■スポンサードリンク
虚貌
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
虚貌の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.90pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全78件 21~40 2/4ページ
| ||||
【ネタバレあり!?】 (1件の連絡あり)[?] ネタバレを表示する | ||||
---|---|---|---|---|
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
薦められて読み始めましたが、なかなか引き込まれずに期待を裏切られた感じ・・・読み進めるとそれなりに・・ まあまあかな? | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
がっかりさせる作品ではないのですが、期待が大きすぎたのか案外・・・ | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
上巻だけ買って読んで、あまりにもひきこまれたのでアマゾンを利用した。 内容は最後まで息つかせぬおもしろさだったが、読み終えてみて???これでいいの?とは思った。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
本筋の内容は大体予測できる作品ですね。 グイグイと引き込まれる内容でもなく上下巻に分けて 書くほどの内容かと首を傾げたくなる一品です。 星一つとしたかったのですが最後の女医者が刑事を 見送る場面の表現が良くて一つおまけしました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
純粋におもしろい。「笑顔の練習」、、フィクションとはいえ切なさを感じました。トンネル内の朱音は怖かった、、。おすすめです。、 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
復讐劇の幕が切って落とされる辺りから俄然面白くなってくる。 それまでは泥臭いだけの描写で、「そもそもどーゆー話なのか?」が中々見えてこないのですが、 ”そこ”を過ぎると、断片的に書かれた様々な人物が一気にリンクしてきますし。 それにしても、デビュー2作目で、これだけ骨太な作品が書けるとは大したものですねぇ・・・。 あと、この作品で優れているところは、主要な人物の誰もが”主役”と位置付けて読むことが出来る点ではないかと。 終盤鍵となる岩場も”横顔に見える”と、テーマの「顔」からブレないのもいいですね。 トリックは中盤から示唆されていたし、”アマチュアカメラマン”の誘いは罠っぽかったし 北見なるカウンセラーも怪しいと睨んでたので、作者的に驚かせたいであろうシーンはそんなでもありませんでしたが。 敢えてケチをつけるなら、ある人物に同時期に何役もやらせ過ぎなところかな? | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
作品名が「虚貌」ですから、「虚:うつろな」、「貌:容姿」ということを前提に話を読み進めましょう。 やたらと登場人物が多いです。 でも、気にせずに読み進めましょう。 ・21年前に運送会社経営者を殺害した四人 ・当時捜査にあたった末期ガンの刑事とその娘 ・その刑事とコンビを組む、顔に痣を持つ若い刑事 ・カウンセラー ・殺害現場にいた人相不明の男 ・藤田 これらが物語の中心にいる人物なんですが、これらだけではやっぱり物語は成り立たない。 その他は良い感じの脇役です。 上巻はゆっくりと事の興りを、下巻では展開早く物語が進む。 「火の粉」同様に飽きさせない作りになっていて、ミステリー→サスペンスに変わっていく感じが、全体読み飽きさせない作りしてる感じがする。 ある部分「ズルイ」と思わせるトリックだと思うけど、現代の技術では完全に可能ですからね。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
「火の粉」、「犯人に告ぐ」がなかなか面白かったので その流れでこの作品も読んでみた。 地元・岐阜県が舞台になっており、「ああ、これはここの所やなあ」とか 「そうそう、ここの通りを曲がるとあそこに繋がるよねえ」とか容易に風景が 想像できて読みやすい。 本当に風景とか道順とかが正確で、よく取材しているんだなあと感心してしまいます。 20年前の一家惨殺事件の復讐劇を中心にそれを追う刑事、相棒、娘などの 人間模様も掘り下げながら話は進む。 平均以上に楽しめる作品だとは思うのだが、あちこち話が飛ぶことも多く どの人物に的を絞って読めばいいのか、ぼやけていて読みづらいところがある(特に序盤) また、岐阜・東京が中心舞台となっているのだが 事件の関係者(20年前の犯行メンバー・刑事・娘・相棒・犯人など)が繋がりすぎているというか 冷静に考えれば、皆知人レベルで繋がっている。 これはちょっと都合が良すぎるんじゃないかと。。。 少し辛口になってしまいましたが、上記2作品と比較しての評価になりますので 一般的には星4を付けてもいい作品だと思います。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
作品の質としてはそれほど高いとは思わなかった。殺された家族の息子が言及されないことがいかにも胡散臭かったし結末を暗示していた。ワクワク感もなかった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
途中から、犯人の予想がつきました。最後は、犯人の行動が大胆でした。終わった後、「あ~、おもしろかった。」と、大満足でした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
謎が晴れてきてからも気にならずに一気に読ませます。非常に悲しい話ですが読後感は爽やかで、命を大事にしようと考えさせられます。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
読みやすくて、上下一気に読めました。読後の気分も悪くありません。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
