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虚貌
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虚貌の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.90pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全15件 1~15 1/1ページ
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荒たちの犯罪やその後の復習は面白い。けど老刑事の病気とかその娘の整形やなんかは冗長すぎる。 上下でなく一冊にまとめた方が良かった | ||||
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読ませる内容だったと思うが、ミステリーとしては納得いかないところが多かった。 | ||||
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個人的に、物語の舞台の愛知、岐阜は近所なので、親近感がありました。 物語は端的に言えば、逆恨みで殺された家族の生き残った子供の復讐劇です。 読み進めると明らかになるのですが、執念の復讐劇に心打たれ、物悲しさがありました。 | ||||
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エンターテイメントとしては、面白いと思います。映画化したら、ビックリするようなトリックもありかもと思えるかも。ただ、購入するなら上下巻一緒がおススメです。ただ、犯人はなんとなく途中でわかります。ただ、個人的にネタバレするから、書いたらダメかもですが、誰かよろしければ、ラストの娘の(読んだ人ならわかりますよね)事、教えてもらえないでしょうか?私は、なぜ、いつのまに娘の容態がああなるのか、わからない読者です、解説して欲しい。 | ||||
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描かれている人物が、どんな人生を歩んでいくことになるのか目が離せずせず、上下巻共にあっという間に読み終えました。終わり方に、現実離れしていて唐突感がありました。同一人物が、別の人間になりすまして気付かれないということが、ありえないと思います。 ただ、岐阜県の山間の様子や、情景の中に溶け込むような人物像に面白さを感じました。 | ||||
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登場人物が次から次に変わり、更に本の題名の如く変装紛いのストーリーに後半は訳がわからなくなってしまい上巻の初めから読み直す事をやってみて漸く納得することができました。難しい本でした。 | ||||
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【ネタバレあり!?】 (1件の連絡あり)[?] ネタバレを表示する | ||||
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上巻だけ買って読んで、あまりにもひきこまれたのでアマゾンを利用した。 内容は最後まで息つかせぬおもしろさだったが、読み終えてみて???これでいいの?とは思った。 | ||||
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「火の粉」、「犯人に告ぐ」がなかなか面白かったので その流れでこの作品も読んでみた。 地元・岐阜県が舞台になっており、「ああ、これはここの所やなあ」とか 「そうそう、ここの通りを曲がるとあそこに繋がるよねえ」とか容易に風景が 想像できて読みやすい。 本当に風景とか道順とかが正確で、よく取材しているんだなあと感心してしまいます。 20年前の一家惨殺事件の復讐劇を中心にそれを追う刑事、相棒、娘などの 人間模様も掘り下げながら話は進む。 平均以上に楽しめる作品だとは思うのだが、あちこち話が飛ぶことも多く どの人物に的を絞って読めばいいのか、ぼやけていて読みづらいところがある(特に序盤) また、岐阜・東京が中心舞台となっているのだが 事件の関係者(20年前の犯行メンバー・刑事・娘・相棒・犯人など)が繋がりすぎているというか 冷静に考えれば、皆知人レベルで繋がっている。 これはちょっと都合が良すぎるんじゃないかと。。。 少し辛口になってしまいましたが、上記2作品と比較しての評価になりますので 一般的には星4を付けてもいい作品だと思います。 | ||||
