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凍りのくじら
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凍りのくじらの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.72pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全111件 21~40 2/6ページ
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学校の先生にオススメされて買って読むことにしたのですが、めちゃくちゃいいです。 最初読む時に長いなぁ…と思うかも知れないけど、途中からどんどん話が展開して進んでいくから案外すんなり読めました。読んだ後の達成感すごかったです笑 | ||||
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読み終えた時、心がじんわりと温かくなるすばらしい作品でした。もう一度読み直してみたいと思います。 | ||||
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辻村さんの作品は、後半にびっくりするような展開があるから、大好きです。 登場人物の感情描写もうまいから、読んでいて、次のページを早くめくりたくなります。 オススメです。 | ||||
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基本的に、この作家は冒頭は少し困難なテーマを描きつつ、ラストはハッピーエンドという形を取るのですが、この作品については、??という感じでした。 ストーカー化した恋人の末路がいまいち不明だし、ピアノ少年とのラストは若干不明瞭。 大団円!という感じでなく、ぼやっとした雰囲気で終わってしまった。 道中も大きな山場もないですが、それでも作家の文章力ですかね…面白いんです。 | ||||
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この作品を読んでいる中での一番大きな違和感は、ドラえもん好きの主人公が「テキオー灯」の名前を忘れてしまったことでした。しかも主人公の一番好きな映画は「のび太と海底鬼岩城」。その映画のキーアイテムであるテキオー灯をなんで忘れちゃってんの?という違和感をずっと抱いたまま読んでいくと。。。見事にやられました。「なるほど、テキオー灯ね」というのが読後の感想です。 ドラえもんが好きな人には間違いなくおすすめできる一冊。だけど、ドラえもんに興味がなくてもおすすめの作品です。 図書館で借りて読みましたが、手元に置いておきたくなったので改めて購入しました。 | ||||
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読みました。 ドラえもん愛が深いハートフルな小説! あと人の寂しい!という感情がわかる本だと思う。 寂しさに負けてずるずる付き合っちゃう気持ちに共感できた笑 そして人との付き合いはなるべく素直なのがいいなって思えた、そんな作品でした | ||||
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これは、若尾大紀の物語である。 とても痛い痛しく、まったく魅力のないしかし描き切ってほしかったキャラクターである。 心療内科を切り札にする。ぼろを出しまくる。でも自分ではそれに気づいていない。都合のいい言葉だけを覚えている。叶いもしない夢を語ってそれに逃げている、それが大変なことだと本人は思っているが本当は一番楽な道なのだ。そして大量のお菓子のプレゼント。別所によると男ストーカーは自尊心が傷つけられ相手に後悔させたいという気持ちからくるそうだ。 狂言自殺をした後の彼はどうなったのだろうか。 罪に問われたのだろうか?警察の事情聴取でも記憶がないふりをしたのだろうか?法廷ではどうだろう?罪としては未成年者略取だろうか?罪に問われて、たとえば懲役刑だったとして、彼は刑務所でどのように過ごしたのだろうか?出所した後の彼の人生はどうだったのだろうか?理帆子や郁也はその後の彼をどのように見ているのだろうか? 彼にはテキオー灯は当てられないのだろうか? | ||||
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なんで、うん、そうとか共感と共創の連続。泣きました。 | ||||
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Amazon 販売発送で頼んだら、帯が破れた状態で届きました。 綺麗な帯で欲しい方は書店で買った方がいいかもしれません。 | ||||
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不思議なミステリー。 読み進む手が止まらなくなります | ||||
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とても良い状態でした。また見たいものがあったとき、注文したいと思います。 | ||||
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今まで私が読んだ作品の中には、「それが何か?」ってな感じで、今作前半300ページの内容だけで終わったような作品も有りましたが、この作品は後半でその全てを回収し昇華させています。私の好きなアニメ「百日紅」にて、娘応為が描いた地獄絵図を父北斎がたしなめるセリフが有ります。「おめえは描いたら描きっぱなし、始末をしねえ。」と。今作はちゃんと始末が出来ており、それだけに深く感動するし、久々に嗚咽を漏らしてしまいました。前半をしのげるか否かは貴方次第です!超おススメです! | ||||
