゴールを目指して走っているような臨場感があり、不思議な心地よさがありました。
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No.66:
(5pt)

回顧で綴る長編推理

端的に紹介するなら、解決すべき課題が生じている今に至るまで回顧を辿る形式で構成されるシンプルな長編作品です。伏線が散りばめられていて読者に謎解きを迫る感じが一気に通読をさせてしまう。この作者独特の難解な表現で煙に巻かれてしまう個所もあるが。そこさえ乗り切れば古典部シリーズ作品の哀愁を感じられる。毎回思うが、結末が淡泊過ぎなこの作風は読了感に欲求を得る。充足感を求めて古典部シリーズを全巻読み直したくなるが、そこに充足はないのだから寂しい。
ふたりの距離の概算 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:ふたりの距離の概算 (角川文庫)より
4041003253

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