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大変引きつけられる小説に違いありません。 ただし!どんな殺戮場面も動じない読み手と自負しておりましたが、小学生の息子と高校生の娘の母としてこれはきつい。 あまりにもリアルな日常風景が突如犯罪に血塗られる、特に少年がまきこまれる場面は読み始めたこと心底後悔するくらい引きずりました。 読もうかと考えているお母様は要注意。 以下ネタバレ含みます。 雫井氏は人物像をことに丁寧に書く方のようで、それが物語に厚みや面白さを加えているのは間違いないのですが、脇役の生い立ちやら日常を書きすぎるので読んでいて、すごいおしゃべりの友人の話を、聞いているけど違うこと考えながら相槌打っている自分と重なります。 さすがに最後の最後に突然登場の女性医師は本筋の誰かとリンクしてる重要人物?!と変な勘ぐりしてしまいました。やはり単なるちょい役の人物紹介のようでした。 ところで雫井氏の作品は火の粉についで二作目ですが、何だろう、すごく面白いのにどこかもやっとした感情が残る気がします。 それはきっと読みながら本筋に関係なくても「ここだけはスッキリさせてくれ!」というところが処理されていないからではないでしょうか。 例えば火の粉ならあの最後までアホを貫いた息子は聡明な奥さんにどう謝ったのか、どう反省したかの一文がない。 虚貌にも同じようなキャラの(雫井作品の固定キャラ?)生意気アホ刑事が出てきますが最後は心を入れ替えたようなシーンが欲しかった。「モリさん…」と呼ばせてみるとか。 そんなことより、荒がはめられた事実、止めを刺していない事実をはっきりさせて欲しかった。120万不良に取られたところはつまり現実をすべて受け入れる人間性の象徴としてのエピソード何でしょうが、違う形にして欲しかったです。やはりもやっとしてしまいます。 また、湯元が行った凶行も結局明らかにされず、せめて気良の復讐シーンでしっかり本人だけでも自分の罪の重さを感じさせたかったと多くの読者が感じたのではないでしょうか。 そして、ミステリーなので犯人像に迫ることは難しいのは仕方がないのですが、結局気良の復讐心がどのように育って行ったかが伝わらないのが残念です。幼い朱音の愛くるしさによって取り戻した笑顔のエネルギーのベクトルが復讐に向かって行った事実、もう少し詳しいサイドストーリーがあればいいと思いました。 それにしても良かれと思って守年がしたこと(幼い朱音と気良の対面)は気良の復讐心を起こさせ、娘にトラウマを残し破滅に至る結果となってしまいました。娘のトラウマのことは守年は知らないまま…ここもモヤっとする一つですね。 辛口になってしまいましたが、この作品は間違いなく心に残る作品でした。 | ||||
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ストーリーの中でのいい意味で読者を裏切るどんでん返しは、雫井作品らしくて面白い。ただ、時系列を考えると、あれ?って思うこともあり、個人的にはスッキリしない感が残る。ただし、これは、私の能力が低いだけかもしれませんが・・・。タイトル通り「虚貌」について深く考えさせられる作品であり、どちらかというと好きな作品。雫井作品の中から何かおすすめは?と聞かれたら1番ではなく、2番手、3番手になるが。 | ||||
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この人の作品は東野さんほどではないが、とにかく「読ませる力」がすごいと思います! 心理描写という点では、個人的には東野さん以上と感じる作品もあるほどです。 ラストの謎解きは賛否両論といったところです。 ただ、この作品の魅力はトリックの種明かしの部分ではなく、心理描写やストーリーを 楽しむところにあると思いましたので、それほど気になりませんでした。 これまでに読んだ『火の粉』『犯人に告ぐ』が非常に良かったため、さすがにこれら2作品には 及ばないということで、星3つにしました。 でも、やはりこの人の心理描写はインパクトがあると言いますか、真に迫る感じに恐怖を覚えます。 初めて雫井さんを読むなら、『火の粉』をおすすめします! | ||||
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これまで読んできた小説は、1,000冊以上。だから、よっぽど面白くないと内容を覚えていない。この作品もそう。何となく面白かったような気はする。でも、何か決定的なものが足りない。ミステリーにしては、内容が薄すぎる。ヒューマン小説としては詰めが甘い。どっちつかずの小説。もし、退屈で仕方なかったら、試しに読んでみていいかも。でも、多分、数日後には、内容を忘れていると思いますが。 | ||||
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(上巻のレビューの続き) 下巻でも、先を読まずにいられなくなるストーリー展開と、そこに絡む人物描写が秀逸である。しかし、ここで用いられているトリック(?)には納得がいかない。これを良しとするなら、何でも可能になってしまう。また、“彼”の正体を見破ったり、接触した人たちがいたにもかかわらず、あのような結末を迎えたことも納得できない。エンタテインメントとしては申し分ないと言えるが、やはり最低限の整合性は持たせて欲しい。そのような訳で、上巻は☆5つだが下巻は☆3つとする。 | ||||
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