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情景や人間心理の繊細な描写と、感動ありドキドキありの物語です | ||||
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現実に人間の関わりと思いの一端を、巧みな表現で描かれていた。知らぬ間に引き込まれた。 | ||||
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読書好きの知り合いにおすすめしてもらい購入。 辻村深月氏の著作は初めてでした。 ドラえもんとのび太の活躍を、ブラウン管の前に齧り付く様にして観ていたあの日々。そのドキドキを思い起こさせてくれるような物語でした。 のびたとは似つかないけど、本書の主役である芦沢理帆子が、徐々に迷い込む心の迷宮。そこから抜け出すことはできるのか?物語を彩るドラえもんのひみつ道具たち。茨の道を進む理帆子を見守る読者との構図は、さながらドラえもんそのもの。 冒険心の炎が灯った事がある、すべての大人にオススメです。 | ||||
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この小説は自分との向き合い方を考えさせられます。過去の行動に自分の意思の不在を感じとることがあります。学校にしたって小学校、中学校、高校と自ら進んでというより周りの大人に言われたり、友達も行くからみたいに流されて通ってたのかとそういう意味で主人公の少し不在に共感しました。 | ||||
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少し・不在(S・F)な、ドラえもん愛 女子高生が主役の連作短編集。 失踪した父、病におかされた母、精神が不安定な元恋人、安らぎを与えてくれる謎(?)の男子。ドラえもんの道具を象徴的に使い、物語が展開していく。ドラえもんラブな読者は感涙ものだろう。 ラストはそうか・ふむふむ(S・F)と、意外なオチをつけてくれた。ストーリーは、すごく・不思議(S・F)だが、?となる、少し・不可解(S・F)なくだりもあるね(S・Fを多用してみた)。なるほど、本作品ではあの天才ピアニストの彼が登場か。 著者は、心にしこりのようなものを持つ女子の描きかたが巧いね。勉強ができても、裕福であっても、異性にモテモテでもどこかにぽっかり穴があいたようなキャラクターが多いように思う。そこが、彼ら・彼女らと同世代の読者の共感を呼ぶのだろう。 | ||||
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そうですね。 なせドラえもんが面白いのか。 それはドラえもんが出ているからだ。 のび太くんと一緒になって歩いてくれるからだ。 この小説を読む際は、ぜひ文中、あなたが理帆子ちゃんと一緒なって歩いてあげてください。 | ||||
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面白いです 学生だけでなく、学校の先生にも読んでほしい作品です 何故かって?それは序盤にあります 漫画を読まない人間は小説も読まない。活字に対する真理が書かれているからです 「大人は漫画を馬鹿にするけれど~省略~私は愕然とする」 これだよ!これ!活字に触れない人間はとことん活字に触れません。小説でも漫画でも歌詞でもそうです この文章だけで読む価値があります。作者さんに感謝! 主人公の達観具合や他者への気持ちが気持ち悪い、という声もありますが彼女自身冗談抜きで頭が良く、両親の不在や親身になってくれる両親の友人の存在(何故こんなにも親身なのか?という疑問も含めて)など周囲の環境も踏まえてこうなってしまった感がありますね でも若者らしいというか、寂しさを飲み会で埋めていたり、ゴミ男とダラダラ関係を続けていたりとそういった人間らしさもあって私は憎めないです 私だったら家でゴロゴロ読書、あとバイトかな 学校の描写もとても現実的でいじめられっ子(村八分ちゃん)の描写やそれに対する周囲の反応も「うんうん。分かる分かる」となります お母さんとの喧嘩のやり取りや、価値観、見解の相違なども「あー分かる」といった具合で共感出来ます 更に小学校の先生による悪い例として取り上げられる不愉快さ、これも共感できる人が大勢いるのではないでしょうか 自分じゃなくてもクラスメイトが特にこれといって悪いことをしていないのに「これは悪い例です。みなさんは真似しないように」とスケープゴートにされたところを見たことないでしょうか この時の主人公の「ぜってー忘れねえ。てめえが死んでもてめえの愚かさをぜってー忘れねえからな(意訳)」 これがまた共感の嵐を巻き起こします。教師って大抵クズだよねうんうん! 欠点としてはスピード感と言いますか、前半あった疾走感が後半失われてしまったが残念ですね そしてネタバレはしませんが最後は割と使い古されたネタを持ってきたな、と 勘付く人は勘付きます あとゴミ男に対しての制裁描写がないのは残念です。社会的制裁を受けたシーンが欲しかったですね そんな訳で面白かったけど星4です それでも面白いのでおすすめします | ||||
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最初展開が遅くて、面白くないのかなとイライラしたが、若尾大記くんが暴れだしてから面白くなってきた(ドラマ化したら坂口健太郎くんだろうな)。章毎に付けられるドラえもんの道具の名前。それに象徴される内容。(著作権に引っかからないか心配するが、しないだろうな、だってこれが縁で映画の原作も書くらしいし) そして最後のどんでん返し。そういう小説だと思っていなかったのでびっくりした。久しぶりに面白い小説読んだ気がしました。ただ「凍りのくじら」の意味はよく判らない。わかる人、教えてください。 | ||||
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