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アイ・アム・レジェンド



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【この小説が収録されている参考書籍】
アイ・アム・レジェンド (ハヤカワ文庫NV)

アイ・アム・レジェンドの評価: 4.33/5点 レビュー 27件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.33pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(3pt)

どんでん返しあり。ネタバレのレビューにご注意あれ。

化け物との格闘で終わる、単なるホラーではなく、最後にどんでん返しがあります。一味違う吸血鬼、ゾンビものです。他のレビューでは、ネタバレのもありますので、読む前の人はご注意あれ。
主人公の揺れ動く心理がよく描かれていますが、叙述が三人称と一人称が綯い交ぜになっていて、感覚的には違和感があります。ということで、星は3つ。
アイ・アム・レジェンド (ハヤカワ文庫NV)Amazon書評・レビュー:アイ・アム・レジェンド (ハヤカワ文庫NV)より
4150411557
No.1:
(3pt)

オチは知らずに読んで欲しい

 これは、むかし「地球最後の男」というタイトルで既に出ていた本ですが、今回ウィル・スミス主演(「M・I・B」以降かなり売れっ子の俳優さんです)で映画がリメイク公開されるということで新版を購入、再読してみました。
 読んでみての率直な感想は、前に読んだときに比べるとずいぶんとストレートというか直線的な話だったのだなという事。昔に読んだときはまだ子供だったせいもあるかも知れないけれど主人公の葛藤もあり難しい話に感じたのですが、今回読み返すとストレートで一直線な物語で驚きました。これは新訳の方のセンスもあるかも知れません。
 そう遠くない未来、アメリカはなんらかの世界大戦のあとで原因不明の疫病が蔓延し、政府の必死の努力もむなしく世界は滅亡してしまいます。ただ一人の生き残りと思われるネヴィルは、疫病により吸血鬼と化した人類と戦いながら暮らしていますが、さすがに孤独で原因すらはっきりしない吸血鬼病との戦いに発狂一歩手前まできています。彼は果たして本当に地球で唯一の人類の生き残りなのか、また吸血鬼と化した人々はもとに戻すことができるのでしょうか。というのがあらすじで、結末はちょっと予想していない方向に行くのであえてネタバレは書きません。
 今時の小説ならこういうオチはたぶんないと思います。が、このあたり、映画ではどういう処理になるのか全然別のエンディングになるのか、それを楽しみにしていただくのも一興かとも思います。
 個人的には、小説の中盤で主人公が犬を発見して、なんとかその犬と心を通わせようとするシーンが結構ぐっときました。他者はすべて敵でしかなく、水道は止まり、電気も自家発電、当然ガスもなく、夜は外にも出れない、そういう状況下で出会った「生きている」犬に対してなんとかコミュニケーションを図ろうとするそのシーンの主人公に一番感情移入しました。人間やはり孤独には耐えられないものです。それだけにラストは・・・
アイ・アム・レジェンド (ハヤカワ文庫NV)Amazon書評・レビュー:アイ・アム・レジェンド (ハヤカワ文庫NV)より
4150411557

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