大変引きつけられる小説に違いありません。 ただし!どんな殺戮場面も動じない読み手と自負しておりましたが、小学生の息子と高校生の娘の母としてこれはきつい。 あまりにもリアルな日常風景が突如犯罪に血塗られる、特に少年がまきこまれる場面は読み始めたこと心底後悔するくらい引きずりました。 読もうかと考えているお母様は要注意。 以下ネタバレ含みます。 雫井氏は人物像をことに丁寧に書く方のようで、それが物語に厚みや面白さを加えているのは間違いないのですが、脇役の生い立ちやら日常を書きすぎるので読んでいて、すごいおしゃべりの友人の話を、聞いているけど違うこと考えながら相槌打っている自分と重なります。 さすがに最後の最後に突然登場の女性医師は本筋の誰かとリンクしてる重要人物?!と変な勘ぐりしてしまいました。やはり単なるちょい役の人物紹介のようでした。 ところで雫井氏の作品は火の粉についで二作目ですが、何だろう、すごく面白いのにどこかもやっとした感情が残る気がします。 それはきっと読みながら本筋に関係なくても「ここだけはスッキリさせてくれ!」というところが処理されていないからではないでしょうか。 例えば火の粉ならあの最後までアホを貫いた息子は聡明な奥さんにどう謝ったのか、どう反省したかの一文がない。 虚貌にも同じようなキャラの(雫井作品の固定キャラ?)生意気アホ刑事が出てきますが最後は心を入れ替えたようなシーンが欲しかった。「モリさん…」と呼ばせてみるとか。 そんなことより、荒がはめられた事実、止めを刺していない事実をはっきりさせて欲しかった。120万不良に取られたところはつまり現実をすべて受け入れる人間性の象徴としてのエピソード何でしょうが、違う形にして欲しかったです。やはりもやっとしてしまいます。 また、湯元が行った凶行も結局明らかにされず、せめて気良の復讐シーンでしっかり本人だけでも自分の罪の重さを感じさせたかったと多くの読者が感じたのではないでしょうか。 そして、ミステリーなので犯人像に迫ることは難しいのは仕方がないのですが、結局気良の復讐心がどのように育って行ったかが伝わらないのが残念です。幼い朱音の愛くるしさによって取り戻した笑顔のエネルギーのベクトルが復讐に向かって行った事実、もう少し詳しいサイドストーリーがあればいいと思いました。 それにしても良かれと思って守年がしたこと(幼い朱音と気良の対面)は気良の復讐心を起こさせ、娘にトラウマを残し破滅に至る結果となってしまいました。娘のトラウマのことは守年は知らないまま…ここもモヤっとする一つですね。 辛口になってしまいましたが、この作品は間違いなく心に残る作品でした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ストーリーの中でのいい意味で読者を裏切るどんでん返しは、雫井作品らしくて面白い。ただ、時系列を考えると、あれ?って思うこともあり、個人的にはスッキリしない感が残る。ただし、これは、私の能力が低いだけかもしれませんが・・・。タイトル通り「虚貌」について深く考えさせられる作品であり、どちらかというと好きな作品。雫井作品の中から何かおすすめは?と聞かれたら1番ではなく、2番手、3番手になるが。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
癌と戦いながら事件に向かいという最悪な状況から始まる作品なのに、 さらに最悪な形で終わるので、読後のカタルシスがゼロです まるで小学生が設定したかのようなルパン顔負けの変装技術の犯人、 職場の対立相手はただ嫌な奴のまま、犯人はダイレクトにそのまんまと これだけの厚さの本の割には全体的にいまいち | ||||
| ||||
|
| ||||
【ネタバレあり!?】 (1件の連絡あり)[?] ネタバレを表示する | ||||
---|---|---|---|---|
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
この人の作品は東野さんほどではないが、とにかく「読ませる力」がすごいと思います! 心理描写という点では、個人的には東野さん以上と感じる作品もあるほどです。 ラストの謎解きは賛否両論といったところです。 ただ、この作品の魅力はトリックの種明かしの部分ではなく、心理描写やストーリーを 楽しむところにあると思いましたので、それほど気になりませんでした。 これまでに読んだ『火の粉』『犯人に告ぐ』が非常に良かったため、さすがにこれら2作品には 及ばないということで、星3つにしました。 でも、やはりこの人の心理描写はインパクトがあると言いますか、真に迫る感じに恐怖を覚えます。 初めて雫井さんを読むなら、『火の粉』をおすすめします! | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
30代、男です。何なんだろうこれは・・・。目の前にぐいぐいと突きつけられるような犯罪現場の描写。読みながら、「じわり」と嫌な汗が出てきました。私の場合、雫井氏の「犯人に告ぐ」が好みで「火の粉」「クローズドノート」「栄光一途」「白銀を踏み荒らせ」と読み進みましたが、なんだかどうもテンションは下がるばかり・・・。しかし、この作品で「私の好きな雫井氏はこれだ!」と強烈に再認識させてくれました。他の方のレビューにもありますが、横山秀夫氏が好きな方はきっと気に入るでしょう。私にとって、作品の良し悪しがすごくはっきり別れる作家さんです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
30代、男です。 何なんだろうこれは・・・。 目の前にぐいぐいと突きつけられるような犯罪現場の描写。 読みながら、「じわり」と嫌な汗が出てきました。 私の場合、雫井氏の「犯人に告ぐ」が好みで「火の粉」「クローズドノート」 「栄光一途」「白銀を踏み荒らせ」と読み進みましたが、 なんだかどうもテンションは下がるばかり・・・。 しかし、この作品で「私の好きな雫井氏はこれだ!」 と強烈に再認識させてくれました。 他の方のレビューにもありますが、横山秀夫氏が好きな方は きっと気に入るでしょう。 私にとって、作品の良し悪しがすごくはっきり別れる 作家さんです。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!